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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介<県シニアOP/メナードCC青山コース>

2020/08/03(Mon) 00:05:49

標高600メートルの広大なメナード青山リゾート内、

屈指のチャンピオンコースで三重県シニアオープン開催

メナードカントリークラブ青山コース

支配人 岡山丈洋さんにお聞きしました

●今年で44年目になるコースは、開場当時とは趣きが変わりました。
当クラブは1977年(昭和52年)に開場しました。当初からリゾートコースではなく、本格的なコースを作ろうと考えられていましたが、ここは室生赤目青山国定公園内にあるため、開発当時には自然の立木を残すという厳しい規制があり、各ホールの間隔をかなり開けたセパレートなコース設計がなされました。その自然の木々が長い年月で成長し、今では、当時とは全く違ったイメージになっています。 なかでも、最も顕著なのが、インコースの11番ホールです。400ヤードほどのミドルホールですが、ドッグレッグの曲がり角にある松の木がとても大きくなって、フェアウェイ真ん中に打ってもセカンドでグリーンが狙えないのです。あのホールは、思い切り右へ打ち出していかないと、パーセーブも難しくなります。うちの名物ホールですね。そして、あの松の木は、これからもずっとあの場所で、青山コースを見守っていきますよ。“枯らすな”って言うのが先代オーナーの遺言ですから(笑)
●MGA主催の3大競技を全て開催することになり、嬉しさと同時に責務も重大。

これまで、当クラブでは、2010年に第32回三重県オープン、2014年に第9回三重県女子オープンを開催しています。そして、今回の第15回三重県シニアオープン開催で、MGAの3大競技を全て開催させていただくことになります。支配人として嬉しいことであると同時に、今大会をしっかりと開催することが大切なことだと感じています。 現在、クラブでは新型コロナウイルス感染防止策をきめ細かく行っています。参加される選手の方々に、安心して来場いただける環境づくりを徹底しておりますので、皆さまにもマスク着用や手洗いなど日頃の感染防止策を怠ることなく、元気に競技に参加していただきたいと思っています。

●景観美しい避暑地に、県下屈指のチャンピオンコース。
コースの全長はバックティーで約6900ヤードと決して距離のある方ではありませんが、リゾート地にありがちな気楽に回れるゴルフ場ではありません。本格的な18ホールで、三重県内でも難度の高さで屈指のコースだと自負しています。これは自分も選手として今までに他コースを経験していることから感じるのですが、技量も戦略もゴルファーが試されるようにできています。 アウトとインでは全く顔が変わります。アウトでしっかりとスコアを作って、トリッキーなインでは我慢する。そんな回り方になると思います。落とし所がピンポイントとなるホールが多く、右や左に打ち分けていく必要があります。ぜひ練習ラウンドで確かめておかれることをお勧めします。 本戦開催の9月は、コースはもとより青山リゾートの景色も美しい時期です。標高600メートルですので、気温も4、5度低く、過ごしやすいはず。素晴らしい晴天に恵まれることを期待しています。

<クラブの話題>

◆レストランの人気メニュー
クラブハウス2階にあるレストランは直営。ゴルファーに大人気の海鮮づくし丼をはじめ、どのメニューもとても美味と評判。また、ラウンドの前後にはコーヒータイムはいかが? 香り高く風味の良い一杯が気持ちを落ち着かせてくれそうですよ。
海鮮づくし丼  2200円(税込2420円)
海の幸を贅沢に乗せた魚介好きにはたまらない美味しさ。 とにかく具の多さにびっくり。ボリュームたっぷりの丼です。
メナードランチ  1880円(税込2068円)
メインやサラダなどがワンプレートになったおすすめのランチです。 この日は、鯛のポワレとコロッケ、豆サラダ、南瓜のスープ、パン付きでした。
熟成醤油ラーメン(魚介だし風味) 1380円(税込1518円)
自家製極太焼豚を贅沢に2枚使い、魚介風味のスープが病みつきになる一品です。 カツオが湯気に踊っているうちに召し上がれ。
夏限定、特製冷やし中華  1400円(税込1540円)
麺とチャーシューの美味しさが際立つ、さっぱり特製スープの冷やし中華です。 自家製チャーシューとタコの唐揚げ入り。
◆メナード青山リゾートの宿泊施設
100万坪のメナード青山リゾート内には、宿泊施設もいろいろ。 和風館「雅楽司(うたつかさ)」、青山ホテル、ホテルシャンベール、コテージ 「スイス村」、そして、青山コースに隣接するロッジがある。宿泊プランもいろいろ揃っているので、詳しいことはクラブまでお問い合わせを。

<コース紹介>

アウトでスコアを作って、インは我慢する。

落とし所が勝負となる18ホールです。

「アウトとインでは顔が全く違います。練習ラウンドで、各ホールの特徴をつかんで、スコアメイクにつなげてください」と尾崎英男 副支配人。第1打の落とし所が勝負を分けると言っても過言でないホールが多々ある。
三重県シニアオープンはメイングリーンで開催される予定だ。
●メイングリーン 18ホール Par72/Back 6866yd、Regular 6517yd
<アウトコース>
★1番H(Par4/B392yd、R376yd)
豪快な打ち下ろしのミドルホール。第1打の狙い目は、フェアウェイ中央よりもやや右側。第2打はグリーンサイドのバンカーに捕まらないように。

