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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆県男子アマチュア競技報告 優勝インタビューなど

2017/05/03(Wed) 09:51:49
2017三重県男子アマチュアゴルフ選手権競技
開催日/2017年4月21日(金)
会場/桑名カントリー倶楽部
参加人数/184名(うち欠20名)
★国体成年男子参考競技の部48名(うち欠4名)
★スポーツマスターズの部67名(うち欠5名)
★男子アマのみの部69名(うち欠11名)
天候/曇りのち晴れ

総合優勝は、高校生同士のプレーオフにより決着。 三重高3年の伊藤刻矢選手(ローモンド)が初V

日本スポーツマスターズ三重県代表が決定。 大西選手(鈴鹿)、青木選手(鈴峰)、千葉選手(スリーレイクス)


2017年度初の本戦競技、三重県男子アマチュアゴルフ選手権競技。この競技は、三重県在住、または三重県ゴルフ連盟加盟倶楽部所属の男子ゴルファーならだれでも参加できるため、エントリーも早々に締め切られる人気ぶりで、70歳代のグランドシニアから中学生まで幅広い年齢層が出場した。
会場は、井上誠一氏設計の難関コース、桑名カントリー倶楽部。今回の距離は6945ヤードと、やや短めの設定になったもののスコアメイクには皆苦労した様子だった。
天候は朝からどんより曇り、肌寒かったが、徐々に晴れ間が出始め、プレーオフのころは日差しがまぶしいほどに回復した。
競技は71でホールアウトした加藤勇希選手(専修大3年)と吉田薫選手(伊勢大鷲)のプレーオフかと思われたが、その後、福田孔子選手(ルネサンス豊田高1年)と伊藤刻矢選手(ローモンド・三重高3年)が68を立て続けにマーク。この2人によるプレーオフへともつれ込んだ。

午後4時40分、プレーオフは1番H(437Y、パー4)から、8番H(174Y、パー3)、18番H(401Y、パー4)の繰り返しで始まった。ティーショットは福田選手、伊藤選手の順となり、まずは、福田選手がフェアウェイへ、伊藤選手は右ラフへ第1打を放った。第2打は福田選手がピンの右7メートルへつけ2パットのパー、伊藤選手はグリーン左奥へこぼし、そこからのパットが2メートルオーバーしたがきっちり入れてパー。二人の落ち着きに長いプレーオフが想像された。その予想通り、2ホール目となる8番Hも、3ホール目となる18番Hも、お互いパーキープ。いずれも福田選手はフェアウェイをキープしてパーオン2パット、一方、伊藤選手はグリーンを外しながらもパーパットをしぶとく入れていた。そして迎えた4ホール目。1番Hで明暗が分かれた。両選手とも左のラフに第1打。この時、伊藤選手の球は修理地に入っていて救済を受け、フェアウェイにドロップできた。伊藤選手はピン左手前2メートルにオン、福田選手は第2打をグリーン手前にショートした。福田選手の第3打は、ライが悪かったせいもあったのかアプローチがミスとなりショート。そこから2パットでボギーとしてしまった。それを見届けた伊藤選手、果敢にバーディを狙ってのパッティングは残念ながら入らずパーでホールアウトし決着。高校生最後の挑戦で、初の総合優勝に輝いた。

総合の部 (敬称略)
優勝 伊藤刻矢(ローモンド) 68=32、36 写真中央
2位 福田孔子(ルネサンス豊田高) 68=34、34 写真左
3位T 加藤勇希(専修大) 71=37、34 写真右
3位T 吉田薫(伊勢大鷲) 71=36、35
◇◆日本スポーツマスターズの部は、上位成績3人が今年の三重県代表に選出された

1位 大西好平(鈴鹿) 75=38、37
2位 青木清治(鈴峰) 76=39、37
3位 千葉純一(スリーレイクス) 78=41、37
大西選手は2回目、青木選手は4年連続、千葉選手は3年ぶり5回目の日本スポーツマスターズ三重県代表となった。なお、日本スポーツマスターズ2017は、9月13日(水)~15日(金)に兵庫県の廣野GC/男子の部、東広野GC/女子の部で開催される。
◇◆桑名カントリー倶楽部のロッカールーム一新◆◇
昭和35年(1960年)三重県で3番目に古い桑名カントリー倶楽部だが、この春、クラブハウス内ロッカールームの改修を進めていた。先にお披露目がすんでいた男子のロッカールームに続き、女子のロッカールームも大きく変貌。県男子アマチュア開催1週間前に利用が始まった。従来から場所も移動し、大きく綺麗になり、利用者からも好評とのこと。男子の競技のため、写真は、女子記者が撮影した。


