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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技インタビュー/県ジュニア<名張CC>

2024/06/03(Mon) 13:23:44
第35回三重県ジュニアゴルフ選手権競技
2024年5月6日(月)
会場/名張カントリークラブ
参加人数と距離/
男子中学3年生〜高校3年生の部 17名(うち欠場1名) 6757yd/Par72
男子中学1・2年生の部 6名  6208yd/Par72
男子小学生の部 4名  5195yd/Par72
女子中学3年生〜高校3年生の部 11名(うち欠場1名) 6208yd/Par72
女子中学1・2年生の部 6名  5899yd/Par72
女子小学生の部 5名  5195yd/Par72
チャレンジの部 13名
天候/曇り

GW最後の日は、恒例のジュニア大会。

男女とも中3〜高3の部はプレーオフ。



前日までの日差しと暑さはどこへ行ったやら、朝から暑い雲に覆われた三重県ジュニア。会場の名張CCは風も強めで、朝は20度でも肌寒さを感じるほどだった。それでも、半袖姿で元気溌剌にティーオフしていった60名のジュニアたち。今大会では、通常の選手権競技の部門の他に、小学低学年やまだ競技に出るほどではないジュニアにも門戸を広げたチャレンジの部を設けた。
担いで、押して、目土をしながらもプレーは迅速。競技は、男子中学3年生〜高校3年生の部と、男子中学3年生〜高校3年生の部でプレーオフによる決着となった。
◎プレーオフでも、目土は欠かさない。素晴らしい習慣は大人たちも見習いたいもの。

★男子中学3年生〜高校3年生の部 (アウトコースからスタート)

吉川奏風選手がプレーオフ2ホール目で制す。


第1組でスタートした吉川奏風選手(三重高2年)と この部門の最終組スタートの北浦大暉選手(津田学園高2年)が69ストロークで並び、プレーオフに突入。
1ホール目の13番H(410yd、パー4)は吉川選手がフェアウェイからピン下5メートルにオン、北浦選手はカート道路奥のラフからピン上3メートルにオンした。吉川選手がロングパットをさらりと決めてバーディとした後、北浦選手も下りラインを入れ返してドロー。カップを半周してのカップインだった。続く2ホール目は14番H(396yd、パー4)。吉川選手はドライバーで、北浦選手は3Wでティーショットした。フェアウェイの幅が狭いホールだが、2人ともに隣の13番Hへ曲げた。北浦選手は13番フェアウェイから130ヤードをPWで打ち、グリーン手前に運んだ。吉川選手は13番斜面からの100ヤード弱をSWで打つと、見事にピン30センチにつけたのだ。2人とも高い木々を越える高さのあるショットだった。北浦選手はチップインを狙いアプローチしたが届かず、パーフィニッシュ。吉川選手が慎重にバーディパットを沈めて決着した。
優勝
吉川奏風(かなた)選手(三重高2年) 69=38、31

プレーオフを制し初優勝した吉川選手。14番Hのティーショットで13番に落とした2打目を高い木を越えるスーパーショットでベタピンにつけ、応援に来ていた先生や仲間たちから大歓声を浴びた。
「今日は前半はパットが決めきれずに悪かったけど後半になって良くなってきました」と振り返った本戦では、スタート1番Hで13メートルのバーディパットが決まったものの、その後3ボギーを叩き2オーバーで折り返す。圧巻は後半だった。13番Hで10メートルをチップインバーディとすると、15番Hから4メートル、4メートル、7メートル、寄せワンと実に4連続バーディを奪ったのだ。「自分でもびっくりするくらいに入りました。初めての60台。ベストスコアです」。吉川選手は名張市北中2年の時に、三重県ジュニアで優勝している。今年の中部アマチュア(片山津GCで開催)は28位タイ、三重県オープン(伊勢CCで開催)ではアマの部12位タイだった。
2位
北浦大暉選手(津田学園高2年) 69=35、34

プレーオフ1ホール目で、先にバーディパットを決められた北浦選手は、下りの3メートルをしっかりと入れ返し、2ホール目の勝負へ進んだが、ナイスショットも及ばず、2位となった。本戦の69ストロークは1イーグル、3バーディ、2ボギーだった。イーグルは5番H(508ヤード、パー5)で、160ヤードのセカンドショットを9番アイアンで30センチにつけての楽々イーグルだった。「今日はショットが良かったです。特に後半のドライバーはフェアウェイに行っていた。パッティングがもう少し良かったらスコアを縮められたかなと思います」。大会3日前に部活のラウンドで桑名CCを回り、ベストスコア64を出したばかりだった北浦選手だけに、もう少し伸ばしたかったようだ。
菰野市の元気アップこものスポーツクラブという総合型地域スポーツクラブで小学1年からゴルフを始めた北浦選手。昨年は3位タイだった。また、今年の中部アマチュア(片山津GCで開催)は40位タイ、三重県オープン(伊勢CCで開催)ではアマの部8位タイだった。
3位
岡田健太郎選手(津市西郊中3年) 72=37、35

