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三重県ゴルフ連盟

3eの日

◆3eの日◆加盟倶楽部紹介<阿山カンツリー倶楽部>

2017/07/02(Sun) 22:17:14
阿山カンツリー倶楽部

名匠「水の小林」による18ホール。 美しい景観と同時に、ゴルフ脳が刺激される戦略的コース。

副支配人 橋本和博氏にお聞きしました。
●美登グループになって7年目。コースの美しさは昔も今も変わりません。
1992年に開場した当倶楽部は、伊賀盆地を眼下に見下ろすなだらかな丘陵地にあります。設計は、水を活かしコースとの美しい調和を極めるレイアウトで「水の小林」と呼ばれた小林光昭氏で、実に池に絡むホールは8ホールもあります。ティーグラウンドに立った時、目の前に広がる景色の美しさに見とれるのですが、どう攻めようかと考えるとなかなかに手ごわいと思います。開場当時の理事長は、杉原輝夫プロでした。現在の美登グループになってからは6年目、理事長も故・杉原プロから松井功プロに代わっています。
4月半ばの桜、5月の山桜のシーズンはコース中が柔らかなピンクに包まれ、本当に美しいですよ。メンバーもよくご存じで、皆さんが観賞ゴルフにいらっしゃいます。

●「難しい、だから面白い」。コースあってのゴルフ場として嬉しい評価です。
コース戦略という面では、難しい18ホールだと思います。池の絡みもありますが、マネジメントが重要なホールが続くこと、グリーンが基本的に速いことが挙げられます。コースの改造はほとんどしていませんが、3番Hは右のバンカー群に手こずる方が多く、当初4つあったバンカーを1つにしました。とにかく、目に飛び込んでくる池をしっかり見て、落としどころを計算してショットすることが一番です。また、グリーンも2段、3段になっていたり、長い所で50ヤードくらいもありますから、ピンのある段に落とすことが肝心です。メンバーからは「難しい、でも、また挑戦したくなるんだよね」とお褒めの言葉をいただいています。

●正会員は約1000人。研修会は平均年齢40歳代と若いです。
メンバーは地理的なこともありますが、やはり大阪や奈良からがほとんど。関西圏ですね。名古屋方面からは高速の渋滞問題もあってか、少なめ。実は最近は徐々に改善されてきており、ぜひ一度、挑戦しに来ていただきたい。標高が一番高い所で500メートルほどで、夏場は山からの風もあり過ごしやすいですし、秋は紅葉の美しさを堪能いただけます。
<和歌山県出身の橋本副支配人は、今49歳。>
●阿山CCでまだ2年ですが、若い頃のゴルフ場勤務の経験が役立っています。
私は今、副支配人ですが、ここに2年前の4月に来た当初はスタート室勤務でした。ところが、8月に前副支配人が退社され、事務所勤務に。さらに9月には森支配人が急逝され、状況が急変。それで、私が副支配人を仰せつかることになったのですが、大学卒業後に研修生として大甲賀CCに勤務し、ゴルフ場のさまざまな部署で働いた経験が今になって役立っています。いろいろあって、事務所では男性一人状態ですけれど、女性陣がとても頑張ってくれていますし、皆で力合わせてやっています。

<倶楽部の話題>

◆一日中、練習していられる環境がここにある
ショートホール6H

クラブハウスの左に、大きな本格グリーンが際立つショートホールが備わっている。29ヤードから80ヤードまでの6ホールで、アプローチやパターの練習には最適な環境。しかも、全ホールを回ってもいいが、一つのホールでじっくりと練習するのもOKなのだとか。「お弁当と水筒とボールを20-30個を持参して、一日中練習している方もいますよ。近くの高校の生徒もいつも練習しています。初心者から上級者、大人も子供もぜひどうぞ」と橋本副支配人。
本コースをラウンドする人は無料。ショートコースのみを利用の場合は、メンバー1080円(税込)、ゲスト2160円(税込)。ご利用はフロントに申し込みを。
★小学3年からゴルフを始めたという橋本副支配人も「アプローチとパターが上手くなるとゴルフは数段上達する」と太鼓判を押す。こんな恵まれた練習場を見逃す手はありませんヨ!!
◆年に数回、倶楽部主催オープンコンペが大人気
とにかく賞品がスゴイ!と評判のオープンコンペ。今年はすでに終了した4月1日(土)桜花杯のほか、7月8日(土)開場記念杯、11月4日(土)紅葉杯、12月23日(土)クリスマス杯と開催が決まっている。いずれも土曜日に開催、一人からでも参加できる。一日を3部に分け、各15組ずつで表彰が行われる。優勝賞品は伊賀牛ステーキ200g5枚、豚肉トンテキ用200g5枚、ロールケーキ、お菓子袋いっぱいと盛りだくさん。優勝者だけでなく、飛び賞なども含めると、とても多くの方にプレゼントされるとあって、この日に仲間内のコンペを兼ねてしまうグループもかなりいるとか。幹事様ラクラク嬉しいコンペと言える。
◆研修生は、杉浦斎クン
中京大学時代はキャプテンとして、中部学生でも上位の成績をおさめていた杉浦クンも今や26歳、阿山CCで研修生をしていた。「今年こそ、プロ合格目指します!!」と学生時代と変わらない笑顔でスタート室業務をこなしていた。

《コースをご紹介》

マネジメントを要求されるコースだが、女性には優しいサービスホールも!

