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三重県ゴルフ連盟

競技報告

[2021]三重県OP(本戦・1R) 速報記事 

2021/06/03(Thu) 20:26:31

硬く速いグリーンに強風が追い討ち。

森雄貴プロが4アンダーで首位発進。

2位は1打差で、原田大介プロ。

第42回三重県オープンゴルフ選手権競技
2021年6月3日(木)・4日(金)
会場/涼仙ゴルフ倶楽部 7125yd、Par72
参加人数/119名(アマ60名、プロ69名)(うち欠場アマ2名・プロ2名)
天候/晴れのち曇り

コロナ禍による中止で、2年ぶりに開催となった第42回三重県オープンゴルフ選手権競技、その第1日目が終了した。
今日の涼仙ゴルフ倶楽部は、朝は気持ちよい青空が広がっていたが徐々に雲が増えた。しかも朝から7メートル以上の風が吹き荒れる状況。天候が悪くなっていくことを表すかのように、キャディーさん曰く「いつもとは真逆の風」となった。
グリーンコンディションはスティンプ10.0フィート、コンパクション24(山中式)と最高の仕上がり。選手たちからは「ものすごく硬くて止まらない」「ツアー並み」「ラフからはまずダメ」「難しいけど、楽しかった」などと嘆きにも似た褒め言葉が続出した。
プロもアマもオーバーパーだらけの中で、インスタート21組の森雄貴プロ(グレイスヒルズ)が4アンダー68のビッグスコアを叩き出した。実に4連続を含む6バーディ、2ボギーの素晴らしい内容だった。そして、このスコアは最後まで抜かれることなく、首位発進となった。
2位は、1打差69で、原田大介プロ(スタートアップスポーツ協会)、さらに70に井垣璃玖プロ(天海工業)、71に小畑拓威プロ(榊原)が続き、アンダーパーはこの4人のみ。
また、アマチュアは、75ストロークの田中賢吾選手(三重白山)が最上位、全体では13位タイ。
天候によるコンディションの変化が選手たちのスコアメイクにどう影響してくるのか。
優勝賞金150万円の行方はいかに??
明日の決勝ラウンドはは午前9時からのスタートとなった。
<インタビュー>
1位
森雄貴プロ(グレイスヒルズ) 68=32、36


インからのスタートで、10番で50センチにつけバーディとすると、続く11番も4メートルのバーディパットを決めた。前半は14番、16番でボギーとしてイーブン。今日の森プロは折り返した後が凄かった。なんと2番から5番までを4連続バーディとしたのだ、「チャンスについたホールはほとんど入りました。それに、8番では85ヤードからのアプローチが寄らず下りの2メートルの超フックラインが入るナイスパーもあった」と振り返った。そして、皆が苦しんだ硬いグリーンに関しては、「過去に中日クラウンズに2度出場した、あの経験が役立っています。和合は今日くらいの硬さで、グリーンがもっと小さい。ここはもう少しグリーンが大きいので、落とし所を考えて攻めることができました」。
森プロは2017年開催の第39回三重県オープンの覇者である。
2位
原田大介プロ(スタートアップスポーツ協会) 69=34、35


2015年の第37回大会覇者の原田プロが3アンダーをマークした。インからスタートし、前半を3バーディ、2ボギーで折り返すと、後半は3バーディ、1ボギーでまとめた。「途中からショットもパッティングも段々といい感じになって来ました。ここ数年良くなかったんですが、去年契約した三浦技研という地クラブのアイアンがすごくあっていて、それが良かったんだと思います。普段味わえないような素晴らしいグリーンなので、明日も大いに楽しんで回りたいです」。
3位
井垣璃玖プロ(天海工業) 70=33、37

アウトからのスタートで、1番、3番、8番で3バーディを奪取。後半は12番ショートで「風がわからずオーバーしてボギーとした。「今日はティーショットが良かった。アイアンもチャンスについたけど、決めきれなかった」。井垣プロは2017年にプロテスト合格し、今年4年目。今回の出場は、中部プロゴルフ協会の4月月例会の成績により獲得した。
アマチュアトップ
田中賢吾選手(三重白山) 75=38、37

「1番のバーディは4、5メートルでしたが、入っちゃったって感じ。17番は1ピンくらいでした。今日は上出来すぎましたね。“神“がついていた、というか、トップした球がピンに当たってそばに寄ったりしました。パッティングも良かったです」。ゴルフ歴は約20年の51歳。
荒木義和選手(リオフジワラ)  76=39、37
写真 荒木選手(右)と、金子駆大プロ。
3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーだった。「ダブルボギーは12番ショートで池に入れました。グリーンが硬くて難しかった。グリーン周りでいろいろと失敗してます。勝負どころでラインが読めなかってパーセーブできなかったり」。
平野匡史選手(ジャパンクラシック) 76=39、37

「ティーショットは良かったけど、グリーンが硬くて、乗らず寄らずのボギーも多かった。バーディは2つで、前半の11番ロングで6メートルの上りラインと、3番ロングで3メートルの下りが入りました」。京都在住の37歳。アマチュアの試合は関西だが、プロアマ大会などは三重県の試合に出場している。
今大会最年少出場の小学6年生
岡田健太郎選手(津市安東小)  82=39、43

「後半のアウトは、まあまあでした。17番まで4オーバーだったけど、18番で左に引っ掛けてしまい、トリプルボギーになったことが残念です。プロの人は飛距離もすごいし、ショットも安定していて、マネジメントやメンタルもすごいと思いました。明日は70台が出したいです」。岡田選手は小学6年生ながら、今回の予選を通過。今大会の最年少選手。
<会場風景>