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三重県ゴルフ連盟

事務局だより

◆3eの日◆加盟倶楽部紹介/一志ゴルフ倶楽部

2018/03/03(Sat) 00:13:27
加盟倶楽部紹介<一志ゴルフ倶楽部>

フラットながら戦略的。 池とバンカーがスコアメイクを阻む!!

一志ゴルフ倶楽部

取締役社長 空章夫さん
支配人  阪田聡さん  
にお聞きしました。
★コース設計は、小笹昭三氏。池とバンカーが特徴的です。
 開場は1994年10月。東邦ガスの会長の意向で造られたと聞いています。設計は小笹昭三氏です。小笹氏は著名な井上誠一氏の弟子で、東海地区でも多くのゴルフ場を設計しています。これも聞いた話ですが、設計にあたり、「芸濃セントラルをひっくり返したようなコースにしよう」と言われたとか。実はその趣旨は分からないのですが・・・。
池を巧みに使ったコース設計が知られている小笹氏ですが、当コースもまさにそうで、池に絡まないホールの方が少ない。バンカーは70個ほどあり、ドッグレッグのホールも多く、全体としてはフラットで距離もそんなに長くありませんが、なかなかに手ごわい造りになっています。
★4年前に、ゴルフ場運営を自前に切り替えました。
開場から数えて今年で23年目になりますが、東邦ガス、CBC、ミサワリゾート、リソル、そして現在の中部伊勢志摩(株)(現・CIS)と経営母体は変わりました。さらにゴルフ場の運営もすべて自前としたのが4年前です。まず最初にイノシシの柵を周囲に張り巡らせました。また池の水を常に美しく満たすための防水シートや循環ポンプなど、きめ細かなメンテナンスを続けています。コースの魅力を損なわないよう従業員一同が日々コースに向き合っています。
★女性にもっと楽しんでもらいたい。
当倶楽部の総距離は、バックティー(黒)から7027ヤードですが、フロントティー(白)は6076ヤード、レッドティー(赤)は4872ヤード。そんなに距離のあるコースではありませんが、平日に多く来場されるシニアの方々、特に70代以上の女性ゴルファーから「もう少し前にティーが欲しい」というご要望がありました。そこで、昨年、そんな女性ゴルファー用にピンクティーを設置、3800ヤードほどの距離で大いに楽しんでいただけるようになりました。「年を取ってきたからゴルフをあきらめる」ではなく、何歳になっても「パーを獲って楽しむゴルフ」を続けていただきたいものです。
★トイレは2ホールに1か所設置。大人用の紙おむつも常備しています。
高齢ゴルファーからのご意見で、「ゴルフはしたいけど、トイレが近くなって心配」「ハーフで昼食を食べすぎると後半は気が気じゃないんだよ」など、トイレにまつわる不安話が聞かれるようになりました。そこで、当倶楽部では、コース内のトイレを茶店だけでなく、2ホールに1か所の間隔で設置しています。そして、そこには男女ともに大人用の紙おむつを常備、必要な時に自由に使っていただけるようにしました。テレビCMでも見られるように、今の紙おむつはとても薄くて使い心地が良くなっていますよ。

<社長や支配人のことを教えてください>
★空社長は製造業の技術職から、阪田支配人は食品会社の営業職から。
空章夫社長がゴルフ界にかかわったのは今から8年前の65歳の時。「鉄板で箱を作る」製造業でプログラミングなどの技術者からいきなりの転身でした。「長年勤めた会社の社長から話をもらって、最初は驚きました。もう今は閉じてしまいましたが鳥羽カントリークラブの支配人として着任しました。愛知県の刈谷市に住んでいましたからね、65歳になって単身赴任。しかもゴルフ界を全く知らなかったので戸惑いだらけでしたよ。考え方もやり方も全く違う世界だった」と空社長。
一方、阪田聡支配人も名古屋でコーヒーなどを扱う食品会社に勤めていた38歳の時に、友人から声を掛けられ鳥羽CCに転職。「鳥羽CCは一志GCと同じ中部伊勢志摩(株)のグループでした。ここに来たのは4年前で、支配人は2016年からですからまだ日は浅いです」。
ゴルフ場歴は長くないお二人ですが、「ここをいいコースにしていきたい」という想いは誰より強く、日々の改善に余念がありません。
<倶楽部・施設の話題>
★レストランのメニューは、季節ごとにガラリと変わります。
ハーフタイムのお楽しみ、レストランでのランチメニューを当倶楽部では3か月に一度のペースで一新しています。季節の旬の素材を中心にしたメニューを意識し、目指すは「来場するたびに違う味わい」「飽きの来ないメニュづくり」。なかでも毎日10食限定の減塩セット”極“は料理長の腕の見せ所であり、レディスランチも毎回趣向を凝らしたメニューに取り組んでいます。
また、変化するメニューの中で、「サーロインステーキ」は定番メニューとして一年を通じてご用意しています。


レストランでは、食事だけの利用もOK。また、仕出し料理のご注文を承っています。
●練習場が充実。ドライビングレンジと、アプローチのミニパーク。
開場当時に「19番ホール」として、18番までの1ラウンドで決着がつかなかった時に使用したという遊び心たっぷりの100Yショートホールを、現在では練習場ミニパークに変身させました。
練習場ミニパークは、アプローチやバンカーの練習にもってこい。ミニパークだけの利用も可能です。(練習場のみの利用は1回540円、当日のプレーヤーは300円)
練習場は、奥行き250ヤードの豪快な打ち下ろし。16打席あります。

