支配人　藤江洋二さん　にお聞きしました。

名阪国道上野インターから南へ15分ほど、三重県西部に位置する名張CCは、昭和39年に開場し、今年で59年目を迎えます。自然の起伏、傾斜を生かした昔ながらのレイアウトが特徴で、トリッキーなハザードはほとんどありません。言い換えれば、正確なショットを要求される18ホールですので、練習ラウンドでぜひ落とし所やグリーンの傾斜などをチェックしてください。
クラブとして、県ジュニア競技は初めて開催となりますが、しっかりとメンテナンスを行い、選手の皆さんをお迎えできるようにしてまいります。

名張CCのホールは、昔ながらの正統派コースの良さを存分に楽しめるゴルファーにフェアなレイアウトだ。砲台グリーンが多いので、距離感が難しいが、正確なショットや攻略には良いスコアが待っている。セルフプレーとなる今回、9番のセカンド地点、11番のティーイングエリア近くに前方を確認するカメラが設置してあるので、打ち込みなどしないようチェックしよう。

18ホール／Par72／Back6884yd、Regular6610yd、Front6381yd、Ladies5637yd

出だしの３ホールをうまく切り抜けて、残りのホールを気持ちよく回りたい。ただ、８番Hは距離があり、難しいので慎重に。

★１番H（Par5／B530yd、R514yd、F500yd、L418yd)
スタートホールはティーイングエリアからグリーンまで、緩やかだがひたすら上りのパー５。第1打の狙い目は、中央よりやや左。右はOB。第3打はグリーン面が見えないので、前方確認を必ずしよう。

★4番H（Par4／B365yd、R354yd、F335yd、L326yd）
右ドックレッグのミドルホール。第2打は打上げになるので、距離感を大切に、クラブ選びに気をつけたい。

★８番H（Par4／B445yd、R424yd、F424yd、L324yd)
第1打が谷越え、距離もあり難しいミドルホール。第1打を打ち終えたら赤い橋を渡って、フェアウェイへ。赤ティーは谷を越えたところにある。第2打は少し打ち下ろすイメージだが、グリーン奥はOBなのであくまで手前から攻めるのが王道。

★９番H（Par4／B379yd、R359yd、F359yd、L359yd)
やや左ドッグレッグ、比較的攻めやすいミドルホール。第1打は左の山裾を狙っていこう。天気の良い日はフォロー、雨風はアゲンストになる。第2打は左足下がりになることが必須。距離と方向をしっかり定めて攻めることが大切。

◆インコース◆
インコースは、珍しいショートホールからのスタート。13番Hから最終18番Hまで気の抜けないホールが続く。

★10番H（Par3／B148yd、R140yd、F109yd、L99yd)
池越えのショートホール。グリーン奥からの傾斜がきついので、手前から攻めたい。晴れの日はアゲンストになる。

★12番H（Par5／B515yd、R495yd、F485yd、L418yd）
フラットでバーディを獲りたいロングホール。第1打の狙いは、やや右目がベスト。第2打、第3打はバンカーに注意して手前からが無難。

★13番H（Par4／B405yd、R395yd、F395yd、L278yd)
ティーインググラウンドから見える景色が絵になる、池越えの名物ミドルホール。飛距離に合わせて、落としどころを見極めたい。対岸までは170ヤードだが、右に行くほど第2打に距離が残ってしまう。赤ティーは橋を渡った向こうなので、プレッシャーはない。狙い目は右のカート道路方向、斜面に行ってしまっても落ちてくるのでご安心を。

★15番H（Par4／B465yd、R450yd、F431yd、L340yd）
ティーイングエリアからはグリーンが見えない右ドッグレッグのパー４。距離があり難しいが、コース通りに左から攻めて行くルートがリスクも少ない。第2打は打ち上げになるため、大きめのクラブで。

★18番H（Par5／B620yd、R600yd、F588yd、L507yd)
しっかり距離のある、名物のロングホール。ティーイングエリアに立った時、左右からの樹木にプレッシャーを感じる。狙い目は左山裾の木の方向へ。打ち下ろしていくので、うまく転がりを利用できると距離を稼げる。第2打以降は左足下がりとなるため、正確なショットで３オンを確実にしたい。