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三重県ゴルフ連盟

事務局だより

◆3eの日◆加盟倶楽部紹介<ローモンドカントリー倶楽部>

2019/03/03(Sun) 00:01:46
加盟倶楽部紹介

スコットランドのローモンド湖に思いを馳せる。

自然美と戦略性をテーマに仕立てた川田太三氏の傑作。

 ローモンドカントリー倶楽部

代表取締役・支配人 和田裕一さん
専務理事        岩崎信彦さん 
にお聞きしました
★設計監修は川田太三氏。スコットランドのローモンド湖の美しい佇まいをコースに。
ローモンドカントリー倶楽部は平成9年(1997年)10月8日に開場しました。コース設計・監修はR&Aの委員も務める川田太三氏です。川田氏は、ゴルフ発祥の地、スコットランドにあるローモンド湖の美しさと静寂さをイメージ。“戦略性と自然美”というテーマで仕上げた、ゆとりとバランスのとれた18ホールは起伏も少なく、ビギナーからプロまで楽しめる本格的なチャンピオンコースです。美しいローモンド湖を描いた絵画がクラブハウスの壁に飾ってありますので、ぜひご覧ください。

★鈴鹿ICから約15分。高速から見えるクラブハウスが素敵だと予約される方も。
当倶楽部の最寄りのインターは鈴鹿ICで、そこから15分ほどです。ユニークなのは、コース内の4番ホールから5番ホールへ向かう上空に新名神高速道路が通過していることです。コース内を高速道路が横切るというのは、なかなか珍しいことですが、その経緯を知る岩崎専務理事によると、道路工事は、通常営業をしながら行われたので、資材の搬入は早朝にするとか段取りも大変だったようです。そんな珍しい立地ではありますが、高速からお城のように見えるクラブハウスに興味を持たれてエントリーされるゲストも多くいらっしゃいます。特にライトアップして浮かび上がる夜のクラブハウスは、絶景に近い美しさですよ。
また、この3月17日に新名神の亀山西〜新四日市間が開通します。激しい渋滞が緩和されるはずですので、名古屋方面からも気楽にお出かけいただけると、大いに期待しています。
★18ホールは、ティーによって、難しさも攻略も全く変わります。
全体として起伏の少ないホールが多い当倶楽部ですが、バックティーからは7000ヤードを超える距離があり、難度はかなり高いと言えます。毎年、「伊勢の国オープンサーキット」という地元プロや研修生、アマチュアを対象にした競技の会場になっていますが、タフなコースと評判をいただいています。
一方で、レギュラーやフロント、レディスティーからは距離的にもそれほど長くはないので回りやすいと思います。また、最近では、レディスティーの前にもう一つピンクティーを用意しており、70歳以上の女性ゴルファーにとても好評です。

★所属プロは4人。研修生は3人在籍、今後もたくさんの研修生を募集中。
当倶楽部には、野波弘一、山本範幸、紀平大樹、林祐生の4人のプロが所属。そのほか、研修生も3人在籍しています。この10年間で5人のプロが誕生していますが、そういうゴルフ場はなかなか無いと自負しています。研修生時代からローモンドに所属し、プロ11年目となる野波プロが中心となって研修生たちをよく指導してくれているのも功を奏していると思っています。野波プロは研修生たちに「全員がプロになれるわけではない。だから、ゴルフの技術だけでなく、社会人として生きていけるように立ち居振る舞いなどをまずしっかり勉強しよう」と常に伝えています。

<<倶楽部の話題>>

★冷凍は一切使わず、厨房で丁寧に素早く調理されるレストランメニューが“美味しい”。
フロントを抜け、左に曲がって階段を上がるとレストランがあります。窓の外には10番のスタートホールや9番、18番のフィニッシングホールを眺望することができ、四季の変化を楽しめます。
そして、ローモンド名物といえば、オリジナルマサラビーフカレー 。癖になる辛さが人気の秘密で、平成29年度売上実績はなんと24387人前。レストランでも食べられるのはもちろん、お土産にも大好評です。

