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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技報告<県女子OP/西日本セブンスリーGC>

2019/06/03(Mon) 03:02:18

県女子オープン史上、2人目のアマチュアV

三重高2年、長田莉子選手が

5人のプレーオフを制し、令和初の女王に。

シニアの部は、宇田花州子選手(三重フェニックス)

日本スポーツマスターズ 女子の県代表決定。


第14回三重県女子オープンゴルフ選手権競技
開催日/2019年5月17日(金)
会場/西日本セブンスリーゴルフクラブ
プロ・一般の部 6431yd、Par72
シニアの部   5682yd、Par72
参加人数/
プロ 22名、
一般の部17名、一般(国体)の部22名、
シニアの部9名、シニア(マスターズ)の部25名
天候/晴れ
第14回三重県女子オープンゴルフ選手権競技は、圏内で唯一の高麗グリーンを有する西日本セブンスリーゴルフクラブで開催された。当日は、朝から気持ちよく晴れたが、風が徐々に強くなった。
参加したのはプロ22人、一般の部37人、シニアの部34人。午前7時30分からティーオフ。今年度のMGA主催競技は、選手たちが場内で待つ時間を少なくし、スムーズに進行することを目指して、9分間隔でスタート時間が組まれている。
今回、スティンプ10.0、コンパクション26と固く仕上げられたグリーンは、高麗特有の目が難しさをさらに際立たせていた。日頃、なかなかプレーすることのない高麗グリーンのため、選手たちは練習ラウンドで感触を掴もうとしたようだが、実際にはかなり苦労をした様子だった。

★中部ゴルフ連盟加盟倶楽部から広く参加できるようになった。
アマチュア選手の参加資格が今回から、アマチュア選手の参加資格について、中部ゴルフ連盟(CGA)加盟倶楽部メンバーに広く門戸を開くことになった。まだ、認知されていなかったためか、今回は4人の出場にとどまったが、次年度からはさらに多くのゴルファーの参加を期待している。
◆総合の部◆

難度の高い高麗グリーンの攻略に苦しんだのか、徐々に強くなっていった風の影響か、スコアは伸びなかった。前半を2アンダーで好調に飛ばした寺田紅蘭(P・青山高原)も後半に大崩れし、結局、74ストロークでホールアウトしたプロが4人、藤岡芽以(P・西日本セブンスリー)、村下妃成(P・愛知)、柴綾夏(P・ジャパンクラシック)、与那嶺真代(P・ローモンド)と、アマチュアの長田莉子選手(三重高2年)、計5人によるプレーオフとなった。

プレーオフは、1番(496yd、パー5)と2番(398yd、パー4)の繰り返しだった。
くじ引きによる打順は、藤岡、柴、村下、長田、与那嶺の順。皆パワフルなショットを繰り出し、まさにサドンデスの勝負が始まったが、結果はホールを追うごとにボギーを叩いた選手が一人ずつ脱落する展開に。1ホール目で藤岡、2ホール目で与那嶺、3ホール目で村下が抜け、ついに4ホール目の2番へ。
第1打はが右のラフ、長田はフェアウェイ真ん中へ。第2打、グリーン手前のエッジに運んだ柴に対し、長田はピン手前4メートルへ。柴は第3打をウェッジで転がしたがピンを4メートルほどオーバーした。それを見て、長田が狙ったバーディパットは惜しくも外れたもののがっちりパーをキープ。残るは柴のパットとなったが、無情にもカップをすり抜け、この瞬間、長田選手のアマチュア優勝が決まった。プロたちはいずれも研修生とはいえ、4ホールをしのいだ見事な勝利だった。
ちなみに、三重県女子オープンのアマチュア優勝は、第6回大会(平成23年)にやはりプレーオフの末、優勝した鈴木麻綾選手(現プロ)以来、8年ぶりのことである。
<インタビュー>
5人のプレーオフを勝ち抜いた、堂々のアマV。
優勝 長田莉子(三重高2年)  74=36、38

