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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介/西日本セブンスリーGC<三重県オープン>

2023/05/03(Wed) 11:52:07
第44回三重県オープンゴルフ選手権競技
2023年5月31日(水)・6月1日(木)

県内唯一の高麗グリーンをどう攻めるか。

プロ&トップアマの、白熱したプレーに期待!!

西日本セブンスリーゴルフクラブ

支配人
筒井琢也
さんにお聞きしました。

●三重県オープンは、開場50周年を記念して開催。
当クラブは1972年(昭和47年)に開場しており、このたび開場50周年を記念する大会として、三重県オープンを開催する運びになりました。
伊勢湾を望見する、恵まれた大自然を最大限に活かした個性的な18ホールには当時から変わらない高麗グリーン、そして、日本唯一とも言えるカラーバンカーも点在しています。
全体に砲台のホールが多いため、セカンドやサード’ショットで狙うには何より正確さが問われます。そして、難しいと言われているのが、全国的にも珍しい高麗グリーンです。芝目と傾斜をしっかりと読み切る必要があるグリーンですが、当日に向けてしっかりとコンディションを整えていきますので、日ごろベント芝で慣れている選手の皆さんには、ぜひ練習ラウンドで感触を確かめていただくことをお勧めいたします。
当クラブはこれまで数々の公式競技を開催してきましたが、MGA主催3大オープンでは県女子オープン(2017年)、県シニアオープン(2018年・2020年)、そして、県オープンは1986年、2007年に続く3度目の開催となります。今大会も白熱した戦いが見られますことを期待しております。

<コースの紹介>

高麗グリーンにどう対処するかが一番の課題となる。固く締まったグリーンは、直接乗せたら、止まらない。はねて飛び出す可能性大。そのため、例えば、手前からワンバウンドさせる、という転びを計算した攻め方も有効な策のひとつだ。
アウトコースは飛ばしがいがあるホールが続く。逆に、インコースは距離よりも落とし所や正確なショットが要求されるホールが多い。また、砲台グリーンが多いため、距離感をきっちりと打てるかがスコアメイクのポイントになる。
●18ホール/Par72/7077yd
ヤード表示は、グリーンエッジまでの距離。
◆アウトコース◆
★1番H(Par5/533yd)
正面にグリーンを望む雄大なロングホール。第1打は打ち下ろし、フェアウェイ左狙いで。第2打も確実にフェアウェイをキープしたい。第3打は打ち上げになるので距離感に注意。

★4番H(Par3/175yd)
池越えのショートホール。ティーイングエリア前方に樹木も茂っているため、距離はないが、視覚的に遠く見える。クラブ選択を惑わされないように。


バックのティーイングエリア前方に立つと、この景色
★7番H(Par4/448yd)
グリーンまでストレート、距離のある雄大な、打ち下ろしのミドルホール。第1打は、のびのびと、思い切って打っていこう。第2打はグリーンをオーバーするとアプローチが難しくなる。手前から攻めていくのが正解。

★8番H(Par5/573yd)
ティーイングエリアからグリーンまでひたすら上っていく。西日本GC名物のタフなロングホール。途中で後ろを振り返ると、上りの具合を実感できる。数字以上に距離があるので、パーを取りこぼさないように、ショットメイクしていこう。


★9番H(Par4/433Y)
まっすぐで広々とした最終ホール。今年に入ってから、グリーン奥の木々が伐採されたことで、浮島のようにグリーンが浮かんで見えるようになった。第1打はやや右狙い。グリーンは手前から順目なので、思った以上に転がる。第2打を直接オンさせると奥にこぼれ、場合によっては1番ホールまで転がり落ちることも。第2打は花道狙いが王道と言える。


◆インコース◆
★10番H(Par4/449yd)
打ち下ろしのミドルホール。第1打も第2打も右から攻めることがベストルート。
左はOBラインが迫っているので、方向性を正確に打ちたい。

<西日本GCのアーメンコーナーは12番から始まる>

★12番H(Par3/174yd)
池越えのショートホール。距離はないが、手前に外すとアプローチが難しくなるので。第1打は大きめのクラブ選択がよい。「777」と書かれた白杭がグリーンサイドにあるので、探してみるのも面白い。

★13番H(Par4/381yd)
第1打はやや打ち下ろし、2打目から打ち上げていくミドルホール。
第1打のベストポジションは右手に見える赤いカラーバンカーの左。風の影響を受けやすいホールでもあり、夏場は右から左に上空を風が吹き抜ける。右も左もOBゾーンがある。第2打からは打ち上げがかなりきついので、大きめのクラブ選択が必須。狙う目標は、グリーン奥の木にある鳥箱方向。グリーンは上から順目で速い。


★14番H(Par4/413yd)
バックティーイングエリアに立つと、やや左ドッグレッグのレイアウトが一望となる。フェアウェイは全体に右に傾斜している。左側にせり出している斜面を越えるとショートカットも狙える。フェアウェイ左にある2本の木からグリーンまでは約150ヤード。グリーンは砲台なので距離感をしっかりと。グリーン右のバンカーはアゴが高めなので避けたい。


★15番H(Par4/412yd)
正面の大きな楠は、今は剪定されて、枝がコンパウトになっている。第1打は、その楠の上を越えていくのが理想。右も左も木々が迫っている印象で、右側の林の向こうは11番ホールになる。左寄りに打ち出しても前方の斜面に当たって前に出るとグリーンはもう目の前になる。第1打の正確性が大切。第2打からは緩やかな打ち上げのため、少し大きめのクラブ選択を。また、グリーンは真ん中から外に向かって、目が伸びている。そのため、上からも下からも逆目になる。

★17番H(Par5/551yd)
距離のあるロングホールだが、確実にパーを取っておきたいホール。第1打は広く打ちやすいので、確実にフェアウェイキープを。第2打、第3打は打ち上げのショットとなる。左はOBなので右から攻めるのが賢明。グリーンは上からの順目となる。


★18番H(Par4/434yd)
途中から豪快に下っていく、セブンスリーGC名物のミドルホール。第1打は、カート道右側のOBに気をつけて。左フェアウェイ狙いが安全。250Yで斜面を下っていくが、途中で止まれば、第2打は全て左足下がりの難しいショットが残る。眼下に見えるグリーンは直接オンすると飛び出す危険性もある。グリーンコンパクションを考慮して、落とし所を決めたい。