★2番H(Par4/B398yd、R390yd)
真っ直ぐ正面にグリーンが見える、比較的フラットなミドルホール。アプローチが決め手。

★3番H(Par3/B191yd、R164yd)
打ち下ろしのショートホール。グリーン前のバンカーと奥のグラスバンカーでガードされている。アゲンストの風が多い。クラブ選択を慎重に。

★4番H(Par5/B557yd、R542yd)
ストレートなロングホール。距離が最も長いが、フェアウェイも広いので、思い切ってドライバーを振っていこう。第2打はフェアウェイ中央か右側をキープできれば、グリーンを攻めやすい。ロングヒッターは2オンも可能。

★5番H(Par4/B394yd、R347yd)
右ドッグレッグのミドルホール。レギュラーティーとバックティーでは攻略が全く変わる。バックティーからの第1打はフェアウェイがとても狭く感じられ、プレッシャーがかかる。250ヤードのキャリーで、第2打はグリーンが見えるが、左サイドに落とすのが賢明。方向と距離の正確さが勝負となる。パーで凌げれば良しとしよう。


★6番H(Par4/B332yd、R316yd)
打ち下ろしの短いミドルホール。正面に見えるグリーンの手前に大きなバンカー、さらに手前に大きな池とバンカーがある。飛距離自慢のゴルファーはワンオンを狙うのもあり。
前方にメナード青山ホテルなどが望め、美しい景観もみどころ。

★7番H(Par3/B229yd、R212yd)
やや打ち上げのショートホール。池には噴水が出て、景観が良い。グリーン手前にバンカーが待ち構えているので、大きめのクラブで高い打球で攻めたい。右側の斜面に落とさないことが肝心。

★8番H(Par4/B343yd、R321yd)
軽く左へ曲がっていくミドルホール。第1打は正面から右サイドが狙い目。距離が短いのでスコアメイクのチャンスでもある。グリーンが横長で奥がないので要注意。

★9番H(Par5/B583yd、R557yd)
左ドッグレッグのパー5。正面に見えるバンカーまでは270ヤード。ドライバーか刻むか、悩みどころ。第2打からは少し打ち上げとなる。狙い目はフェアウェイ左サイド。グリーン手前に深いバンカーがある。

<インコース>
インコースはまず、出だしの10番H、11番Hをどう克服するか、上手くパーセーブで抜けることができると気分良く回っていける。
逆にここでつまずくと、スコアメイクにつながっていかないことが多いようだ。
★10番H(Par4/B423yd、R403yd)
軽く右にドッグレッグし、緩やかに打ち上げていくミドルホール。距離もあるが、のびのびとスタートしていこう。第1打の狙い目はフェアウェイセンター右寄り。

★11番H(Par4/B423yd、R401yd)
大きく育った松の木が特徴の、メナード青山の名物ホール。左ドッグレッグのパー4。カート道の上を行く右方向を狙わないと、第2打でグリーンが見えない。左側は崖。ドローヒッターには厳しいホールとも言える。思い切ったショートカットを狙うには280ヤードキャリーが必要となる。

★12番H(Par5/B490yd、R478yd)
右ドッグレッグ、第2打からはひたすら上りのロングホール。250ヤードくらいの飛距離であれば、右バンカーの左を狙うのが安全。逆に飛距離自慢は右バンカーの上を狙っていくのも一策。
メナード青山で一番高い位置にあるグリーンだ。正確なショットとパッティングでバーディを狙いたいホールでもある。振り返ると、山並みの景色が素晴らしい。


★13番H(Par3/B192yd、R177yd)
打ち下ろしのショートホール。グリーンの形状は傾斜がきつい。ピン位置によっては落とし所も難しくなる。グリーン奥はすぐにOBなので、手前から攻めるのが鉄則。クラブ選択は慎重かつ的確に。

★14番H(Par4/B434yd、R412yd)
ストレートなミドルホール。第1打は緩やかな打ち下ろし、第2打からは打ち上げになる。第2打地点からグリーン面は見えないので、距離感が難しい。正確なショットが要求される。グリーンは横長の形で受けている。難度の高いホール。

★15番H(Par5/B525yd、R504yd)
右ドッグレッグで緩やかな打ち下ろし、バーディ率の高いロングホール。アゲンストの風の日が多い。第1打は正面のバンカー方向へ。グリーンに向かってはやや打ち上げ、砲台の上、風邪の影響も考えて、番手は少し大きめが良い。グリーンは中央が凹んでいるような形をしている。右手前に池、左が崖。高い球で止めないと難しい。

★16番H(Par3/B204yd、R188yd)
池越え、打ち下ろしのショートホール。アゲンストの風が多い。正確なショットでパーセーブしたい。

★17番H(Par4/B375yd、R360yd)
ティーイングエリアからは正面左に池が見えるだけだが、手前と右側にも池がある。ドライバーを使わないプレーヤーが多い。見えている池の右側が狙い方向となる。


★18番H(Par4/B381yd、R369yd)
左ドッグレッグで、やや打ち上げていくミドルホール。第1打の狙いはクラブハウスをめがけ、バンカーのやや右サイド。メイングリーンは左側。第2打はやや打ち上げるため、大きめのクラブ選択が正解。グリーンは傾斜もあり、ピン位置次第でシビれる1打となる。