本戦ではバーディが一つ。2番(398yd、パー4)で2メートルを沈めたのみだったが、プレーオフの勝負となったホールもその2番ホールだった。4ホール目となった柴プロとの一騎打ち。長田選手はフェアウェイからまっすぐピンに向かってショット。ピン手前4メートルにつけたのだった。バーディパットは惜しくも外れたが、県女子オープン史上2人目となるアマチュア優勝に輝いた。
「今日は、ショットが良く、パーオン率が最近の中では良かった。縦の距離もあっていた」と語った長田選手は、5月6日の県ジュニアでは、思うようにいかず7位と惨敗、悔し涙を流したが、2週間経って、笑顔満面となった。「中部女子アマがとても大事なので、アプローチをもっと練習して頑張りたい」。長田選手は三重県トレセンメンバーで、女子4人のうちの一人。毎週水曜に鈴鹿回生病院でトレーニングを積んでいる。
そして、5月22日から3日間、岐阜県の岐阜カンツリー倶楽部で行われた中部女子アマでは、残念ながら日本女子アマチュア出場権を獲得することはできなかった。次なる目標は、中部ジュニアになる。(写真はプレーオフを終わり、ハウスに戻ってきた長田選手(左)と、祝福する別所選手)
2位 P 柴 綾夏(ジャパンクラシック) 74=37、37
プレーオフの4ホール目で、プロの意地を出し切れなかった。「3打目は距離があったのでアプローチを選択、あまり転がらないだろうと思いつつも、チップイン狙ってしまったら4メートルもオーバー。1打1打集中していこうと決めて今日を回っていましたが、最後に欲が出ちゃいました。でも、返しのパーパットは外れたけど、狙い通りに打てたのでそんなに後悔はない」と柴は振り返った。本戦に関しては、「スタートの1番(496yd、パー5)で7メートルのバーディパットが入りました」と気分良くスタートしたものの後に2ボギー、後半も1バーディ、2ボギーだった。「ティーショットのミスがあって、パーオンできなかった。高麗グリーンも慣れていないので、パッティングが今ひとつ。波はないけどパッとしない出来でした」。
笑顔で話す柴だったが、なんとこの試合は、病み上がり後だと聞いて驚いた。高校卒業後、プロを目指し研修生として地元の富山県で研鑽を積んでいたが、気分一新で、三重県のジャパンクラシックCCで4年目。ところが、2年前にがんを患い手術、1年間の治療の間、ゴルフから離れた。「ようやく去年の8月に戻ってきました。QTを受けたけどダメで、今年はプロテストも1次からです。でも、病気になって、治療に比べたら、ゴルフはどうってことないというか。メンタルも強くなったかなと思います」。今は、名古屋のトレーニングスタジオで体力アップを図りながら、プロテストを目指す。
2位 P 村下妃成(愛知)    74=40、34
アウトからスタートした村下は、1番(496yd、パー5)でいきなりOBを打ち、8打を叩いた。「そこからは耐えたつもりだったけど、40で、後半は気持ちを切り替えて臨みました」と、後半は、1番、2番、3番、16番と4バーディラッシュした。「でも、14番(350yd、パー4)でスプーンを抜いたつもりが、5Wで打っちゃって、ダブルボギーにしたのが悔しいです」。プレーオフでは、3ホール目の1番で、エッジからの第3打がピンを1.4メートルオーバし、返しを入れられず脱落した。
2位 P 与那嶺真代(ローモンド)    74=36、38
「本戦はショットが良くなくて、特に後半はパッティングとアプローチで耐えたラウンドでした。もう少しバーディが取れないとダメですね」。沖縄出身の与那嶺は、岐阜で3年の研修生をした後、去年の8月からローモンドに移った。
2位 P 藤岡芽以(西日本セブンスリー) 74=37、37
開口一番、「疲れた」と藤岡。「バーディが一つも取れず、耐えました。ボギーは7番と10番でした。ショットが良くなくて、1ピンくらいにしかつかなかったので、余計に大変だった。18番も上にはつけられないと知っているので、手前からを狙ったら短すぎて、2メートルちょっと残してしまって・・・」と反省しきり。というのも、藤岡は会場の西日本セブンスリーCCで研修生をしている身で、この日は周りの期待も半端なかったのだ。そんな期待に応えて、プレーオフに臨んだが、1ホール目で第3打がグリーン奥に行ってしまい、アプローチが3メートルショート、ボギーとして最初に脱落だった。
藤岡は研修生4年目の21歳。津田学園高時代は、県ジュニアで優勝している。写真は、クラブの芽以ちゃん応援団。一番右は、山口俊二さん。友の会メンバーで、自称・専属カメラマンで常に色々な写真を撮ってはクラブに貢献している。1929年生まれで、この10月に90歳とお聞きしてビックリ!! 右から2番目は営業の西岡千鶴子さん、一番左はメンバーの今西さん。
◆一般の部◆

総合優勝した長田莉子選手が一般の部も優勝。2位は75ストロークで、別所あにか選手(メリノール学院高1年)、3位は同じく75ストロークの、池ヶ谷瑠菜選手(津田学園高1年)だった。2位と3位はマッチングスコアカードで決定された。
2位 別所あにか(メリノール学院高1年) 75=38、37
「高麗グリーンがよくわからなくて、3パットを2回しました。グリーンは11回捉えたんだけど、ピンから遠かったのが、ダメでした」。別所選手は、MGAトレセンのメンバーと同時に、中部ゴルフ連盟(CGA)強化指定・正選手にもなっている。中部女子アマで4位タイに入賞、日本女子アマチュアに出場する。
3位 池ヶ谷瑠菜(津田学園高1年)    75=38、37
「途中までいい感じだったけど、後半最後の16番、17番で連続ボギーにしてしまった。残念〜」
◆シニアの部◆