・ローモンド特製オリジナル
マサラビーフカレー サラダ付き 1480円
・焼きチーズカレー サラダ付き  1480円
スパイシーでマイルドな美味しさ。
・担々麺  1480円
旨さが本格的。「ここでしか食べない」と野波プロも絶賛。シメにご飯を入れると、最高。
・味噌煮込みうどん(山本屋総本家直送) 1480円
冬限定のメニュー。料理長も太鼓判の味わい。
●料理長、新井 崇(あらい たかし)さん
ローモンドCCで15年目という新井さんは48歳。超人気のマサラビーフカレーは試行錯誤を何回も繰り返し、納得いくまで味を作り込んだ末に出来上がった賜だった。また、どて煮も人気でお土産用にもなっている。「ゴルフ場での昼食は短い時間ですから、さっと食べられて、油こくなくて、服が汚れたりしないメニューを基本としています。皆さんに美味しいと言っていただけて嬉しい限りですが、マンネリにならないよう新メニューも考えていきます」。
★充実のプロショップ
プロショップはゴルフキングが運営しています。スペースが広く、ウエア、道具、小物まで商品量もしっかり。こまめにチェックすると掘り出し物が探せそう!!

★打撃練習場は17打席&アプローチ・バンカー練習場が設備されている
250ヤードのドライビングレンジを持つ打撃練習場は、アウトコース1番ホールに隣接。また、インコース10番ホールティー横に、アプローチ&バンカー練習場も隣接しています。スタート前のウォームアップに便利です。また、パッティング練習場はアウトとインそれぞれに1つずつ用意されています。
★電磁誘導式カートを導入。
GPSマーシャルナビ搭載のカートを導入しています。ピン・目標物までの距離、グリーンの形などを的確にアドバイス。さらに、ホールアウト毎にスコア入力することで、集計が簡単にでき、コンペの場合はリーダーズボード機能で誰がトップか途中でも確認できます。

<<専務理事、支配人はこんな方>>

★コース造成の頃を知る岩崎専務理事は、豪快77歳
造成前の山の状態を知る岩崎信彦専務理事だが、当時はまだ大手ゼネコンの社員としてゴルフ場作りに関わっていたのだとか。「谷も崖も、造形して、埋めて作り上げたという感じです」。そして、会社を57歳で退職、ゴルフ場に。以来、コース内の高速道路問題や、預託金問題などを解決しながら77歳の今も、豪快そのもの。1998年、BMW主催ゴルフカップで日本一になり、ドバイの世界大会に出場するほどの腕前はやや影を潜めているが、ゴルフの魅力を誰より強く感じている岩崎理事。「今の関心事は、中部インタークラブで我が倶楽部が優勝することです。今年は三重県の四日市CCで本戦があるので期待しています。選手たちにも大いにハッパをかけているんですよ!!(笑)」
★ゴルフ業界で30年のベテラン、和田支配人は昨年4月からローモンドへ。
昨年(2018年)4月、ローモンドCCに赴任した和田裕一代表取締役・支配人。51歳。関東生まれで、20歳からゴルフ業界に入り、大手ゴルフ場運営会社に30年間勤務、全国15カ所のゴルフ場運営を経験。三重県のゴルフ場在勤中に岩崎専務理事とご縁があり、ここに呼んでいただいたという経緯です。
「ゴルフ業界は少子高齢化・ゴルファー減少がおおきな課題です。当クラブの特色を出し、プロゴルファーから、あらゆるゴルファーにも対応できる素晴らしいコースレイアウトと、従業員の温かい接客を前面に出し、全員で頑張っていきたいと思っています」。

<<コース紹介>>

バックティーはかなり難しいが、レギュラーやフロント、レディスなどは回りやすい。グリーンは錯覚しやすいように作られていて少し読みづらいかも。カートにナビがついているので落とし所をチェックしながらスコアメイクをしていきたい。
名物ホール、景観の良いホールを中心に、和田支配人と、所属の野波プロに案内していただいた。
Par72/B7024yd、R6504yd、F6085yd、G5431yd、L4992yd)
B:Back、R:Regular、F:Front、G:Gold、L:Ladies
◆◇アウトコース◇◆
★1番H(Par5/B531yd、R509yd、F488yd、G458yd、L458yd)
やや左にドッグレッグするロングホール。第1打の狙い目は2段フェアウェイセンターの傾斜部あたり。第2打目以降は右サイドの斜面がねらい目、3打目をグリーン左に外すと隣のホールに行くため苦戦することになる。


