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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技インタビュー/県ジュニア<中日CC>

2026/06/03(Wed) 17:56:24
第37回三重県ジュニアゴルフ選手権競技
2026年5月6日(水・祝)
会場/中日カントリークラブ(西・中コース)
距離と参加人数/
男子中学3年生〜高校3年生の部 11名/6891yd Par72
女子中学3年生〜高校3年生の部 9名/6185yd Par72
男子中学1・2年生の部 7名/6185yd Par72
女子中学1・2年生の部 8名/5893yd Par72
男子小学生の部 7名/5163yd Par72
女子小学生の部 10名/6163yd Par72
チャレンジの部 16名/男子5893yd、女子5163yd Par72
天候/曇りのち小雨

選手たちが1年間の成果を発揮。

男女6部門と、チャレンジの部。

昨年から会場となった中日カントリークラブの西・中コースで開催された三重県ジュニアゴルフ選手権競技。高校3年生から小学生までの68人全員が西コースからティーオフした。厚い雲が空を覆う曇りで気温は低め、9時ごろからは雨も降り始めて、小雨ながらずっと降り続いた。選手たちを見守る大人たちは肌寒さを感じていたが、プレーする選手たちにとっては「全然寒くなかった」と気にならなかったようだ。
競技は12時55分に第1組かホールアウトしてくると、6部門の優勝者が順次決定し、表彰式は年代別に中学3年生〜高校3年生の部、中学1年生〜2年生の部、小学生の部で別々に行われた。また、チャレンジの部はゴルフを始めてまだ日の浅い選手たちが競技形式でプレーをすることで将来に向けての経験値を上げるために行われた。

中学3年生〜高校3年生の部は、男女ともに中学3年が優勝

育ち盛りの選手たちは1年で身長もぐんと伸び、雰囲気も変化する。1学年変わることで戦う部門も違ってくる選手もいる。そんな中、中学3年生〜高校3年生の部は、男女ともに新たにこの部門に入ってきた中学3年生が優勝を手にした。
男子は市瀬空留選手(津市一身田中3年)、女子は木下陽菜子選手(久居中3年)だった。どちらの部門も今年度の国民スポーツ大会の三重県代表の参考競技となっている。今年の中部アマや中部女子アマ、中部ジュニアなどの試合の成績によって今年度の代表選手が決定される。

<男子中学3年生〜高校3年生の部>

市瀬空留選手(津市一身田中3年)が優勝。
7時30分からティーオフしたこの部門。中学3年生4人を含む11人が出場した。優勝は最終組からスタートした中学3年の市瀬空留選手(津市一身田中3年)だった。

優勝 市瀬空留(津市一身田中3年) 74=34、40
2位 吉川夏優(津高1年)  80=40、40
3位 橋本英知(津高2年)  82=41、41
優勝
市瀬空留選手(津市一身田中3年) 74=34、40

今年から国体選手の対象となった中学3年の市瀬選手は「最悪、酷かった」とアテスト会場に戻ってきたが、そんなことはなく、2位に6打差をつけて初優勝となった。前半は3バーディ1ボギー、そのうち1番パー5と5番パー4はタップインバーディだった。しかし後半になり、10番パー5でセカンドをOBとしてダブルボギーとすると、その後1バーディ、3ボギーを打ってしまった。「ティーショットがまっすぐに飛ばなかった。「全部がダメでした。前半はまだグリーン内に収まっていたけど後半はパーオンしても5、6メートルで、パットも入らなくて、とにかくよくなかったです。反省だらけ」。思うように行かなかったゴルフだったものの、結果は優勝。今年は日本ジュニアでいい成績をあげたいそうだ。
2位
吉川夏優選手(津高1年)  80=40、40