今年シニアデビューの宇田花州子選手(三重フェニックス)が74ストロークのナイスプレーを展開し、早々と首位に立ち、逃げ切った。
9月岐阜県で開催される日本スポーツマスターズ 三重県代表は、優勝の宇田選手、2位の篠田富美子選手(鈴峰)、3位の太田明美選手(西日本セブンスリー)の3人に決定した。3位はマッチングスコアカードにより決められたため、同スコアの中西以穂選手(伊勢)は惜しくも代表を逃した。宇田選手は初めて、篠田選手は10回目、太田選手は3回目の代表となる。
優勝 宇田花州子選手(三重フェニックス) 74=38、36
インからスタートした宇田選手は、最初の10番(321yd、パー4)で8メートル、16番(153yd、パー3)で、そして最後の9番(372yd、パー4)で5メートルと、3つのバーディを奪った。「ショットが良くて、ラフからでも、パーオン率80パーセントくらいだった。いいゴルフができました。」と初優勝を喜んだ。「ここは、エッジの距離狙いが鉄則。グリーンは思ったほど切れないと思って打ちました」。
飛距離は210ヤード。「ショット派」だと宇田選手は、「シニアの距離なので、回りやすかった」と笑顔だった。和歌山出身の宇田選手は、20歳でゴルフを始め、三重県で研修生としてゴルフ場に所属してプロを目指した。キャディーをしながらプロテストを受けたが35歳で断念。その後はフリーのキャディーが本職。すでに25年のキャリアになる。今は松阪CCをメインに仕事している。競技には昨年から出るようになったが、松阪CCでキャディーをするアマゴルファー、北川京子さんや松葉隆子さんから「シニアが近いし、競技に出たら?」と後押ししてくれたからだとか。シニアデビューを果たした49歳。幸先よく、優勝のタイトルを手にした。
2位 篠田富美子選手(鈴峰)  78=41、37
「ショットが悪かったけど、頑張りました。スタートの10番から左の赤いバンカーに入ったし、今日はフルショットは左に曲がってばかりだった。アプローチとパターが良かったので助かりました。3パットがなかったのも良かった」と篠田選手。
バーディは3つ。長いのが入った。4番のショート 長い、10番は3メートル、15番はチップインdさった。日本スポーツマスターズ の県代表は10回目。64歳。
3位 太田明美選手(西日本セブンスリー) 79=41、38
「バーディゼロでした。しのいだボギーもあったし、疲れました〜〜。今日はアイアンの距離感がうまくいかなかった。グリーンが難しいので落とし所を考えたけど、思うようにはいかず、特にパッティングを我慢しました。奥からだと3パットもあって、とにかく我慢、でした」と振り返った太田選手は、実は西日本セブンスリーCCがホームコース。「そうなんだけど、対外試合に出るようになってからは、年間に10回くらいしかラウンドしていないので、難しかったです」。三重県はもちろん、中部や日本の競技で数々のタイトルを手にしている54歳。
(写真左が大田選手。右は、ペアマッチでいつもコンビを組んでいる仲良しの菊川裕美子選手)
3位タイで惜しくも代表を逃した
中西以穂選手(伊勢)

「悪いゴルフじゃなかったと思ったけど、パッティングが良くなかったのかな」と残念そうだった。昨年まで2年連続で日本スポーツマスターズ 三重県代表になったが、今年はマッチングスコアカードにより代表を逃した。
★今年も、元気いっぱい、名和3姉妹

名和3姉妹は昨年に続き、今年も揃って三重県女子オープンに出場した。
長女の佑季選手と三女の里依選手は一般の部で、プロで四女の良枝選手はプロの部(総合の部)での戦いだった。3人とも仲良しで、今年も記念の写真を楽しく撮ってくれた。(撮影は、母の亜也子さん)
名和良枝選手(P・グレイスヒルズ)  75=39、36 総合6位タイ
名和里依選手(白山ヴィレッジ) 76=38、38 一般の部4位タイ(総合12位タイ)
名和佑季選手(榊原)  87=43、44 一般の部22位タイ(総合44位タイ)
<フォトギャラリー/プレーオフ、表彰式、会場風景>

※県女子オープンのフォトギャラリーは、別ページでもご紹介します。