第15回三重県民ゴルフ振興基金県大会
2023年11月16日(木)
会場/ローモンドカントリー倶楽部
距離と参加人数
男子60歳代の部 6124yd、Par72/70名(うち欠場1名)
女子60歳以上の部 5149yd、Par72/25名
女子60歳未満の部 5487yd、Par72/21名(うち欠場1名)
天候/晴れ
男子60歳代の部は、石原伸行選手(鈴鹿)が昨年に続く連覇。
女子60歳以上の部は、菊川由美子選手(白山ヴィレッジ)がイーブンパーで圧勝。
女子60歳未満の部は、田中蘭子(ローモンド)がイーブンパーで勝利。
三重県ゴルフ連盟(MGA)主催競技の今年度最後を飾る三重県民ゴルフ振興基金県大会。第1日目は全5部門のうち、男子60歳代の部、女子60歳以上の部、女子60歳未満の部の3部門が終了した。
各地区で開催された予選を通過した選手が、地区予選決勝に進み、そこでの上位選手たちが出場している今大会。精鋭ゴルファーたちの戦いではあるが、和気藹々とした雰囲気が漂うのも、他の競技と違い、上位表彰の他に、5飛び賞やBB賞、BM賞が用意されており、松阪牛をはじめ嬉しい副賞が選手たちに贈られるからだ。以前は競技後の表彰式の際に副賞品が手渡されたが、今は後日郵送の形が取られている。
また、今年度から女子の部は、60歳以上と60歳未満に部門が変更された。(昨年度は50歳以上と50歳未満だった)
第1日の今日は、朝から晴天に恵まれた。小春日和の中、選手たちは7時30分から順次ティーオフして行った。グリーンコンディションは、スティンプ10.2、コンパクション22。
競技は第1組が12時過ぎにホールアウトし、アテスト会場へ、午後3時前には全員がホールアウトを終えた。
◆男子60歳代の部◆
昨年の県民大会で優勝した石原伸行選手(鈴鹿)が74で連覇を達成した。74で寺西選手と並んだが、マッチングスコアカードにより優勝となった。「今日は15メートルのバーディパットが入ったり、8メートルのパーパットも決まった。ガシャーンと長いのが3つも入ってラッキーでしたよ。ドライバーが曲がらなかったこともよかった。2年連続で勝てるなんて出来過ぎですわ」。
2位となった寺西選手は練習ラウンドに来れずぶっつけで回った。「初めて回るコースでしたが、知らなくてうまくいったという感じ。知っていたらドライバーを持たないホールもいくつかありましたから」と苦笑いだった。
優勝 石原伸行(鈴鹿) 74=37、37
2位 寺西克之(榊原) 74=35、39
3位 金守 彰(伊勢) 76=41、35
※タイが生じたためマッチングスコアカード方式により決定された。
◆女子60歳以上の部◆
この部門でただ一人の70台をマーク。2位に9打差をつけて圧勝した菊川選手は、この県民大会に第1回からずっと出場していて、過去に優勝もしており、2度目のVとなった。「スタートの1番と後半の14番、2回もチップインバーディが取れました。ショットが安定していたかなあ。久しぶりにここを回るので、ピンの奥まで打たなかったことが幸いしました」と勝因を語った。
優勝 菊川由美子(白山ヴィレッジ) 72=38、34
2位 山下清美(名松) 81=44、37
3位 内田宏枝(四日市) 82=45、37
※タイが生じたためマッチングスコアカード方式により決定された。
◆女子60歳未満の部◆
77でホールアウトした吉川美香選手(松阪)が首位に立っていたが、最終組で回った4人が素晴らしいスコアをマークし、上位に入った。優勝は、会場のローモンドが所属の田中選手で、「ホームなので、勝ってみなさんに恩返しがしたいと思っていました。プレッシャーもあったのか、出だしの10番で第1打が木の後ろに行くなどしのぐ場面がいっぱいあって、それでもなんとか耐えて回れた。同組のメンバーにも恵まれました。勝てて、本当によかったです」と喜んだ。
優勝 田中蘭子(ローモンド) 72=37、35
2位 栗原悦子(伊勢大鷲) 74=37、37
3位 前田英里(トーシンプリンスビル) 76=40、36
※タイが生じたためマッチングスコアカード方式により決定された。
<会場フォト>
※選手インタビュー、フォトギャラリーは12月3日版3eの日でご紹介します。お楽しみに!!