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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介/ダブルススクランブル<伊勢CC>

2021/10/03(Sun) 10:57:49
第4回三重県ダブルススクランブルゴルフ競技
2021年12月16日(木)に開催

井上誠一が手がけた傑作、歴史が育てた18ホール

伊勢カントリークラブ

東山和千代総支配人にお聞きしました
●開場は1965年(昭和40年)、名匠・井上誠一氏がこの地に惚れ込み、設計
伊勢カントリークラブは1965年(昭和40年)10月10日に、三重県では7番目のゴルフ場として開場しました。日本を代表する名匠・井上誠一氏が、27番目に手掛けたコースです。
伊勢志摩観光の玄関口であるこの地は、参宮国道沿い、後ろに神取山を控え、前面に穏やかな伊勢湾を見渡すことのできる緩やかな起伏の28万坪の丘陵地。井上氏はいくつかの候補の中からこの地を選び、着工前に「立地条件のすべてを満たした素晴らしい場所だ。コースは打ち上げ、打ち下ろし、尾根通り、谷通り、森のコース、池コース等応接に暇もないといった感じになりましょう」と期待を込めたといわれます。そして、その言葉の通り、各ホールは変化に富み、ゴルファーを飽きさせない18ホール になりました。当初は高麗芝とベント芝の2グリーンでスタートしました。現在はベント芝の2グリーンになっていますが、コースそのものは全く変わっていません。

<コース紹介>

ホールごとに顔が違う伊勢CC。スコアメイクのコツは、ロングホールで落とさないこと。ミドルホールでは10番のスタートホールや17番のショートは案外スコアメイクしやすい。逆に難しいのは、アウトの7番。これまでの競技の中でも勝負の分かれ目になっている。全ホールに言えるののは、砲台グリーンの攻め方、正確性なので、鉄則は手前から。風が吹くと難度も一気に上がるため、まずは第1打の落とし所をチェック、そして、第2打地点からグリーンまでの距離を把握できるよう、練習ラウンドで細かくチェックしておこう。
※ダブルススクランブル競技では、男子は白ティー、女子は赤ティーとなっている。
18ホール Par72/WHITE6227yd、RED5691yd)
◆アウトコース◆
★1番H(Par4/W372yd、R372yd)
ストレートで距離がある、第2打からはやや打ち上げのミドルホール。花道から攻めるのが安全策。縁起の良い擬宝珠(ぎぼし)のティーマークが設置されている。


★2番H(Par4/W371yd、R315yd)
右ドッグレッグのミドルホール。ショートカットをするには250ヤードのキャリーが欲しい。飛距離自慢は鉄塔を狙って、思い切ってチャレンジを!! 第2打地点からは急な打ち上げとなる。グリーンは上から速い。


★3番H(Par5/W479yd、R404yd)
打ち下ろしのロングホール。フェアウェイが右傾斜しているので左方向を狙うと良い。赤ティーは前のほうにティーイングエリアがある。


★4番H(Par4/W368yd、R348yd)
まっすぐのミドルホール。フェアウェイは狭い。バンカーの右はOBとなるので要注意。第1打の狙い目は左の山裾だが、2打目が前下がりのライになることが多い。メインのBグリーンは3段の縦長になっている。

★5番H(Par3/W162yd、R148yd)
池越えのショートホール。手前に大きいバンカーが待ち受けているので、正確な距離感でグリーンを狙いたい。


★6番H(Par5/W459yd、R456yd)
豪快に打ちおろす、やや短めのロングホール。左ドッグレッグで、左サイドは池、右サイドはOB。第1打は正面の小さめの木の上を狙うのが、1番のショートカットになる。


★7番H(Par4/W339yd、R339yd)
距離以上に難しさのあるミドルホール。2打目からは打ち下ろしになるが、グリーンは砲台。右側にあるBグリーンは右や奥に落とすと、グリーンの目もあり、ピンに寄せるのが厄介だ。手前の花道からが鉄則と言える。

★8番H(Par4/W341yd、R309yd)
ストレートなミドルホール。フェアウェイは左サイドの池に向かって傾斜しているので、第1打の狙い目は正面より右が良い。グリーンは右がBで砲台。


★9番H(Par3/W140yd、R140yd)
アウトの最終は池越えのショートホール。景観が美しい。グリーンはバンカーに囲まれている。風の影響を受けやすいので、番手や方向に注意して、攻略しよう。奥に行きすぎると寄せは難しい。


◆インコース◆
★10番H(Par4/W341yd、R314yd)
まっすぐで、打ち下ろしのミドルホール。右のクロスバンカーまでは220ヤード。第2打からはやや打ち上げていく。右がBグリーン。ティーイングエリアには擬宝珠(ぎぼし)のティーマークが設置されている。

★11番H(Par5/W508yd、R480yd)
やや左に曲がっていく打ち下ろしのロングホール。左のクロスバンカーは225ヤード、そのバンカー右がベストルートである。メインは右グリーン。オーバーは禁物。


★12番H(Par4/W359yd、R319yd)
左ドッグレッグのミドルホール。井上誠一氏らしい柔らかな曲線のレイアウトが特徴である。砲台グリーンなので、2打目は番手を一つあげるとよいが、奥からは難しいので手前からの攻めに徹したい。


★13番H(Par4/W345yd、R314yd)
右ドッグレッグの難しいミドルホール。ドライバーを持たないプレーヤーも多い。第1打は右の木を越えていくとうまくショートカットできるが、右すぎると落ちてしまうので注意が必要。


★14番H(Par3/W155yd、R129yd)
5ヤードほどの打ち上げとなるショートホール。奥に落とすと厄介なので手前から攻めよう。右のバンカーは深いので避けるのが賢明。

★15番H(Par4/W377yd、R316yd)
ストレートなミドルホール。右サイドはOB。第1打は左の法面を狙って、当てて落とすイメージ。少し下ったところからの第2打は、打ち上げを考慮したクラブ選択を。


★16番H(Par4/W419yd、R357yd)
左ドッグレッグで、距離のあるミドルホール。第1打は打ち下ろし、左の山裾が狙い目となる。女子のティーイングエリアは下の方に設置されている。グリーンは砲台で打ち上げとなるので、数字以上に距離を感じる。


★17番H(Par3/W142yd、R127yd)
伊勢CCの名物ホールと言える、池越えのショートホール。左グリーンの右側に落とさないようにショットの精度を上げたい。また、ここは井上誠一氏が1965年の開場記念コンペで第1号のホールインワンを達成されたホールで、その記念樹のクロガネモチがティーイングエリア横に大きく育っていることでも名高い。



★18番H(Par5/W528yd、R504yd)
蓮池を左に見ながら進む最終18番、まっすぐなロングホール。第1打は右の松林に気をつけながら、正面より左が狙い目となる。緩やかな打ち上げがあるが、思い切ったショットで攻めたい。グリーン周りのバンカーに落とさないことと、風の向きを計算すること。