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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介/県シニアOP<タートルエースGC>

2019/08/03(Sat) 03:04:50
競技会場紹介

大きなグリーンの攻略、マネジメントの妙に見応えあり。

50歳以上のプロとアマの熟練技がぶつかる!!

県シニアオープン会場は、タートルエースゴルフ倶楽部

第14回三重県シニアオープンゴルフ選手権競技
日程:2019年9月25日(水)
会場:タートルエースゴルフ倶楽部
タートルエースGC支配人
尾沢賢一さんにうかがいました。
●三重県シニアオープンは2011年以来の開催

タートルエースゴルフ倶楽部では、これまで中部(CGA)や三重県(MGA)を始め、数多くの公式競技を開催してきています。MGA主催競技では2009年三重県オープン、2011年三重県シニアオープン、2016年三重県民ゴルフ決勝大会を開催。県シニアオープンは8年ぶりの開催となります。
50歳以上のプロとアマチュアが一堂に、熟練の技を競い合います。毎年、超人気の競技で、とりわけアマチュアはエントリー待ちができるほどとのことで、今年からアマチュアは予選を開催することになりました。すでに予選は終了しており、レベルの高い厳しいカットラインだったと連盟から聞いています。
当倶楽部は、選手の方々から「グリーンが手ごわい」コースと評価をいただいています。
また、季節はゴルフのベストシーズンですので、グリーンコンディションも素晴らしい状態に仕上げてまいります。ぜひ、練習ラウンドにお越しいただき、競技当日に最高のパフォーマンスを発揮できるよう準備をしていただきたいと思います。
●倶楽部自慢のお風呂は、天然温泉です
お風呂は天然温泉です。16番ホールの横にくみ上げ施設があり、パイプでハウスまで運んでいます。亀山で一番という噂もあるほどで(笑)、温泉成分が濃く、泉質が非常に良いとされており、ツルツル美肌効果があると言われます。湯量がとても多いので、名古屋方面のスーパー銭湯にも供給しています。
泉質/ナトリウム、炭、水素塩・塩化物温泉(高張性アルカリ性低温泉)
効能/神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、疲労回復、健康増進、等々

◇◆コース紹介◇◆

タートルエースゴルフクラブの開場は1992年(平成4年)。設計は小笹昭三氏で、高低差わずか20メートルの穏やかな地形を生かした18ホールだ。攻略の一番のポイントは、まず第1打でベストな所に落とせるかどうかにかかる。池がアクセントになっているホールが多く、前方の池が全く見えないホールもある。また、大きなワングリーンは傾斜とアンジュレーションがあるので、ピンポジションによっては難度がかなり上がる。
●18H Par72/B6900Y、R6500Y、L5473Y
(B:バック、R:レギュラー、、L:レディス)
◆アウトコース◆
OBがない分、飛ばし屋にアドバンテージがある。グリーンは傾斜があるが比較的素直といえる。
★4番H(Par4/B405Y、R376Y、L279Y)
やや打ち上げのミドルホール。コースは広く、第1打は思い切って打てる。右のバンカーを避け、バンカーの左サイドがベスト。
グリーンの右側をバンカーが5つ並んで囲んでいる。第2打を左から攻めるとピン位置によってはバンカー群の餌食にも。グリーンは縦長の2段になっている。第2打はやや打ち上げになるので、ワンクラブ大きめが良い。


★5番H(Par4/B397Y、R369Y、L311Y)
第1打は、サイドがOBなので、距離方向性を重視し、まっすぐに打ちたい。
第2打は、やや打ち下ろし、右のバンカー群に十分に注意すること。バンカーは顎が高く出しにくい。特にグリーン右手前のバンカーは深く、2つもある。また、グリーンオーバーはすぐOBなので距離に注意しましょう。

★6番H(Par4/B359Y、R345Y、L260Y)
ティーイングエリアから見えるバンカーの手前に大きな池が広がっている。青ティーから池までは230ヤード、白ティーからは200ヤードなので、刻むか、左を狙って池を避けるか。
また、第2打で、池手前にあるマンホールからグリーンセンターまで98ヤード。右から左へ吹く風の時は、ワンクラブ大きめで軽く打つのも一策。

★7番H(Par4/B456Y、R421Y、L363Y)
左サイドOBに注意。左のバンカー群まではキャリーで195ヤード。バンカー越え240ヤード。バンカーを越えると、下っていく。第1打で左斜面のヤード樹の上をショートカットすると、残り100~120ヤードにもっていける。
第2打は、バンカー右からは180ヤード。風は右にある池の方から吹いてくることが多い。
グリーンは横長の形状。左側が高い2段となっている。


★8番H(Par3/B177Y、R158Y、L117Y)
短めのショートホール。手前にある池、グリーン奥からの下り傾斜など、風が吹くほどに難しさが増す。右から左に、風が強い時は、第1打を池の上から攻めることもある。グリーンは奥行きがなくメガネ型をしている。下りラインが残らないように乗せていきたい。グリーンは池に向かって早いので注意。

◆インコース◆
アウトコースと比べるとインの方がトリッキーなホールが多い。フェアウェイも狭く感じられるため、第1打のプレッシャーが大きい。
★11番H(Par4/B373Y、R360Y、L321Y)
左右がOBとなっていて、視覚的にプレッシャーを感じるミドルホール。第1打の狙い目は中央やや右。第2打からは打ち上げになる。
グリーンは右から左下へ傾斜があり、最も高いところは左奥となっている。ピン位置と落ちた場所によってはボールが大きく逆Uの字を描くラインもある。


★14番H(Par5/B560Y、R515Y、L437Y)
2オンも可能なロングホール。青マークからの第1打は、右の池が見えないうえ、フェアウェイが狭く感じられ、プレッシャーがかかる。白マークからは、右の池が見える。230ヤード飛ばすと、下っていく。
第2打は、左の3本の木の奥が池となっているので注意。右側のヤード樹狙いでもよい。フェアウェイは左に傾斜している。鈴鹿おろしの季節は右から吹いていた風が、第2打以降の下り斜面に入ると、アゲンストに変わる。第3打は左バンカーに気をつけること。このホール全体に言えることだが、右から攻めるのが良い。グリーンは2段だが、くせはない。

★16番H(Par5/B514Y、R502Y、L446Y)
短めのロングホール。フェアウェイをキープすれば2オンも可能。第1打は左に池、右の林がOBなので、3本ある鉄塔のうちの真ん中を狙いたい。第2打地点右側にバンカー群、さらにグリーン右手前もバンカーが連なっている。第2打は視界が開けている。しかし、グリーン手前のバンカー群に注意したい。
グリーンは縦長の形状で3段、奥にこぼれると寄せが難しくなる。


★17番H(Par4/B379Y、R361Y、L313Y)
距離の短いミドルホール。左法面の向こうに池があるがティーイングエリアからは見えない。広い右を狙うのがベスト。右はOBだが、よほど曲げない限りは大丈夫。ただし、距離が出過ぎると、第2打は左足下がりになる。
第2打は左の池が気になるので、右に行きがち。きっちりグリーンオンをしていきたい。グリーンは奥に長いので、ピンポジションを見て、クラブ選択を正確にしたい。

★18番H(Par4/B412Y、R388Y、L349Y)
打ち上げていくホールのため、数字以上に距離を感じる難しいミドルホール。第1打の狙い目は正面に見えるヤード樹。左に引っ掛けると池につかまる。
第2打は打ち上げを計算し、距離に20~30ヤードをプラスしたクラブ選択を。
縦に40ヤード程の2段グリーンは、これまで数々のドラマを演出してきた。ピンと同じ段に乗せられるかがポイントとなる。