<コース紹介>

フラットで距離もさほど長くないが、難しい。 白ティーから黄色の吹き流しまでが230Y。

●一志GCで8年目、コースを知り尽くしているキャディーマスターの関淳悟さんにご案内いただきました。関さんは45歳、競技ゴルファーとしても知られた存在で、中部アマゴルフ研修会に所属しており、三重県はもちろん中部や日本の試合でも活躍中。
★バックの黒ティーからと、フロントの白ティーからでは景色がまるで違うのも一志GCの特徴。ドッグレッグが多いので落としどころを間違えると第2打の攻めに影響が出てしまう。使用ティーは事前に申し出れば、レギュラー(青)ティーもOKなので、腕自慢はぜひトライを!! また、プレー短縮運動を推進。スタート前にプレー時間を記した紙をプレーヤーに渡している。
18H Par72 ブラック(黒)7027Y、ブルー(青)6489Y、ホワイト(白)6076Y、ゴールド(金)5252Y、レッド(赤)4872Y
◆◇アウトコース◇◆
★3番H(Par3/黒188Y、青164Y、白136Y、金113Y、赤113Y)
グリーン周りに植えられた梅が咲き始める3月は3番Hが最も美しい季節。バンカーの左側、グリーン左奥はOB。また、収穫した梅は、倶楽部で干して梅干しにし販売するので、運が良ければゲットできますよ。
<5番Hから7番Hまでは池に絡んだホールが続く難関エリア>
★5番H(Par4/黒389Y、青359Y、白334Y、金263Y、赤263Y)
池を左に見ながらドッグレッグしていくミドルホール。青ティーからは池の右端を狙ってフェアウェイへ。白ティーからは飛距離に自信があればワンオンを狙うことができる。ドッグレッグの曲がり角からはグリーンまで170ヤードほどなので安全にフェアウェイキープが賢策。ただ、第2打地点はアゲンストの風が多いのでクラブ選択は慎重に。


★6番H(Par3/黒179Y、青149Y、白131Y、金113Y、赤113Y)
池越えのショートホール。グリーンは2段になっていて緩やかな段差がある。ピン位置によって落としどころが決め手となる。

★☆アウトの茶店は赤色
色彩も鮮やかな茶店でちょっと一息つきませんか。一志GCではトイレの数が多く、2ホールに一か所は用意している。高齢の方など、トイレが近いと心配されているゴルファーも安心。「大人用のオムツも常備しているので遠慮なくご利用ください」と関キャディマスター。
★7番H(Par4/黒405Y、青359Y、白329Y、金265Y、赤232Y)
ゆるやかに右にカーブしたミドルホール。右に池、左にバンカーが迫っていて、第1打の狙い目はなかなかに狭い。左側はグリーンまでOBなので、正面のバンカー右端を目標にしたい。グリーンは右手前が低い2段になっている


7番Hの第2打地点から後ろを振り返ると、5番から7番が一望できる。
★☆伝説の蛇山(じゃやま)に語り部の会がウォーキング。
7番Hから8番Hに向かう右にある蛇山(じゃやま)は、大蛇が飛び立つ時に杉を倒していった、という伝説の山で、石が祀られています。昨年は語り部の会が60人ほどで見学がてらウォーキングをされたとか。

◆◇インコース◇◆
★12番H(Par5/黒605Y、青576Y、白552Y、金492Y、赤427Y)
右ドッグレッグ、距離のあるロングホール。カート道路左側はグリーンまでOBあり。右側もグリーン奥までOB。第1打の狙い目は左側バンカーのやや右側。


★☆インの茶店は黄色
アウトの赤色とは対照的に、インコースの茶店は黄色に彩られている。
★15番H(Par4/黒443Y、青420Y、白389Y、金328Y、赤328Y)
左右に池が待ち構えるミドルホールで、右はOB、左はワンペナ。さらにフェアウェイにはクリークが横切り、グリーン手前にはバンカーがあり、池はグリーン手前から奥に回り込んでいる。池に落とさないように、どう攻めるかのイメージが大切なホール。
★16番H(Par4/黒394Y、青380Y、白349Y、金286Y、赤286Y)
少し右にカーブしたミドルホール。右側はグリーン奥までOB。狙い目は左バンカーの右側がベスト。バンカーが深いのでできるだけ避けたい。

★17番H(Par3/黒240Y、青214Y、白189Y、金143Y、赤93Y)
距離のあるパー3.右からのアゲンストの風があると、白ティーからでもドライバーを持つゴルファーも多い。縦長のグリーンは奥が高い2段になっているが、グリーン右奥は下り傾斜。オーバーするとバンカーと池が待っている。

★18番H(Par5/黒539Y、青511Y、白485Y、金445Y、赤394Y)
豪快にかっ飛ばしたいロングホール。グリーンまではまっすぐで、上り。グリーン周りにはいくつかのバンカーがミスショットを誘ってくる。
<倶楽部で撮ったアレコレ>