<インタビュー>
総合優勝
プレーオフを制し、「勝てると信じて、プレーした」
伊藤刻矢選手(ローモンド、三重高3年) 68=32、36

スタート前に「このところ調子が悪いけど、頑張ってきます」と自信なさげだった伊藤選手だったが、上がってみれば、5バーディ1ボギーの68。それも、出だし1番H、3番H、4番H、6番Hと前半4バーディノーボギーの32と素晴らしい内容だった。「ショットの調子が戻り始めたけどまだまだ、でも前半は4~6メートルのパットがよく入りました。後半は、パットが入らずバーディが取れなかった。最後の17番H(537Y、パー5)で2オンしてようやくバーディ、でも最後の18番Hは1.5メートルを3パットしちゃってボギーでした」と振り返った。プレーオフについては、「相手が年下だから、負けられないと思いました」とほっとした様子。実際、初めの3ホールまではフェアウェイを外す苦しい展開だった。「8番Hのショートは手前のバンカーからピン奥へ1メートル強で、あれが一番やばかった。下りだったし、入って、ほんとよかった」。
伊藤選手は、現在高校3年生。小学生から三重県のトレセンメンバーであり、昨年度からは2年連続でCGA(中部ゴルフ連盟)の強化指定選手に選ばれ、JGAナショナルチーム同様の強化トレーニング指導を受けている。「両方のトレーニングのおかげで、走ることやスタミナ、体幹、足腰などが強くなってきたと思う」と体作りは順調に進んでいるようだ。4歳年上の兄、有志クン(昨年度の三重県国体代表選手、東北福祉大を卒業しプロとしてチャレンジツアーに参戦中)を追いかけてゴルフを続けてきた刻矢クンだが、今では、「ドライバーは僕の方が飛ぶかも」と笑う。「まだ1年あるけど、来年は兄のように大学へ行き、もっと強くなりたい」と目を輝かせていた。
2位
「ゴルフの時間をもっと作りたい」高校1年。惜しくも2位
福田孔子選手(ルネサンス豊田高1年)  68=34、34

