第45回三重県オープン予選 ②会場
2024年4月9日(火)
会場 一志ゴルフ倶楽部
第1打にプレッシャーがかかるホールが続く。
大きなグリーンを攻略してスコアメイクを。
一志ゴルフ倶楽部
支配人 阪田聡さんにお聞きしました。
一志ゴルフ倶楽部は1994年(平成6年)10月に開場し、30周年を迎えます。三重県オープンの予選に関しては2009年に開催していますので、15年ぶりの公式競技になります。
設計は池やハザードを巧みに取り入れるコース造りで知られる小笹昭三氏です。実際にコース内には池が絡んだホールがいくつもあり、スコアメイクを阻んできます。フルバックで7000ヤードを超える距離については、飛距離のある方が有利にも思えますが、実際には平均850平方メートルの大きなグリーンをどう攻略できるかが鍵になると思います。ピンを同じ段に乗せることを意識してショットを組み立てることをお勧めします。
選手の皆さんには、ぜひ練習ラウンドにお越しいただき、コースマネジメントの作戦を練っていただければと思います。
<コース紹介>
コースはゆったりとしたフェアウェイが広がり、全体にフラットだが、ドッグレッグのホールも多いので、第1打の狙い所、落とし所が重要になる。また、グリーンはどのホールも大きい上、段があったり、奥行きが50ヤード以上あったりするところもある。ピン位置をしっかり確認して、番手を選びたい。
18H Par72/Black7027yd
◆◇アウトコース◇◆
★4番H(Par4/369yd)
このホールからアウトのアーメンコーナーが始まる。右ドッグレッグのミドルホール。ティーイングエリアに立つと狭い印象でプレッシャーがかかる。正面に残された木の根と右斜面との間がベストな方向で、抜ければ2打目はグリーンを狙いやすくなる。
★5番H(Par4/B389yd)
左ドッグレッグで、池越えのミドルホール。黒ティーから270〜280ヤードで池を越えてショートカットできる。刻む場合は200ヤードほどにレイアップし、そこからの池越えでグリーンを攻めることになる。
★6番H(Par3/B179yd)
池越えのショートホール。グリーンは2段になっている。ピンと同じ段に乗せるショットを心がけよう。
★7番H(Par4/B405yd)
フェアウェイの右側に池が広がるパー4。第1打の狙い目は正面のバンカー方向。プレッシャーはかかるが、フェアウェイをキープできれば大丈夫。グリーンは左が高い2段になっている。
★9番H(Par4/B375yd)
左ドッグレッグのミドルホール。第1打は左の林の中腹あたりを越えるショットが理想的。アプローチは手前からを鉄則に狙いたい。
◆◇インコース◇◆
★12番H(Par5/B605yd)
右ドッグレッグのロングホール。第1打は正面左バンカーの右を狙って豪快に。フェアウェイ右にバンカーが連なっているので要注意。
★13番H(Par3/B187yd)
一志GCで2番目に大きな縦長のグリーンが待つショートホール。奥行きは50ヤードほどあるので、ワンオンしても侮れない。距離感を正確に打ちたい。
★14番H(Par4/B362yd)
グリーンが正面に見えるストレートなホール。ただ、フェアウェイ左サイドは池が続き、右は大きなバンカーが待ち受けていえるので、第1打は慎重に。
★15番H(Par4/B443yd)
長らく修理中だった池も綺麗になり眺めの良いホールになった、右ドッグレッグの名物ミドル。フェアウェイ左サイドの池、中央に走るクリークに気をつけたい。第1打は左方向がベスト。右サイドはノーチャンスになる。グリーンはお椀型になっているので、手前から攻めるのが良い。
★16番H(Par4/B394yd)
緩やかに右に曲がっていくミドルホール。右の大きなバンカーは深く、入ると厄介なので避けたい。第1打は左バンカー方向で安全に。グリーンはコース内で一番大きな面積で、奥に長く、形もピーナツのような形状。2段にもなっているため、ピンと同じ面に落とせるかが鍵となる。
★17番H(Par3/B240yd)
左に池、右には個性的なバンカーと、ティーイングエリアからの景観が素晴らしい、距離のあるショートホール。左の池を避けつつ、バンカー左の花道方向がベスト。