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三重県ゴルフ連盟

事務局だより

◆3eの日◆ジュニア・トレセン活動報告/合宿

2025/07/03(Thu) 17:18:25

技、体、心をトレーニングを通して鍛える。

ジュニアトレセン合宿が行われました。

2025年6月21日(土)・22日(日)
開催場所/鈴鹿市農村環境改善センター多目的ホール
鈴峰ゴルフ倶楽部、椿会館
2025年度三重県トレセン合宿が行われた。4回目の今回は宿泊を伴う2日間日程で、今年度のトレセンメンバーが集合。朝9時から鈴鹿市農村環境改善センターにある多目的ホールでフィジカルトレーニング、午後からは鈴峰ゴルフ倶楽部に移動して、座学とラウンドを行った。また、夜は椿会館にてミーティングも実施された。

2025年度トレセン メンバー
<男子>
北浦大暉(津田学園高3年)
吉川奏風(三重高3年)
滝田詠夢(代々木高3年)
吉川夏優(北中3年)
市瀬空留(一身田中2年)

<女子>
松田雫(津田学園高3年)
西池望結(久居西中2年)
木下陽菜子(久居中2年)
清水莉理(員弁中3年)

<鈴鹿回生病院スポーツ医学センター>
深間内誠 先生
北村綱為 先生

<津田学園高校ゴルフ部>
石井正家 先生

★三重県ゴルフ連盟のジュニア育成の一環である「トレセン」は今年で15年目を迎える。
今年度のMGA体協委員会・坂口博文委員長が選手と親御さんを前にお話をされた。
「三重県トレセンは21年三重国体でいい成績をおさめるべくジュニア強化のために設立されました。当初、小学生から高校生までをトレセンメンバーに選出し、多い年では30人ほどのメンバーで、技術、フィジカル、メンタルというゴルフに必要な3要素を専門家とともにグレードアップする目的でトレーニングを続けてきました。残念ながら国体はコロナ禍の時期と重なり、開催中止となってしまいましたが、三重県として国体少年男子で団体2位が2回をはじめ、団体戦、個人戦で入賞者が数多く出ています。そして、このトレセンで力をつけた伊藤有志、中山絹也、発多ヤマトなどプロゴルファーになり、活躍している選手が多く誕生しました。
言い換えれば、三重県トレセンの最大の目標は、三重県からプロへと羽ばたいていく選手を育てることであり、他県からも三重県でトレーニングしたいと思ってもらえるような内容を目指しています。具体的には特に高校3年間でどこまでベースを作り、伸びしろを増やせるかにかかってくるわけですが、最終的には選手一人ひとりがトレセンで学んだことを毎日の自分の時間で繰り返し行って、スキルアップを図るしかありません。選手の皆さんはもちろんのこと、親御さんも大変でしょうが、選手が強くなるためにぜひ身近でサポートをしていただきたいと思います。
選手にとっては来月の中部ジュニアで日本ジュニアの出場権を獲得すること、また国スポに選出されている選手は団体と個人で上位を目指して欲しい。緊張する試合の場面でいかに自分の力を発揮できるか、それもトレセンのトレーニングの成果が問われます。
また、今から10年後に三重県で国スポが開催される方向で進んでいます。トレセンとしても、地元開催に向けての活動を強化していきますのでよろしくお願いいたします」。

★フィジカルトレーニング

三重県トレセン開設当時からトレーニングに関わっている鈴鹿回生病院スポーツ医学センター所属の深間内誠先生にお聞きした。
「トレセンのトレーニングは基礎体力向上の動きが中心ですが、これを続けることによって、集中力の持続、思考力のアップ、特にメンタリティが強くなることにつながります。ここで身につけてほしいのは強さ、です。僕が考えるいい選手の条件とは、一つはよく食べること、2つ目がどこでも寝られること、そして3つ目が着替えが早いこと。意外でしょうが、着替えが早いということは先のことを予測して動くことができることにつながっているんです」。(写真、右から深間内先生、北村先生)
トレーニングは
①ウォームアップも兼ねた柔軟性を上げる動き(股関節、肩甲骨)
②ランニング・・・追い抜き走も
③ラダーを使う
④メディシンボールを使う
⑤体幹を鍛える、ダッシュ運動 など