Welcome to the Page of the Mie Golf Association
Mie Golf Mie Golf Association

三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技報告/国体・スポーツマスターズ三重大会<四日市CC>

2022/05/03(Tue) 00:19:06

優勝は、

国体の部、荒木義和選手(リオフジワラ)

スポーツマスターズの部、横山浩康選手(ローモンド)。

〜〜日本スポーツマスターズの三重県代表3人が決まる〜〜



2022国体・スポーツマスターズ三重大会
2022年4月22日(金)
会場/四日市カンツリー倶楽部
国体の部 7305yd。Par72
スポーツマスターズの部 6805yd、Par72
参加人数/国体の部37名(うち欠場1名)
スポーツマスターズの部64名(うち欠場9名)
天候/曇りのち晴れ
今年から始まった三重県ゴルフ連盟主催「国体・スポーツマスターズ三重大会」の部門は2つ。国体の部は国民体育大会「成年男子」代表の参考競技であり、スポーツマスターズの部は日本スポーツマスターズの三重県代表選考の競技である。
これまでは県男子アマチュアゴルフ選手権競技の中で同時に行われていたが、それぞれの選考の年齢や居住地などの条件が異なるため、今年度からは単独の選考会となった。
午前中は雲が多く風も吹いていたが徐々に強い陽射しが降り注ぐ日となった。

★国体の部★

大学4年生、荒木義和選手(リオフジワラ)が1アンダー71で優勝

36人が参加した国体の部は予想通り大学生たちが力を発揮した。優勝は福井工大4年生の荒木義和選手(リオフジワラ)。2位に愛知学院大1年の阿部謙成選手(愛知学院大)、3位に専修大3年の髙橋太陽選手(白山ヴィレッジ)、5位には中京大1年の石垣敢大選手(白山ヴィレッジ)と大学生が並ぶ中、3位タイに47歳の舟山義則選手(グレイスヒルズ)が食い込んだ。
今年の第77回国民体育大会(栃木県)・ゴルフ競技は、10月5日~7日に開催される。会場は成年男子はホウライカントリー倶楽部、少年男子は西那須野カントリー倶楽部、女子は塩原カントリークラブ。
大学最後の年に手堅く優勝
優勝  荒木義和選手(リオフジワラ)   71=36、35

インからのスタートでまず10番(430ヤード、パー4)で2メートルのバーディを決めた。14番(565ヤード、パー5)で左のバンカーに入れてしまいボギーとするも、砲台グリーンで難しい18番(385ヤード、パー4)でピン手前10メートルからのパットを沈めバーディとする。後半、1番、2番を連続バーディ、続く3番(235ヤード、パー3)でボギー、7番(425ヤード、パー4)で外から7メートルをパターで沈めバーディ。ところが、3アンダーで迎えた続く8番(390ヤード、パー4)で第1打を左へOBとしてしまい、ダブルボギーを叩いて、1アンダーでのフィニッシュとなった。「パットが良かったおかげで、いい感じにまとめられました」と笑顔いっぱい。
今年、福井工大4年生でキャプテンだが「今、4年は僕一人なんですよ(笑)。1年生、2年生は増えていますけど」と荒木選手。4年間でゴルフは変わった?という質問には、「すごく変わったと思います。成績にはまだなっていませんけど、実感している。今年はプロテストも受けるので頑張ります〜〜」と力強い。国体三重県代表(成年男子)は2019年の1年生の時に出場、昨年は代表だったが大会が中止となっている。
「耐えた1日でした」
2位 阿部謙成選手(愛知学院大1年)   73=37、36

前半のアウトは1バーディ、1ダブルボギー、後半は3バーディを奪うも3ボギーでイーブンパーだった。「今日はショットが悪くてパーオンもできず。できたところでパットが決まってバーディ取れたって感じです。耐えた1日でした」。ドライバーの飛距離が武器の阿部選手は津田学園校を卒業、この春から愛知学院大学1年生。「大学生になったら試合も多くなって、授業もあるので忙しいけど楽しいです」。
「パッティングがなかなか入らなくて我慢でした」
3位タイ  髙橋太陽選手(白山ヴィレッジ)   74=37、37