池の絡むホールが8ホールあり、番手選択、飛距離、打ち出し方向などスキルを求められるホールが続く。8番ホールを除いて、1ベントグリーンで仕上げられている。
●18ホール Par72 /B6882ヤード、R6489ヤード、F6060ヤード、L5053ヤード
●残りヤード表示は、フェアウェイ左右センター付近にボードが埋め込んである。残り100ヤードはピンク、残り150ヤードは白、残り200ヤードは青(ロングホールのみ)で、いずれもグリーンフロントエッジまでの距離。
◆◇アウトコース◇◆
★4番H(Par4/B411Y、R401Y、F381Y、L311Y)
右サイドはOB、左サイドは池が待ち構えるミドルホール。フェアウェイは左に傾斜しているので、第1打はやや右サイドを狙おう。グリーンは縦に長く、2段になっている。グリーン奥の桜が一斉に咲き誇る季節は実に美しく、花見を楽しむために来場するゴルファーもとても多い。


★5番H(Par3/B196Y、R174Y、F140Y、L106Y)
右サイドはOB、左サイドと手前に広がる池を越えるショートホール。グリーンが縦に長いので距離感が大切。4番Hと5番Hは風が逆となるが、5番Hはアゲンストのことが多いのも、番手選択を悩ませる。まずはセンター狙いで確実にオンを!

★7番H(Par5/B552Y、R540Y、F498Y、L356Y)
谷越えの第1打は両サイドOBに気をつけながら思い切って振っていきたい。ロングヒッターは右斜面中腹を狙うとショートカットできる。レディスティーはぐっと前にあるサービスホール。200ヤード地点からグリーンに向かっては打ち上げで、20Yプラスして番手選びを。グリーンは縦に長く2段。
★8番H(Par3/B197Y、R172Y、F160Y、L121Y)
阿山CCで唯一2つのグリーンを有するホール。メイングリーンは左。レギュラーティーからは約11ヤードの打ち下ろしとなるため、距離感を正確に。両グリーンともに池に向かって傾斜している。

⭐️コースにアライグマが現れました。フェアウェイを悠然と横切って、ラフまで行ったところで立ち止まり、何やら見つけたのか、食べていましたよ。

★9番H(Par4/B415Y、R380Y、F348Y、L303Y)
ティーの場所がバックとレギュラーは右へ、フロントとレディスは左に進む。両サイドともにOBだが、第1打の狙いはやや左サイド。グリーンは左に向かって傾斜している。

◆◇インコース◇◆
★12番H(Par3/B206Y、R179Y、F151Y、L145Y)
約18Yの打ち下ろしショートホール。第1打は右サイド狙いが安全。グリーンが速く、中央から左へは下り傾斜。オンしてもピン位置によってはなかなかに手ごわい。


★13番H(Par4/B375Y、R362Y、F338Y、L315Y)
フェアウェイ左に沿って池が広がる難度の高いミドルホール。右サイドもOBだが、傾斜が池に向かっているので、狙いはやや右となる。風が左から吹く日は、思い切って池に打ち込むつもりでちょうどいい。グリーンは段差の大きな2段。しかも縦に長く、奥と手前では50Y違う。傾斜に落ちると、戻ってきてしまうこともあるので、同じ段に乗せることを意識してクラブ選択をしよう。

★15番H(Par4/B407Y、R388Y、F369Y、L291Y)
第1打は両サイドOBだが、左を狙おう。右に行き過ぎると第2打でグリーンが狙いにくい。距離もある上、第2打は打ち上げ、アゲンストの日が多いため、最難関と言える。レディスティーはかなり前に設定されており、グリーンが見える。縦に長いグリーンは2段。


★17番H(Par3/B211Y、R194Y、F162Y、L131Y)
池が絡むショートホール。グリーン中央にマウンドがあり2段になっている。夏場はフォローになることが多いので、打ち下ろしの距離感を間違えないようにしたい。ピンのある段を狙うのが鉄則と言える。

★18番H(Par4/B409Y、R386Y、F356Y、L302Y)
クラブハウスに向かって進む最終のパー4。第1打の狙い目は、正面の「吹き流し」、両サイドのOBに気をつけよう。打ち下ろしの第2打以降は、グリーン右から手前に待ち構える池に注意を。