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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介<県OP予選A地区>松阪カントリークラブ

2019/02/03(Sun) 01:01:29
第41回三重県オープンゴルフ選手権競技 予選A地区
2019年4月4日(木)

フェアウェイのアンジュレーション、縦長のグリーンなど

ショットの精度が要求される18ホール。

松阪カントリークラブ

松阪CC
代表取締役社長 支配人 飯田爾(ちかし)さん
にお聞きしました。
★「上がってみるとなぜか叩いている」とプレーヤーの声
スタートホールはアウト・インともにピンが正面に見えるロケーション。全体としても、決して奇をてらった18ホールではないのに、「どこかで必ず叩いてしまう」「ホールごとに落とし穴がある」「なぜか、難しい」とプレーヤーからよく言われます。
松阪市街地からほど近い当クラブは昭和53年(1978年)4月に開場。小笹昭三氏による設計で、各ホールはセパレートされており、どのホールもバラエティに富み、アンジュレーション豊かなレイアウトが特徴です。フェアウェイの微妙な起伏、奥に縦長のグリーン、谷や池、バンカーなどホールごとに個性があり、スコアメイクには落とし所をしっかり定めたコースマネジメントが必要となります。

★ゴルフ場の多い津・松阪地区。今年3月17日に延長開通予定の新名神高速道路に大いに期待しています
当クラブのある津・松阪地区は、ゴルフ場の多い地域ですが、新名神の合流にともなう、亀山界隈の慢性的交通渋滞がゴルファーの足をぐんと遠ざけてしまいました。特に、名古屋方面からは顕著に来場者が減少してしまいました。新名神の「亀山西JCT〜新四日市JCT」間の開通で渋滞は大幅に緩和されると予想されており、今春からゴルファーが気楽に来場していただけることを心から期待しています。
★近い将来、2グリーンを有効に活用できるようにコースを見直していきたい
私は昨年3月、三重CCから松阪CCへ異動となりました。どちらも三重交通(株)の関連企業ですが、もともと私は大学卒業後、地元で就職をと三重交通に入社。営業や総務職で仕事をしてきました。ゴルフ場に絡むようになったのは40代半ば頃からです。ゴルフは入社してから先輩に教えられて始め、ずっと続けていたし、当時はまだ景気の良い時代だったこともありゴルフ場で仕事できるのは嬉しかったですよ。その後、一旦ゴルフ場を離れましたが、5年ほど前に三重CCに社長として戻り、昨年3月に代表取締役社長と支配人を兼務という形でこちらへ、いう経緯です。
当クラブは歴史も古く、難しいコースとしてみなさんに愛されてきています。コースに関しては、これまでほとんど改造などをしていませんが、私としては、今ほとんど使用していないKグリーンをサブグリーンとしてもう一度復活させることで、ゴルファーにもっと楽しんでいただけるのではないかと思います。具体化に向けて、いろいろ検討していくつもりです。
★クラブではお土産もいろいろご用意しています


<<コース紹介>>

アウト・インともに上がり3ホールは難しい。とりわけ、最終の9番、18番は手強い。ホールごとの落とし所を知ることがコース攻略の近道。予選通過には練習ラウンドが必須と言えるだろう。三重県オープン予選ではチャンピオンティー(青ティー)、グリーンはベント芝(Bグリーン)を使用予定。
18ホール Par72/チャンピオン(C) 6787yd
◆◇アウトコース◇◆
5番Hから難しいホールが続くため、4番Hまでにスコアを一つでも縮めておきたい。
★5番H(Par4/C422yd)
打ち下ろしで、緩やかに右ドッグレッグするミドルホール。落とし所が難しい。ベストポジションは2段になったフェアウェイの左サイドだ。第2打は、左に曲げると大きく下っていてグリーンに戻すのが厄介、また、花道がないこと、グリーン手前に待ち構えるバンカーにも気をつけよう。


★7番H(Par5/C591yd)
右ドッグレッグで、距離が最も長いロングホール。第1打の狙い目は曲がり角の裾方向。ショートカットを狙うなら、高いボールで林の上を越える球を打ち出せるかがポイント。2オンはかなり難しいので、3オンを確実に。グリーンは傾斜がきつく、下りのパットを残すと止まらないので要注意。パーがセーブできたら良し、のタフなパー5。
★8番H(Par3/C198yd)
池越えの美しいショートホール。アゲンストの風が吹くと、さらに距離を感じるので難度が増す。右サイドはOB。
★9番H(Par4/C377yd)
打ち上げ、やや左ドッグレッグのパー4。第1打の狙い目は、左正面バンカーを避けて右方向。飛距離に自信のある場合は、バンカー越えも可だが、左OBに充分注意を。グリーンは中央から右に傾斜している。
◆◇インコース◇◆
★11番H(Par4/C366yd)
右ドッグレッグのミドルホール。打ち下ろしの第1打は、メタセコイヤの上を狙って、230ヤード以上で越えていく。飛距離がそれ以上のヒッターは、Y字になった樹木の上を思い切って豪快に。ドロー気味の250〜260ヤードで、グリーン手前まで持っていける。グリーンは縦長の形状。


★12番H(Par5/C561yd)
やや右ドッグレッグのロングホール。攻略のポイントその1は、第1打の落とし所で距離を稼ぐなら左バンカーギリギリを狙うこと。ポイントその2は、打ち下ろしの第2打でグリーンが狙える位置に確実に運ぶこと。グリーン手前100ヤードあたりがベスト。右サイドの段差のあるところに行ってしまうとグリーンが見えない。左からの攻めが安全策。


★13番H(Par4/C464yd)
松阪CCで最も長いミドルホール。ティーングエリアからグリーンまで、フラットでストレートなレイアウトながら、すこぶる難関。第1打は右のOBに気をつけること。スコアメイクは第2打で正確に打てるかどうかにかかっている。グリーンは奥からが速いので、手前からの攻めが基本。


★15番H(Par5/C192yd)
左ドッグレッグのロングホール。左サイドに池があるが、ティーイングエリアからは見えないのでご注意を。池を越えることができれば、2オンが狙える位置になる。第1打を右から攻めて、きっちり第3打で寄せていく戦略も検討する価値あり。

★17番H(Par3/C189yd)
谷越えのショートホール。縦長のグリーンが多い松阪CCの中で、ここだけは横長の形状をしている。グリーン周りのガードバンカーに入れないよう確実にオンすることがベスト。
★18番H(Par4/C381yd)
最終ホールにふさわしく、打ち上げで距離もたっぷり、難しいミドルホール。左サイドはOB。第1打はやや右方向が狙い目。グリーンに向かって打ち上げていくため、第2打は大きめのクラブ選択が必要。グリーンは2段で、手前に向かって傾斜している。奥にピンが切られている場合は、第3打勝負が無難。