「パッティングが良くなくて全然入っていなかったのがスコアが出なかった要因だと思います。ショットは方向性は良かったけれど距離感が合わなかった。良かったのはアプローチで、15番パー4で15ヤードがチップインしてバーディが取れました。フェアウェイは行きましたけどパーオンはそれほどできなかったです。OBもありました」と振り返った吉川選手は、この春から津高校に進学した。学校へは名張から毎日電車と歩きで通っている。練習は家に帰ってから夜にしているそうだ。
3位
橋本英知選手(津高2年)  82=41、41

2位の吉川選手の1学年先輩となる津高校2年の橋本選手が3位に入った。「ショットは良くなかったけれど、パッティングは良かったです。10番で1.5メートル、11番で3メートルのバーディパットが入りました。でも、OBが2つあって、16番ではダボ、17番はトリプルになっちゃいました」と橋本選手。進学校の津高にはゴルフ部はなく、今、吉川選手と2人でクラブを作るか考えているとか。

<女子中学3年生〜高校3年生の部>

木下陽菜子選手(久居中3年)が優勝。

優勝 木下陽菜子(久居中3年)  71=36、35
2位 平山心暖(ルネサンス豊田高3年) 73=34、39
3位 西池望結(久居西中3年) 74=37、37
優勝
木下陽菜子選手(久居中3年)  71=36、35

「今日はパーオン率が良くなくて、10回しか乗ってない。その分アプローチで耐えました。手前から攻めたってこともありますけどね」と木下選手。1番パー5は50センチ、12番パー4で6メートル、17番パー3でチップインと3バーディを奪取した。ボギーは8番パー4と18番パー4だった。小学生の頃から注目され、中学に入ってからはMGAトレセン、CGA強化指定選手に選出され、トレーニングを続けている。技術だけでなく、栄養学やメンタルについても習っている。今年の中部女子アマ(呉羽CCで開催)は修学旅行をパスして挑んだが、1打差で日本女子アマ出場権を逃した。今年のもう一つの目標である日本ジュニアに向けて、まずは中部ジュニアで爆発だ!!
2位
平山心暖選手(ルネサンス豊田高3年) 73=34、39

前半を2アンダーで回り、「後半も伸ばしてきます!」と元気よく折り返していった平山選手だったが、3ボギーと伸ばせず、2位で大会を終えた。「前半はショットが全部ついたのでいいスコアになりました。でも、後半は1メートルに寄せても入らず残念でした」。平山選手は昨年10月にルネサンス豊田高に転校した。ゴルフ時間が増えたこともあってか、今年の3月に開催されたゴムノイナキ愛知女子オープンでアマチュア優勝を果たしている。成長したのは飛距離だ。今では250ヤードを飛ばす。中部女子アマ(呉羽CCで開催)でも他の選手を引き離すディスタンスを見せた。5位タイ入賞で日本女子アマ出場権も獲得した。「日本女子アマも頑張ります。そして、7月のプロテストがいちばんの目標なので、1発合格できるようにしたい!!」
3位
西池望結選手(久居西中3年) 74=37、37

前半の2番で2.5メートル、後半12番で2メートルのバーディパットが決まった。「特に後半のドライバーが良くなかった。4つのボギーはショットで乗せられずアプローチも寄せきれずって感じでした」と残念そうだった西池選手。160センチに身長も伸び、この1年間の成長はやはり飛距離で、ヘッドスピードが上がって230ヤードになったそうだ。目標は日本ジュニア優勝で、今年の中部女子アマは修学旅行を優先して見合わせた。

<男子中学1・2年生の部>

滝口選手と市瀬選手が76ストロークで並んだが、マッチングスコアカード方式により滝口選手の優勝となった。

優勝 滝口司(鈴鹿市天栄中2年) 76=38、38
2位 市瀬蓮来(津市一身田中1年) 76=38、38
3位 丹羽晃士(名古屋中2年)  78=40、38
優勝
滝口司選手(鈴鹿市天栄中2年) 76=38、38

前半に2ボギー、後半は1バーディ、1ボギー、1ダブルボギーだった。「ショットは練習ラウンドよりも良かったと思いますが、3メートルほどのパットが入らずバーディが取れなかった。18番はサブグリーンに乗って、アプローチが手前で寄らず最後の1メートルのパットも外してしまいました」。滝口選手はこの1年で10センチほど身長が伸びていた。飛距離も伸びて260ヤードになった。
2位
市瀬蓮来選手(津市一身田中1年) 76=38、38

