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三重県ゴルフ連盟

競技報告

[2024]三重県オープン(本戦) 1R 速報記事

2024/05/30(Thu) 20:46:15
第45回三重県オープンゴルフ選手権競技
2024年5月30日(木)・31日(金)
会場/伊勢カントリークラブ  6975yd、Par72
参加人数/160名 (アマ98名・うち欠場4名、プロ62名・うち欠場2名)
天候/1R 晴れのち曇り

発多ヤマト選手(フリー)と小野田享也選手(浜名湖)が

4アンダー68で首位発進。


第45回三重県オープンゴルフ選手権競技の第1日が終了した。
朝はすっきりとした青空だったが、昼頃には雲り空に変化してきた。風は前日とは真逆の南寄りの風が吹いていた。
今大会は、三重県ゴルフ連盟として初めての2部制のスタート採用した。午前組は7時から、午後組は11時30分からのティーオフで、選手たちがハーフターンの際にスムーズに折り返せるようにという配慮のもとだった。実際、午前も午後も選手たちは待つことなく折り返していき、会場がごった返すことはなかった。一方、大変だったのは運営側で早朝から夕方までコース内もアテスト会場も気を抜く暇はなかったようだ。

長かった第1日の結果、首位に立ったのは4アンダー68をマークした発多ヤマト選手(フリー)小野田享也選手(浜名湖)の2人だった。1打差の69に、小畑拓威選手(榊原)、鈴木滉世選手(豊田)、竹内優騎選手(青山高原)の3人、さらに1打差の70に森雄貴選手(グレイスヒルズ)が続いている。昨年チャンピオンの原田大介選手(スタートアップスポーツ協会)は1アンダー71で初日を終えた。
アマチュアは、橋本拓英選手(三重高)が72をマークしてトップ、1打差73に築山一佳選手(ローモンド)、吉川奏風選手(三重高)、石垣敢大選手(中京大)の3人が続いた。
明日の決勝ラウンドには85ストロークまでの120人が進出する。ティーオフは午前7時30分。ギャラリー観戦は無料、今日も家族や友人などの応援に選手たちは大いに勇気付けられたようだった。
また、今大会では三重テレビ放送55周年を記念して、明日の決勝日に実況生中継を予定している。
明日5月31日(金)14時〜16時(延長の場合はサブチャンネル)
解説は、ともにかつて伊勢CC所属だった寺下郁夫プロと時田陽充プロの2人
実況は平田雅輝。ラウンドレポーターは中久木大力、柏木達也。

<インタビュー>
◆首位発進 4アンダー◆
発多ヤマト選手(フリー)  68=33、35
午後組インからスタートした発多選手は、18番、2番、3番、6番と4つのバーディを奪い、ノーボギーでホールアウトした。「ノーボギーだったのが良かったですね。調子は良いしチャンスにもつけられた。パッティングは好きだし、自信もあるので、明日は最後まであきらめずにプレーしたいと思います」と発多選手。2023年岐阜オープンクラシック優勝。三重県一志町出身、東北福祉大卒の25歳。金谷拓実プロ1学年先輩であり、目標だとか。
小野田享也選手(浜名湖) 68=32、36
午後組インからスタートし、前半は1バーディ、1ボギーの「おとなしいゴルフ」で折り返した小野田選手は後半になり爆発。1番でボギーの後、続く2番で5メートルのバーディパットを沈めると、6番ではカラーからの10メートルを決めてイーグル、さらに8番Hで2メートルのバーディを決め、ダメ押しは今日一番の難ピンだった9番で奥から1メートル弱につけてバーディ奪取した。「前半はバーディパットが決まらず耐えました。ショットはまずまず。パッティングの調子はいいかな。伊勢カントリーはこれまでいろんな試合で回ってきましたが、三重県オープンは今回が初めて。優勝の副賞がたくさんあってびっくり。明日は獲りたいですねー」。小野田選手は32歳、静岡県湖西市出身、日大3年の時に中部オープンアマチュア優勝、2021年日本プロ4位、今年の中日クラウンズ20位T。
◆3位タイ、3アンダー◆
小畑拓威選手(榊原) 69=35、34
午後組インスタートで、5バーディ、2ボギーだった。「ロングホールをきっちり取っていこうと思って回りました」。2019年越前オープン優勝。
鈴木滉世選手(豊田)  69=34、35
午前組アウトスタートで、5バーディ、2ボギー。「伊勢CCは初めて回りました。砲台のホールも多いけど、距離が短めなので、しっかり対応していきます」。今年3月、沖縄オープン優勝。
竹内優騎選手(青山高原)  69=33、36
午前組員からのスタートだった。6バーディ、3ボギーの内容に、「パッティングが良くなっていて、しのいでましたが、沈めきれなかった」。16歳でプロテスト合格した竹内選手は今、21歳。
◆6位、2アンダー◆
森雄貴選手(グレイスヒルズ)  70=37、33
「5アンダーまで伸ばしてましたが、最後の8番でエアブルボギー、9番でボギーにしてしまった。台無しです」悔しすぎるフィニッシュの自分にがっかり。
アマチュア首位は72
橋本拓英選手(三重高3年)  72=34、38

ホールアウトしアテスト会場に入ってきた時、橋本選手は鼻にティッシュ。18番Hのティーショットを打った後、鼻血が出たのだとか。そんなアクシデントもあった橋本選手だったが、3バーディ、3ボギーのイーブンパーでアマチュアトップに立った。「途中まで2アンダーできていたのに、13番と16番でボギーにしてしまった。他にもチャンスはあったけどバーディパットが全然決まらなかったのも残念です」。
築山一佳選手(ローモンド) 73=38、35
「今日はショットが良くて、プレッシャーのないパッテイングを打つことができました」。飛距離280ヤード。一昨年の三重県オープンではアマチュア3位だった。43歳。
◆帯同キャディーもさまざま
「明日は妹が担ぎます!」
長谷川貴優選手(フリー)  71=35、36

今年がルーキーイヤーの長谷川選手は、11番Hでチップインイーグルをはじめ3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容だった。「ここはショートゲームが大事なコース。グリーンにしっかりと乗せていけるよう明日も頑張ります」。その明日、妹でアメリカのBAYLOR大学でゴルフを続けている「せら」ちゃんが帯同キャディーとしてバッグを担ぐ。
小5の長男が、パパのキャディー
竹内廉選手(フリー)  76=38、38

一際小柄な帯同キャディーを連れていた竹内選手。長男の歩(あーる)くん、小学5年生でプレーヤーとしてゴルフ競技にも今年から参加しているそうだ。
<会場フォト>