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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技インタビュー<県ジュニア>

2022/06/03(Fri) 11:42:57
第33回三重県ジュニアゴルフ選手権競技
2022年5月5日(木)
会場/鈴峰ゴルフ倶楽部(中・西コース)
距離と参加人数/
・男子中学3年生〜高校3年生の部/6882yd、Par72/20名(うち欠場3名)
・男子中学1・2年生の部/6496yd、Par72/6名(うち欠場0名)
・男子小学生の部/5451yd、Par72/8名(うち欠場1名)
・女子中学3年生〜高校3年生の部/6496yd、Par72/14名(うち欠場0名)
・女子中学1・2年生の部/6330yd、Par72/12名(うち欠場2名)
・女子小学生の部/5451yd、Par72/9名(うち欠場0名)
天候/晴れ

6部門のジュニア69名が参加。

総合優勝はベストスコア69の、稲葉千乃選手(津田学園高3年)。


例年GWに開催されている三重県ジュニアは、朝から青空が広がり、気温もぐんぐん上昇、夏日となった。
今大会には小学3年生から高校3年生までの男女69人(うち欠場6人)が参加した。
男女それぞれ、中学3年生から高校3年生の部、中学1・2年生の部、小学生の部で競技が行われた。
表彰式は各部門の優勝から3位までが会場に集まり、入賞者にレプリカやメダルが贈られた。そして、総合優勝には今日のベストスコア69をマークした津田学園校3年の稲葉千乃選手が輝いた。



<インタビュー>
★男子中学3年生〜高校3年生の部
左が優勝の藤原選手、右は3位の石垣選手
優勝
藤原遼生選手(三重高1年) 72=37、35

「前半はパーばかり、8番でボギーでした。後半の10番で残り40ヤードを60度で打ったら入ってイーグルが取れました。でもその後にボギーもあって波が大きかったです。ショットが荒れていて、パットも入らず、耐えました。内容は今ひとつでした」と優勝するも反省しきりの藤原選手だった。この春から「練習環境が整っているから」と三重高に進学した。
3位
石垣珠侑選手(メリノール学院高3年) 74=37、37

藤原選手と同組で回った石垣選手は「1打差で最終の18番になったのでバーディが欲しかったけど、逆にボギーにしてしまって2打差になりました。今日はショットが安定していなかったです」
※同スコアはマッチングスコアカードにより順位を決定
2位
森虹陽選手(メリノール学院高3年) 74=38、36

「5番で木の裏に行ってしまい、ピッチングで打ったんですが、その時、クラブが折れてしまいました。かと思うと、18番では15メートルがチップインバーディになったりしました。パットが入らなくて、アプローチで耐えるゴルフで伸ばすことができなかった」。
★男子中学1・2年生の部
優勝
岡田健太郎選手(津市西郊中1年) 75=35、40

「前半の3番、4番を連続バーディが取れて、パーオンもできたけど、後半はパーオンができなくて、寄せもうまくいかなかった。15番は区台の3メートルを3パッとしてダブルボギーになりました」とプレーの内容は今ひとつといった様子の岡田選手。とはいえ、競技の2週間前にドライバーのシャフトを硬くし、ロフトを10.5から9.5にしたことでドライバーは良くなったと言う。ただ、今年から中学1年になり、距離が長くなったことで、以前はショートアイアンだったものが番手が上がったとも。身長も5センチ伸びて162センチになった。
★男子小学生の部
優勝
吉川夏優(なゆた)選手(名張市すずらん台小5年) 83=44、39

「バーディは6番で2メートルが入りました」と吉川選手。「良かったのはショットが真っ直ぐ飛んだこと。悪かったのはアプローチとパットでした。5番では5パットもしちゃいました。それから、11番でボールマークをずらしたんだけど、戻すのを忘れて2罰打がつきました」とうっかりミスをしたことも教えてくれた。去年の2位を上回って優勝を果たした吉川選手のベストスコアは72。今は名張サウスCCで父親に教えてもらう日々だ。
★女子中学3年生〜高校3年生の部
インからのスタートだった
優勝
稲葉千乃選手(津田学園高) 69=36、33

前半は3バーディ、後半は1バーディ、1ボギー。バーディはいずれも2〜3メートル、ボギーは3パットだった。「今日は、最初のショートでカップまでの距離感が掴めた感じでした、ラインも読めてました」とショットもパッティングも良かった稲葉選手だったが、ラウンド中にちょっとしたハプニングもあったのだ。
それはイン9番での出来事だった。稲葉選手は第2打をグリーンに乗せていて、グリーン手前からアプローチする同組の選手を待っていた。すると、そのアプローチが、グリーンサイドに置いてあった目土袋の中にすっぽりと入ってしまったのだ。そこで処置方法を競技委員に確認した。球の下から1クラブ内にドロップする、ということでことなきを得たのだった。
県ジュニアは中学3年で2位、高1はコロナ感染防止で競技中止となり、昨年、高2で初めての優勝し連覇となった。
2位
山本瑠奈選手(津田学園高) 70=35、35

出だしの10番で60センチにつけてらくらくバーディを奪うと続く11番で5メートルのパーパットを外しボギーとする。その後18番パー5で4メートルのスライスラインを決めてバーディとした。後半は7番でバーディを奪った。「ドライバーもアイアンも良かった。パッティングは危なかったけどなんとか凌ぎました。苦手なアプローチが寄せられたのが良かったと思います。ミスが全体に少なく済みました」と嬉しいそうだった山本選手は、5歳から石井プロの元でゴルフを覚えた。小学生の時はいなべジュニアで練習した。津田学園高3年。
3位
卯月愛湖選手(津田学園高) 75=39、36

「前半のインは流れが良くてバーデイチャンスもありましたが、後半はパーオンができなくて、短いパットを外したりもありました。もったいなかったと思います」。
写真左が卯月選手、右は4位の亀井さくら選手
★女子中学1・2年生の部
優勝
信藤希選手(津市朝陽中2年) 79=39、40

「ショットが不安定な中で、アプローチでひろいきれず、悔いが残るホールもありました。ミスが多かった。課題が見えたラウンドでした」。
★女子小学生の部
優勝
木下陽菜子選手(津市成美小5年) 83=44、39

インからスタートし、11番(パー3)でバーディを取った。「ハイブリッドの6番で打ったら、ピンの上8メートルについて、スライスラインでしたが入りました。前半はアイアンの距離もパッティングも良かったと思うけど、アプローチが少し悪かった。70台を目標にしてきたからもう少しでした」と木下選手。年長の頃からゴルフを始め、今は青山高原ジュニアで週1回の練習、打撃練習は毎日している。