★4番H(Par3/B138yd、R126yd、F124yd、G106yd、L106yd)
ティーイングエリアからの景色が素晴らしいショートホール。距離は最も短いが、グリーン右から傾斜しているので、右サイドから攻めるのがベスト。左斜面(崖下)に落ちると苦戦することになる。

●4番から5番に行く時、新名神高速の下をくぐる
コース内を高速道路が横切っている光景は全国でも珍しい。ただ、絶妙な植栽などにより、プレーヤーが惑わされたり支障をきたすことはない。

★5番H(Par4/B425yd、R400yd、F389yd、G235yd、L235yd)
上りが続く、距離の長いミドルホール。ティーイングエリアの右側に川が流れ、せせらぎの音が心地よい。フェアウェイは広いので、第1打は左の山裾を狙って思い切って飛ばそう。レディスティーはぐっと前に設定されていて大サービス。第2打からはグリーン左側のOBに気をつけること。


★7番H(Par4/B430yd、R410yd、F375yd、G335yd、L315yd)
ローモンド名物の谷越えのミドルホール。白ティーから谷まで220ヤード。左に行くと落ちてしまう。また、左のバンカーを避ける方がベター。距離の出る人は、残りヤードを計算してクラブ選択を慎重に。グリーンは左側が高い2段になっている。ピン位置と同じ面に乗せるのがカギ。


●取材時に、びっくりハプニング!
和田支配人の第1打はナイスショット。フェアウェイ中央に落ちたのだが、なんと、その球をカラスがくわえて、OB杭の上に乗っけたのだ。我々が一部始終を目撃したので、処置をとることができたが、あわやロストボールになるところだった。
★9番H(Par4/B434yd、R403yd、F376yd、G357yd、L284yd)
正面に瀟洒(しょうしゃ)なクラブハウスが見える。フェアウェイの広いミドルホール。思い切って振っていきたい。第2打からは打ち上げとなるので、クラブ選択は1クラブ大きめに。


●グリーンキーパーは大西理夫(よしお)さん
取材をした11月、グリーンのメンテナンスに余念のない大西キーパーに話を伺った。
「肥料を与える時期が芝の生育に影響します。芝を活性させ、根を作るために、
施肥のタイミングは慎重に行っております。生育状態により、適した肥料を適時適量与えることを心がけております。」(写真右が大西キーパー、左は和田支配人)
◆◇インコース◇◆
★11番H(Par3/B179yd、R162yd、F138yd、G138yd、L120yd)
打ち下ろしで眺めの良いショートホール。左右とグリーン奥が狭いので、手前から攻めるのが鉄則。右の山を狙うのもいい作戦と言える。

★13番H(Par5/B597yd、R559yd、F534yd、G508yd、L433yd)
左ドッグレッグのロングホール。距離がある。右の山はワンペナエリア、左は全てOBなので、第1打はセンター右狙いが良い。第2打からはグリーン左側の崖を避けて、センター右狙いで確実に。100ヤードを残して3オン狙いでスコアメイクを。


★15番H(Par3/B184yd、R169yd、F146yd、G121yd、L121yd)
打ち上げのショートホール。グリーン面が見えない上、数字以上に距離があるので番手は大きめを選択、左サイド狙いが正解。手前の大きなバンカーに入れると厄介。


★16番H(Par4/B356yd、R327yd、F316yd、G292yd、L292yd)
かなりの打ち下ろし、見晴らしのいいミドルホール。眼下にグリーン。バンカーは左。
左右がとても狭いので、飛距離自慢はフェアウェイセンター狙いを! ちなみに、野波プロの第1打は、グリーンの左横まで飛んでいた。


★18番H(Par5/B567yd、R548yd、F521yd、G451yd、L404yd)
右ドッグレッグのロングホール。第1打はセンター左、バンカーの横が狙い目。第2打は右サイドに池があるため、左目を狙うのが良い。グリーンは大きな二段グリーン。
上からはかなり早いため慎重なパットな必要。