第17回三重県女子オープンゴルフ選手権競技
2023年5月10日（水）
会場／スリーレイクスカントリークラブ
距離／プロの部・一般の部　　6210yd Par72
シニアの部　　5811yd Par72
参加人数／プロ20名、一般の部25名、シニアの部39名（うち欠場2名）
天候／晴れ

朝から青空が広がったスリーレイクスカントリークラブで開催された、三重県女子オープンゴルフ選手権競技が終了した。気温は夏日さながらに上昇した一方で、風も徐々に強く吹き始めた。ただでさえ難度の高いスリーレイクスCCのグリーンは、スティンプ10、コンパクション24のコンディションだったが、風の影響でより乾いていき、選手たちを苦しめた。

第1組でホールアウトした山下加衣選手（フリー）が78でホールアウト。このスコアを上回る選手が現れたのは第6組のアマチュア、中学3年生の信藤希選手（津市朝陽中）、続いて、またもアマチュアの吉水里帆選手（CGRAゴルフコンフォート）が同じく76でホールアウトする。まさかのアマチュア2人の総合優勝プレーオフも視野に入る中、さらにこのスコアを上回ってホールアウトしたのが、研修生の27歳・上堂薗伽純選手（日本ライン）で、4バーディ、6ボギーの2オーバー74。結局、このスコアが優勝スコアとなり、上堂薗選手は優勝賞金40万円を獲得した。
また、プロフェッショナルの部の特別賞として、45歳以上の選手に対し、1位10万円から5位1万円までの賞金が贈られた。

76をマークした2人はマッチングスコアカード方式により、吉水選手が一般の部の優勝者となった。

優勝　吉水里帆（CGRAゴルフコンフォート）　76=37、39
２位　信藤希（津市朝陽中3年）　76=36、40
３位　平山心暖（鈴鹿市白子中3年）　77=38、39

インからスタートした50歳以上のシニアの部は、今年の日本スポーツマスターズ三重県女子代表の選考会を兼ねた。難しいグリーン周りにほとんどの選手が普段では考えられないほどの大叩きをしてしまっていた。そんな中、トップのスコアを叩き出したのが、75をマークした多賀章子選手（グリーンヒル関）と吉川美香選手（松阪）の2人だった。優勝はマッチングスコアカード方式で多賀選手に決まった。

優勝　多賀章子（グリーンヒル関）　75=38、37
２位　吉川美香（松阪）　75=37、38
３位　宮下奈美（フォレスト芸濃）　80=39、41

●なお、日本スポーツマスターズ（女子の部）の今年度の代表選手は、次の3名に決定した。
多賀章子選手（グリーンヒル関）
吉川美香選手（松阪）
栗原悦子選手（伊勢大鷲）

※日本スポーツマスターズ2023福井大会・ゴルフ競技は9月6〜8日（水〜金）に、
男子／敦賀国際ゴルフ倶楽部、女子／わかさカントリー倶楽部で開催される。