アウトからのスタートで3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーだった。「3番(235ヤード、パー3)で左に曲げてアプローチもうまくいかずダブルボギーにしてしまいましたが、次の4番(445ヤード、パー4)で7メートルの下りパットが決まってバーディが取れて、ちょっと落ち着いたかと思います。今日は一日、我慢のゴルフでした。パットが入らず、バーディもたまたま運良く入った感じでした」。
なかなか思うようにプレーできなかった様子の髙橋選手だが、今後の試合で2019年の国体少年男子の部以来の三重県代表を狙う。専修大3年。
47歳が堂々の3位タイに
3位タイ  舟山義則選手(グレイスヒルズ)   74=35、39

アウトからスタートした舟山選手は出だしの1番(555ヤード、パー5)で「第3打がピッタリついて、幸先の良いバーディ発進できました。その後も、6番(170ヤード、パー3)、7番(425ヤード、パー4)でバーディが取れましたが、ボギーが3つとダブルボギーがひとつありました。全体的にはよく粘れたかなあという感じです」。そう振り返った舟山選手だが、大学生が上位を占める中、47歳、186センチ、90キロで堂々の3位タイ。所属のグレイスヒルズCCの昨年のクラブチャンピオンらしい力を発揮した。舟山選手にこれまで国体出場経験はない。「これから先の競技でも頑張って(国体に)行けると嬉しいですねえ。それと、実は、軟式野球もやっていまして、四日市選抜チームなんですが、そっちでも壮年の部で代表になれたら良いなと思っているんです」。

★スポーツマスターズの部★

横山浩康選手(ローモンド)が2アンダー70で優勝。

三重県代表は、’横山選手、近藤徳久選手(ローモンド)、藤井広文選手(桑名)の3人。

三重県在住で55歳以上の選手が参加した今大会。6800ヤードを超える長めの設定に加え、四日市CCの硬いコンパクション(24.0)に選手たちはスコアメイクに苦しんだようだった。そんな中、圧巻の2アンダーをマークしたのは56歳の横山浩康選手(ローモンド)だった。そして、残る2人の代表は、近藤徳久選手(ローモンド)と藤井広文選手(桑名)となった。
日本スポーツマスターズ2022(岩手県)ゴルフ競技は9月7〜9日(水〜金)に、男子・女子ともに安比高原ゴルフクラブで開催される。
予想通りの強さを披露。
優勝  横山浩康選手(ローモンド)  70=36、34

横山選手はアウトからスタート、2番でバーディを奪った後、4番で第1打が木の後ろにいってしまいボギーとし、イーブンパーで折り返した。後半は12番のミドルをバーディ、続く13番でボギーとするも、14番と17番のロングできっちりバーディを奪取し、2アンダーでフィニッシュした。
「全体にそつなくできたかな、よかったですよ」とにこやかな横山選手は、昨年の日本シニア2位、日本ミッドアマ9位タイの実力を持つ中部のトップアマである。56歳の今年、初めての参加で三重県代表を獲得した。所属のローモンドCCではインタークラブの選手として2019年中部インタークラブ優勝に貢献している。スポーツマスターズも団体戦だけにアツいプレーが見られそうだ。
6番で7メートルを沈めるなどパットが冴えた
2位  近藤徳久選手(ローモンド)   74=37、37

横山選手と同じローモンドの近藤選手が最終組でホールアウトし、2位になった。「バーディは2つで、4番と6番でした。4番も長かったけど、6番は7メートルの下りのフックラインで、まさか入るとは思わなかったのが入ったんです。奇跡でしたね。今日は3パットなしでパッティングが良かった」と振り返った。
62歳の近藤選手は、2回目の代表を獲得。「1回目の時もこの四日市CCで代表になれたんですよ、縁起が良いコースですね」。
「ドライバーは100点。パット数も少なくて良かった」
3位  藤井広文選手(桑名)   75=36、39

インからのスタートだった藤井選手は64歳。「15番でホームランしちゃってダブルボギーを叩いた。でもインのパット数は11だったし、全体でもパッティングは良かったね。ドライバーは100点、フェアウェイを外さずプレーできた。後半の1番、2番で連続バーディが取れたのも良かったかなあ」とホームラン以外はほぼ満足といった様子だった。ホールアウトした時点ではトップに立ったが、最終的には3位で日本スポーツマスターズの切符を手にした。今回の代表で4回目となる。
<会場フォトギャラリー>