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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技報告/国体・スポーツマスターズ三重大会<三鈴CC>

2023/05/03(Wed) 12:00:13
2023国体・スポーツマスターズ三重大会
2023年4月21日(金)
会場/三鈴カントリー倶楽部
参加人数/国体の部 23名(うち欠場5名)
スポーツマスターズの部 66名(うち欠場6名)
天候/晴れ

国体の部・1位   ●   石垣敢太選手(白山ヴィレッジ)

日本スポーツマスターズの部・1位  ●   横山浩康選手(ローモンド)

MGA主催競技、2023年度最初の本戦は国体・スポーツマスターズ三重大会だった。
会場の三鈴カントリー倶楽部は、朝から晴天に恵まれた。日差しも強めで、汗ばむほどの一日だった。スティンプ9.7、コンパクション23のコンディションは選手たちにとってもなかなかに手強かったようだ。大会はスムーズに進行し、最初の組のホールアウトは12時ごろ、全員のホールアウトは14時前だった。

◆国体の部◆

1位は、石垣敢太選手(白山ヴィレッジ・中京大学2年)1オーバー。

最初に好スコアをマークしてきたのが石垣選手で、1オーバー73だった。続いて、阿部謙成選手(名古屋市)が76でホールアウト。さらに最終組の山川斗夢選手(白山ヴィレッジ・近畿大1年)が3オーバー75で上がり、2位に食い込んだ。
国体の部は、今日の成績を参考とし、今後の中部アマチュアや三重県オープンなどの競技結果を加味して、今年度の国体三重県代表選手を決定していくことになる。
1位
石垣敢太選手(白山ヴィレッジ)     73=37、36

アウトからのスタート。バーディは2つで、5番H、15番Hとどちらもロングだった。
今回は練習ラウンドをしておらず、ほぼぶっつけ本番だった。ほぼ、というのは、子供の頃、鈴鹿ジュニアで練習していて、その時に、一度ラウンドしたはずだから。というが、コースの記憶はないに近かったからだ。1オーバーのフィニッシュについては、「パットがよくなくて、1.5メートルを外してボギーもありました。ただ、最後の17番と18番でいいパッティングができてパーを取れたのは良かったと思います」と石垣選手。中京大学2年。今年の目標は日本アマで上位に入ること。今大会の1位になったことで三重県国体代表の最有力候補となった。
2位
山川斗夢選手(白山ヴィレッジ)     75=39、36

インからのスタートで、実に5バーディ、4ボギー、2ダブルボギーと出入りの激しい内容だった。「ダボは池に入れました。今日は風もあって、スイングが定まらなくてショットがひどかった。その分、パットがカバーしてくれた感じです。今まで練習してきたことができなかったですね」と、大人っぽくなってきた斗夢くんは苦笑い。小学生の頃から三重県の試合に参加してきた山川選手だが、高校は福井県の福井工大福井高へ、そして、この春からは近畿大学に進学した。国体代表に選ばれれば、初めてとなる。
3位
阿部謙成選手(名古屋市)      76=39、37

「良くもなく悪くもなく、というゴルフでした」と振り返ったのは、3位に入った阿部選手。出だしの1番Hで、皆が見守る中での第1打を左に大きく曲げてOBとしトリプルボギーでスタートしたが、その後はオールパーで前半を終えた。後半に入り、11番、14番でボギーの後、16番で2メートルのバーディパットを決め、4オーバー76でホールアウトした。「バーディパットが入りませんでした。ロングホールで取れなかったのが残念です。今は、愛知学院大学を中退して桑名CCでお世話になっています」とのことだった。

◆スポーツマスターズの部◆

1位は、横山浩康選手(ローモンド)がイーブンパー72。

スポーツマスターズの部は、上位3人が今年度の日本スポーツマスターズ三重県代表選手に選出されるため、1打を争う戦いとなった。
トップに立ったのは72をマークした横山選手、58歳だ。「ワンピンくらいのパットが全く入らなかった」と反省するも3バーディ、3ボギーのイーブンパーでフィニッシュ。昨年に続く2度目の代表となった。
2人目の代表は、藤井広文選手(桑名)で65歳。過去に何度も代表に選出されているベテランである。そして、3人目は服部鉄也選手(名四)、60歳。藤井選手と服部選手はともに1オーバー73のホールアウトだった。
3人は、今年9月6〜8日(水〜金)に福井県の敦賀国際GCで開催される日本スポーツマスターズ2023・ゴルフ競技に、三重県代表で出場する。
1位
横山浩康選手(ローモンド)      72=35、37

インからのスタートで、3バーディ、3ボギーだった。シニア世代で実力ナンバーワンの横山選手は、「今日はパットを外しまくってしまった。ワンピンについても入らなくて、一筋違いもあったけど、あれ?っていうのもあった。目が悪くなってきたのかな(笑) ショットは良かったよ」。飛距離は270〜280ヤードと飛ばす。今回も18番(390ヤード・パー4)では残り120ヤードを9番アイアン(48度)でのせバーディとしている。58歳。昨年に続き2年連続の代表となる。
2位
藤井広文選手(桑名)       73=37、36

アウトからスタートした藤井選手は、2バーディ、3ボギーでホールアウト。同じく1オーバーの服部選手とのマッチングとなり、藤井選手が2位になった。「今日はショットが良かったけれど、パットが入らず苦労しました。ただ、最終の18番で、距離1.5メートル、順目の下り、フォローの風の中、パーパットが入ったのは良かったかな」とニコニコ。65歳。これまで何度も代表に選ばれているが、去年に続き連続の代表になったことを喜んだ。
3位
服部鉄也選手(名四)       73=35、38

アウトからスタートした服部選手3バーディ、4ボギーの内容。「今日はショットが良かったですね。バーディは2番、4番がワンピンくらい、10番は10メートルの長いパットが入りました。ただ、ここはグリーンまわりが難しいから、アプローチでミスしたり、3パットがあったりでボギーにした。残念だった」。ホールアウトした時点では首位に立ったが、藤井選手とのマッチングとなり、3位になった。60歳。意外にも、今回が初の三重県代表だ。