第1回三重県ダブルススクランブル競技

2020年3月11日（水）
会場／霞ゴルフクラブ
参加人数／80組160人
天候／晴れ

初めての競技スタイルとなるダブルススクランブル競技が、霞ゴルフクラブで開催された。
「ゴルフの普及を一番の目的に、誰もが気軽に楽しめる競技を連盟として創ろう」と、三重県の支配人会が中心となって企画を練り、今年度の最初の競技として、シーズン前の3月に開催が決定した。
参加者はMGA加盟倶楽部からの申し込みだったが、あっという間に80組160人の参加が満員御礼状態。選手たちからは、「初めての競技だから」「ダブルスは楽しそう」「2人だから競技も気楽にでられた」「普段の競技は緊張するけど、今日はワクワクしてる」など、みんな始まる前から楽しそうだった。
この競技は、2人1組で、チームの2人がそれぞれティーショットを打ったあと、どちらか条件のよいボールを選択し、そこからまた2人がボールを打ちます。これをカップインまで繰り返し、18ホールの合計スコアを競う、というもの。チームは、男性同士でも、女性同士でも、男女でもOK。ティーイングエリアは、男性は白、女性は赤、さらに年齢によって前のティーも選択可能。また、ティーショットは1人最低7ホールを選択しなければならないとし、不足分がある場合は、1ホールにつき２罰打が課せられた。

競技の方法は、初めての選手も多く、最初は戸惑っている様子も見られたが、ペア競技ならではのワクワク感がチームに漂っていた。その上、チームにはそれぞれがチーム名をつけていて、それがまた、クスッと笑えるユニークな名前もいろいろ。そんなところにもダブルス戦の楽しさが伺えた。

競技当日は、朝方は雲が多かったが、徐々に晴れ間も広がった。ただ、風が強く、体感は寒かった。
朝7時30分から9分間隔で、アウトインでスタート。2チーム4人が1組でプレーするのだが、スタートのテントで、競技委員から競技方法やローカルルールの確認などがなされた後、「今日は3月11日、東日本大震災の日です。黙祷をお願いします」と、各組毎に黙祷が行われた。

スタート前に東日本大震災への黙祷がなされた。

ティーショットは2人が打つ。

第2打は、2人の球のどちらかを選択し、それぞれがショットする。

グリーン上でも、2人のうちのベストボールを選び、それぞれパッティングする。