第12回三重県民ゴルフ決勝大会
2020年11月18日（水）　女子50歳未満の部
女子50歳以上の部
男子60歳未満の部
2020年11月19日（木）　男子60歳以上の部
開催会場／伊勢カントリークラブ
参加人数と距離
／男子60歳以上の部　　73名（うち欠場４名）　6227yd、Par72
天候／曇りのち晴れ

三重県ゴルフ連盟主催の今年度最後の競技となる県民ゴルフ決勝大会第2日が終了した。
この日は、＜男子60歳以上の部＞だった。早朝に雨が降り、スタート時間の8時49分には、まだもやがかかっている状態ではあったが、定刻通りのスタートとなった。曇り空は、日が上がるにつれて晴れ上がり、昨日と同様の青空に。気温もぐんぐんと上昇した。11月中旬とは思えない快適なゴルフ日和であった。

伊勢カントリークラブは名匠・井上誠一氏の設計で、砲台グリーンのホールが多い。そのため、ショットには正確な距離感が求められる。攻め方も手前からが鉄則であり、奥や横からのパッティングは難しくなると言われている。

そんな難度の高い攻略を必要とする１８ホールだけに、結果的には今回強かったのは伊勢CCをホームにしている選手たちだった。

＜成績＞
優勝　瀬田憲一（伊勢）　77＝38、39
２位　金守彰（伊勢）　　78＝40、38
３位　岡村多聞（伊勢）　78＝39、39

優勝の瀬田選手

優勝の瀬田選手は、前半のアウトで1、2、4、５番をボギーとしてしまったが、６番、７番で連続バーディを奪った。後半は１２番でダブルボギー、１６番でボギーといまひとつ波に乗り切れなかったようだが、本人は「上出来ですよ。実は先月母親が亡くなって、喪中で、ゴルフを全くしていなかったんです。なので、その割にはよくできたと思います。それに、このあと、もっといい人が出てくるから大丈夫」と語っていたのだ。実際にはその後、77を上回る人は現れず、優勝となった。レフティーの71歳。

左は２位の金守選手、右が３位の岡村選手

2位の金守選手は60歳。去年からシニア入りしている。県民大会は昨年７位だったそうで、「今年はそれを上回りたい」と出場。見事に目標を達成できた。また、３位の岡村選手は70歳、この大会の常連で過去に優勝２回、昨年は２位とまさにミスター県民大会。コースを熟知した賢い攻め方で、スコアメイクした。