プレーオフで3ホール目までフェアウェイをキープしパーオンをしていた福田選手だったが、勝負となった4ホール目の1番Hで第1打を右ラフへ、第2打もグリーン手前にショート、そこからもうまく寄せることができなかった。本戦では、5バーディ1ボギーの68。「ショットは今一つかみ合っていなかったけどパッティングで助けられました。よかったのは後半出だしの10番H(433Y、パー4)です。打ち下ろしのホールで、右に曲げてしまって、そこから6番アイアンでグリーン近くまで寄せて、パーが取れたんです。アプローチもパットも計算した通りにできたことで後半のプレーにつながったと思います」とキーとなったホールを振り返った。
福田選手も小学生の時から三重県トレセンのメンバーで伊藤選手とともにトレーニングを積んできた一人だ。この春から高校生になった。「ゴルフの時間をもっと作りたい」と通信制を選んだ。「今は、ショートコースでラウンドしたりパットの練習、体幹トレーニングは大阪の方でやっている」とゴルフ中心に毎日を組み立てている。トレーニングの効果は体にもしっかりと表れており、ショットも安定感を増していた。まだ高校1年生、これからがとても楽しみである。(写真右が福田選手、左は池田選手(伊賀市))
◇◆3位タイは2人
「バーディチャンスをもっと決められたら・・」
加藤勇希選手(専修大3年) 71=37、34
インからのスタートで、4バーディ3ボギーの内容は「出だしでショットが悪くて心配したけど、11番Hで5メートルのバーディパットが決まって少しずつまとまっていった」と加藤選手。「曲がらないようにショットの調整をしていったらリズムもよくなっていった。今日は距離が短めで助かりました」。
津田学園高から専修大に進学、この春3年生になった。「大学に入って、1年2年と伸び悩んだ。レギュラーですけど、なんかしっくりきてなくて・・・、でも今年の3月に厚木国際で高校3年生以来のベストスコア更新ができました。64でした」と嬉しそうに話してくれた。ゴルフ部でも中心的存在になっていくべく今年の活躍が期待される。
「6バーディは初めて。惜しいのは最後のダブルボギーだけ」
吉田薫選手(伊勢大鷲) 71=36、35
高校生や大学生が上位を占める中、今年50歳を迎えた吉田選手が気を吐いた。「30年間ゴルフをしていて6バーディは初めて。8番Hから1ホールおきにバーディが取れました。何やってもうまくいったしミスしてもいいところにあって・・・ただ、最後の18番Hでセカンドをひっかけてしまってダブルボギー。悔しいね~」と吉田選手はほんとに残念そうだった。吉田選手は実は名大ゴルフ部のOB、「最近、名大の上田君が活躍しているよね、OBも頑張っているんだよ、って見せたかった」そうだ。「同伴者にも天気にも運にも恵まれた一日でした。今から娘の塾への送りをしに帰ります(笑)」と会場を後にした。(※上田敦士選手は名大1年生だった昨年、中部学生、佐々部杯に優勝し、話題となった)
シニアの部
55歳以上のシニアの部で1位から3位の3人に、今年度の日本スポーツマスターズ三重県代表権が与えられた。
1位
大西好平選手(鈴鹿) 75=38、37
シニア1位の大西選手は全体でも9位タイの好成績。2バーディ3ボギー1ダブルボギーだった。「今日はショットが良かった。アウトでアプローチをしたのは9番Hのみ、インでは16,17,18番Hの3回。16番Hから守りになっちゃったんだよね。駄目だね、守っちゃ」と反省した。今回の出場で2回目となる56歳。
2位
青木清治選手(鈴峰) 76=39、37
県アマの前に行われた三重県オープン予選B地区でトップ通過を果たしてきたのが青木選手、66歳。「今また、体を鍛えているんですよ、ジムへ行ってね」という青木選手は、今年になって10ヤードほど距離が伸びて240ヤードほどなのだとか。「飛距離が伸びて・・・」とニコニコで振り返ったこの日の内容は「出だしの連続4ボギーは、グリーンオーバーしちゃった結果。5番Hで10メートルくらいのパーパットが入って、ちょっと楽になって、いつも通りのゴルフになった。後半も目標をもってまわりました。全体にショットはよかった」。今年で4年連続の代表となる。
3位
千葉純一選手(スリーレイクス) 78=41、37
「残り4ホールで5オーバーだよ。ボギー、ボギーダボ、ボギー。ショットは前半よかったから残念」とホールアウト後にがっかりしていた千葉選手だったが、3位に残り、日本スポーツマスターズの代表権を獲得した。「今年は廣野だから、すごく楽しみです」。3年ぶり5回目の代表となる、64歳。
◆◇県アマの話題◇◆
津田学園高からこの春、東大入学。文武両道の選手が参戦
安尾英修選手(東京大1年) 77=38、39
県男子アマチュアの話題をさらったのは安尾選手だ。伊賀市出身で、「ゴルフがしたいから」と津田学園高普通科を選び、ゴルフ部で3年間を過ごした。東大に目標を絞ったのは?と尋ねると「高1の模試でよかったから、目標をそこにした」という。そして、ゴルフと勉強の両立を続け、この春、見事にストレートで合格したのだ。もちろん、東大ではゴルフ部に入部。「日本アマに行ったことがあるって人が同じ1年生でいました。東京で一人暮らしが始まりましたけど、練習不足で今日はショットの精度もよくなかった」と反省しつつも18位タイでフィニッシュした。「こっちに比べたら練習環境もあまりよくないけど、ゴルフを続けて、日本アマを目指したい」。話をしていても穏やかな雰囲気が漂っている。安尾選手の文武両道、バンザイ&ガンバ!!
最年長は75歳
山川敬止選手(西日本セブンスリー)
昭和17年生まれの山川選手が、今回の最年長出場選手だった。「プレーするたびにエージシュートを狙ってるんですけどね、今日は全然ダメでしたわ」。とても75歳には見えないシャキッとした佇まい!!競技ゴルフはゴルファーをいつまでも若々しくしてくれるようですね。
<競技会場フォトギャラリー>
選手の皆さん、競技運営の委員さん、キャディーさんetc.