3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい内容だった市瀬選手。滝口選手と同スコアだったが、マッチングスコアカードにより2位となった。「ドライバーが荒れていてOBもあったし、パットも入らず、何も良くなかった。マッチングで負けたのがいちばん悔しいです。3連覇を逃してしまったから」と負けた悔しさが上回った。小学6年の時、中部小学生で優勝、三重県ジュニアでは小5、小6と優勝していた。
3位
丹羽晃士選手(名古屋中2年)  78=40、38

「今日はショットの精度やパットのタッチが悪かった。バーディは10番で5メートルが入った一つだけでした」。

<女子中学1・2年生の部>


優勝 信藤好(津市朝陽中2年) 78=37、41
2位 木下千陽(久居中1年) 86=44、42
3位 谷口七海(亀山市中部中1年) 88=44、44 
優勝
信藤好選手(津市朝陽中2年) 78=37、41

1番で3メートル、7番で80センチ、9番で8ヤードをチップイン。3バーディを取れたが、前半に4ボギー、後半は3ボギー、1ダブルボギーがあった。「全体にイマイチでしたが、ショットがまだ良かったかな。中1だった去年は3位だったが、今年は優勝できた。だが、本人としては成長はあまり感じていないと謙遜した。青山ジュニアに所属している。
2位
木下千陽選手(久居中1年) 86=44、42

信藤選手と同じ青山ジュニアに所属する木下選手は、「後半にパーが6つ取れた」と嬉しそう。「悪かったのはアプローチで、ショートしたことが多かった」と話してくれた。今年の目標は70台で回ること、と明快。中学3年〜高校3年の部で優勝した陽菜子選手はお姉さん。
3位
谷口七海選手(亀山市中部中1年) 88=44、44 

「ドライバーがフェアウェイに行ったことが良かった。ダメだったのはアプローチでオーバーが多かった」と谷口選手。毎週、亀山ジュニアで練習しているが、ドライバーがまっすぐに行くようになったことが成長の証。今までのベストスコアは74、「70台を安定して回りたい」が目標だ。

<男子小学生の部>


優勝 柳原悠人(三重大附属小5年)  73=37、36
2位 種村海(員弁東小6年)  87=44、43
3位 原田日之出(四日市富田小5年) 91=48、43
優勝
柳原悠人選手(三重大附属小5年)  73=37、36

「前半8番で短いパットが入らずボギーになった。後半になって、パットが入るようになって、14番と17番でバーディが取れました。11番のボギーは右の林に行ってしまった、13番ショートは手前からのアプローチが寄らずボギーでした」。柳原選手は今年の中部小学生で2位に入り、5月4日に全国小学生(我孫子GCで開催)に出場、6位に入った。「最後にダボを叩いてしまった」と教えてくれた。青山ジュニアに所属しているがパッティングは毎日家で練習しているそうだ。好きなプロはロリー・マキロイ、日本では岩崎亜久里だとか。

<女子小学生の部>


優勝 許田愛(鈴鹿市白子小6年) 75=37、38
2位 酒徳玲衣(鈴鹿市椿小6年) 80=41、39
3位 出原うらら(鈴鹿市清和小5年) 81=43、38
優勝
許田愛選手(鈴鹿市白子小6年) 75=37、38

4バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの内容を一つずつ丁寧に振り返った許田選手。「ドライバーでフェアウェイを外したのは2回だけだったけど、パーオンは半分くらい。でも、75は試合では初めてのいいスコアでした。4つのバーディが取れたのが嬉しい」と笑顔を見せた。小2の終わり頃にゴルフを始めて、小3の夏休みには試合に出た。6年生になった今の目標は「全国で上位に行きたい」と明確。鈴鹿ジュニアのメンバーだ。