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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介<県オープン 桑名CC>

2018/05/03(Thu) 01:09:34

今年の三重県オープン 会場は、

美しくも難しい、桑名カントリー倶楽部

第40回三重県オープンゴルフ選手権競技
2018年6月6日(水)・7日(木)
会場/桑名カントリー倶楽部
理事長  三澤孝行氏
支配人  加藤誠氏
にお聞きしました。

★名匠、井上誠一氏が手がけた18ホール
昭和35年に開場した桑名カントリー倶楽部は、三重県で3番目に古いゴルフ場です。設計監修は全国の著名なゴルフコースを数多く手がけた井上誠一氏。南垂れの場所にクラブハウス、アウトは比較的平坦に、インはアップダウンを絶妙に取り入れたレイアウトに仕上げられています。土地を生かしきった造りは、まさに井上氏ならではと言えるでしょう。
コースはよりダイナミックなレイアウトを求めて、平成13〜14年(2001〜02年)に18ホール全てのグリーンを大改修、さらに平成20年(2008年)に13番、14番、16番ホールを改造しました。
★絞られたフェアウェイが、選手の技量を試す
コースレートも高く、難関と言われる桑名カントリー倶楽部では、これまでに数々のトーナメントを開催してきました。井上氏のレイアウトの妙に加え、難しさを極めるのが、各ホールのフェアウェイの狭さです。それは、平成18年(2006年)に開催された日本シニアオープンの際に、川田太三氏と作り上げたラインを今も変えずにいるためです。絞り込まれたライン、グリーンに向かってV字の形に刈られた芝、そして、50ミリのラフ。容易に攻略させない仕掛けが各ホールに潜んでいます。
桑名カントリー倶楽部を攻略するには、何より第1打でフェアウェイをキープすることに尽きます。グリーンは一見平らですが、アンジュレーションがあるので、丁寧なパッティングを心がけましょう。
★開場以来のクラブハウスを、綺麗にリニューアル
昭和35年の開場以来のクラブハウスは年月を経て老朽化してきたため、ロッカールーム、浴場、プロショップ、さらに2階のレストランを昨年から今年にかけてリニューアルしました。見た目も綺麗に、また、使いやすくなったとメンバーにもゲストにも好評をいただいています。


<コース紹介>

桑名カントリー倶楽部での三重県オープンは平成20年(2008年)の第30回大会以来、2度目の開催となる。
松林でセパレートされた各ホール。「アウトよりインの方が手強い」といわれることが多いが、どのホールも一筋縄ではいかない。バーディをどこで取るか、パーセーブのホールは? プレーヤーの技を最大限に駆使し、ベストパフォーマンスへの道を探そう。まずは練習ラウンドで、しっかりとマネジメントを考えるのが先決である。
White Green/Par72/B7280Y、R6784Y)
◆◇アウトコース◇◆
★3番H(Par5/B575Y、R546Y)
桑名CCで最も難しいロングホール。グリーン手前にクリークと池が待ち構えているため、2オンを狙うか刻むかは悩ましいところ。刻んだ場合も第3打の距離感が難しい。グリーンの奥にバンカーがあり、入れてしまうと、アプローチで池がちらつきプレッシャーになる。手前から攻めてパーセーブを確実にしておきたい。


★6番H(Par4/B380Y、R363Y)
打ち下ろしで、距離は短めのパー4だが、フェアウェイが狭い。第1打をドライバーで豪快に行くか、アイアンで刻むか、考えさせられる。グリーン奥は傾斜になっているため、こぼれてしまうと厄介。

◆◇インコース◇◆
★10番H(Par4/B433Y、R410Y)
クラブハウスから右手に行くと、インコースのスタートホールとなる。正面にグリーンが見える打ち下ろしのパー4。左のグリーン寄りの木からエッジまで110ヤード。ロングヒッターはグリーンエッジまで、さらにはワンオンも夢ではない。

★11番H(Par5/B548Y、R505Y)
ティーインググラウンドからグリーンまでひたすら上りのパー5。刻むか、攻めるか。フェアウェイを横切る2本のクリークの攻略がポイントとなる。1つ目のクリーク手前から次のクリーク手前まで130ヤード、エッジまでは240ヤード。難しいホールだ。


★14番H(Par4/B445Y、R412Y)
遠くに鈴鹿連峰を望み、景観が素晴らしいホール。かつては谷越えのホールだったが改造し、今は埋まっている。フェアウェイが狭くなり、右にOBラインが控える。

★15番H(Par3/B205Y、R185Y)
グリーン手前まで池が広がるショートホール。グリーンは横長の形状で奥がないので、距離感の正確さが勝負を左右する。

★17番H(Par5/B537Y、R508Y)
右、左とダブルドッグレッグになったロングホール。18ホール中、最も井上誠一氏らしいと、設計家の小笹昭三氏が絶賛したホールでもある。南からのフォロー風をうまく使えると、2オンも十分に可能か?!?

★18番H(Par4/B435Y、R401Y)
ティーインググランドから25メートルの打ち上げとなるミドルホール。数字以上に距離をかんじる、とてもタフな最終ホールだ。クラブ選択は大きめが正解。第2打の距離感を含め、パーセーブがなかなかに困難なホールとも言える。