第40回三重県オープンゴルフ選手権競技予選（Ａ地区会場）
開催日／2018年4月5日（木）
会場／富士ＯＧＭエクセレントクラブ伊勢大鷲コース

キャディマスター　安田幸美さん　にお聞きしました。

三重県ゴルフ連盟主催競技を初めて開催することになった富士ＯＧＭエクセレントクラブ伊勢大鷲コース。コースのシンボルともいえるのが、湖面積約87000㎡の雄大な池と、さらに2つの池。見晴らしのいい景観ですが、池が絡んで、高度な戦略性を生み出しています。中でもインコースは、池の絡みが多く、マネジメントが難しいホールが続きます。
獲れるホールで落とすことのないように、正確なショットを磨いておきましょう。
競技は、セルフプレーで行われます。練習ラウンドで徹底的に攻略法を練っておくことで、スコアメイクに必ずつながっていくはず。

ティーインググラウンドはバックからレディスまで5種類あるが、今回の県オープン予選ではバックかレギュラー①のティーインググラウンドのどちらかを使用する予定。

◆◇アウトコース◇◆
比較的攻めやすいホールが多いが、油断は禁物。獲れるホールを落とすことがないように、正確なショットを心がけたいもの。

★5番Ｈ（Par4／B341Y、R①312Y）
バーディを取っておきたいホール。狙い目は右クロスバンカーのやや左あたり。ただ左サイドはグリーン手前までOBが続くので注意が必要。ボギーになるとがっくり来る。悪くてもパーセーブを！！

★8番Ｈ（Par3／B166Y、R①143Y）
グリーンは奥が高くなっているためピン手前からの攻めを徹底して、パーは確実にセーブしておきたい。左奥にピンが切ってある時は一気に難しくなる。

★9番Ｈ（Par4／B444Y、R①402Y）
名物の浮島グリーンのある美しい景色のホール。
冬場の山風が吹く4月は左から右へのアゲンストになるため、第1打はまず斜面側の木の上を狙おう。フェアウェイは右バンカーの方に傾斜している。第2打はピンを狙う冒険ショットではなくセンターを狙って確実にオンさせること。第1打で失敗すると、2オンは難しくなる。その時は、池の手前からの第3打勝負。パーがなかなかにシビアなホールとなっている。ショットが池に入ったら、ラテラルウォーターハザード救済措置を。

◆◇インコース◇◆
インのホールは池に絡むホールが多いこともあり、どれも手ごわい。第1打の落としどころによってはピンが見えなくなったりするので、戦略を立てて進もう。

★13番Ｈ（Par3／B188Y、R①173Y）
池越えのショートホール。レギュラー①のティーインググラウンドからは打ち下ろしは約5ヤード。安全に攻めるならグリーン左サイドを狙おう。

★14番Ｈ（Par4／B392Y、R①375Y）
池を回り込むように右にドッグレッグしているミドルホール。飛距離に自信があれば、池の上をショートカットできる。安全策はもちろんフェアウェイ沿いに。グリーン手前のバンカーはかなり深いので気を付けよう。グリーンは2段。

★15番Ｈ（Par4／B422Y、R①391Y）
左にドッグレッグしているミドルホール。ピンポジションが左寄りの時は、第1打の狙いどころは右でなければノーチャンスとなる。左サイドにおいてしまうと、グリーンは全く見えないからだ。左の林はよほど高い球でないとショートカットが難しいため、とにかく第1打は右サイド狙い。

★16番Ｈ（Par5／B571Y、R①539Y）
左へ2回ドッグレッグするようなイメージのロングホール。
第1打は右クロスバンカーのやや左が狙い目。ただしバンカーに入ると第2打が難しくなるのでご注意を。第2打もやや右を狙って、左のOBゾーンは避けたいもの。

★17番Ｈ（Par3／B194Y、R①162Y）
池に張り出したグリーンを狙うショートホール。打ち下ろしは、レギュラー①ティーから約10ヤード。ピンがどこにあってもセンターが最も安全策。

★18番Ｈ（Par4／B417Y、R①386Y）
第1打を池にせり出した半島のようなフェアウェイにおけると、第2打でグリーンが狙えるが、このショットも池越えとなかなかにハードなミドルホール。正確なショットが要求される。安全にいくなら、右から攻めることになるが、パーキープが難しくなる。

●ゴルフウエアの種類がスゴイ！！　魅力たっぷり、プロショップ。
1階のロビーを占拠（？）しているのが、伊勢大鷲自慢のプロショップだ。ここにしかないブランドもあり。新作も、お買い得もいろいろあって、見るだけでも楽しいショップになっている。きっとお気に入りが見つかりそう、ですよ！！
写真は安田キャディマスター(左）と皆本支配人