「前半まあまあだったけど、9番Hでようやくバーディが取れ、後半は12番、13番と連続バーディも取れましたが、それ以上伸ばすことができませんでした」とちょっと悔しそうだった岡田選手。ただ、昨年の日本ジュニアで5位入賞、さらに今年の春の全国中学で優勝しており、市ずれのシード権を獲得している。「今年はシードがありますが、ポイントのこともあるので中部ジュニアに優勝することが目標です」。小学生時代からハキハキと話す岡田選手だが、体重もこの1年で10kgほど増えた。将来に向けて順調にスキルアップを図っている。昨年ローアマを獲得した三重県オープン(伊勢CC)では初日に78と伸ばせず、アマの部8位タイだった。

★女子中学3年生〜高校3年生の部 (インコースからスタート)

プレーオフを制し、井上姫花選手が連覇達成。


74ストロークで並んだ松田雫選手(津田学園高2年)と井上姫花選手(ECC学園高2年)がプレーオフとなった。1ホール目の13番H(277yd、パー4)で、松田選手の第2打はグリーン奥へこぼれたのに対し、井上選手はきっちりパーオン。松田選手はアプローチで寄せたが、パーパットが決まらず。続く井上選手は2パットのパーとして、1ホール目で勝負がついた。
優勝
昨年に続く連覇達成
井上姫花(ひな)選手(ECC学園高2年) 74=38、36

プレーオフ1ホール目で決着し、昨年に続く連覇を達成した井上選手。「調子が良いわけではなく、耐えのゴルフでした。前半はオールパーで特に何もなく、後半は1バーディ、3ボギーでした。3パットも何回もしてしまったけど、連覇したいなと思ってきたので、プレーオフに勝てて嬉しいです」。通信制の高校で2年目。「ゴルフ部では合宿もあって、仲間に会えるから楽しいです。今年はベストスコア69を更新したい。全国大会で入賞を目指して頑張ります」。去年より2センチ伸びて162cmになった。
2位
松田雫選手(津田学園高2年) 74=34、40

「全体にショットもパットも良くなくて、グリーンにも乗るだけって感じでした。ただ、後半の7番、8番でどちらも4メートルのパットが入って連続バーディが取れたことは良かった。プレーオフは2打目が奥に行ってしまったのがダメでしたね」と松田選手は振り返った。
高校2年になり、愛知県からの通学にも慣れてきた。「この半年で距離も230ヤードまで伸びたので、少し楽になってます。ジムに行って体力強化をしているのが効いているかも」。小学生の頃から独学でゴルフを追求している松田選手は勉強にも熱心に取り組んでいて、文武両道を目指している。今年の三重県女子オープン(涼仙GCで開催)では75ストロークをマークし、ベストアマに輝いた。総合でも4位タイだった。
3位
林美凪選手(津田学園高) 79=37、42


★男子中学1・2年生の部


優勝
吉川夏優(なゆた)選手(名張市北中2年) 74=39、35

「後半は良かったけど前半がダメでした。1番HでいきなりOBをしてしまってダブルボギーになった。でもそのあとは落ち着いてプレーしました。ドライバーが良かったけど、グリーンを狙うショットがあまり良くなかった。全部で3バーディでした。そのうち、17番でチップイン、18番Hで1メートルと最後に2連続バーディが取れたのは良かったです」。中2になって、飛距離も250ヤードに伸びた。三重県ジュニアでは小学6年生の時に優勝している。
2位
市瀬空留(かいる)選手(津市一身田中) 77=40、37


3位
山下蒼馬選手(亀山市中部中) 80=42、38


★女子中学1・2年生の部


優勝
清水莉理(りり)選手(員弁中2年) 80=40、40

「今日はアプローチが悪かった。パッティングは普通でした。良かったのはドライバーやウッドだったけど、寄せきれなかったのが残念でした」。
2位
木下陽菜子選手(久居中1年) 81=41、40

「ショットが左に曲がっていて、風が読めなかった。オーバーして止まらなかった。ただ、パッティングは練習ラウンドの時よりは良かったかなあ。バーディは1つだけ。70台で回りたかったので残念です」。
3位
西池望結(のい)選手(久居西中1年) 83=38、45

「後半に2バーディが取れましたが、全体としてはショットもぶれていたし、パットが良くなかった。パッティングは打ち方や握り方を変えたりしているけど今ひとつで、ラインもしっかり読めなかった」。思ったようなプレーができなかったことを残念がった西池選手は中学1年になって、学校が遠くなったこともあり、練習時間が減ってしまったとか。三重県女子オープン(涼仙GCで開催)では78ストロークをマークし、アマチュア一般の部で堂々の3位入賞、総合でも10位に入った。

★男子小学生の部


優勝
市瀬蓮来(れんく)選手(津市一身田小5年生) 79=39、40

「今日はショットが良くて、パーがたくさんとれました。優勝できて嬉しいです」。
2位
丹羽晃士選手(四日市市中部西小6年) 80=41、39

「アプローチがよって、パーが取れた。ドライバーショットも良かったです」。
3位
滝口司選手(鈴鹿市稲生小6年) 82=41、41

「パターが3パットしたこともあって、ショットは悪くはなかったので、悔しいけれど、これから練習して、来週は優勝したいと思います」。

★女子小学生の部


優勝
信藤好選手(津市千里ケ浜小6年) 84=42、42

「全体的に悪かった。ただ、ドライバーが調子良かったのは良かった。パッティングは狙ったところにはうてたけど、距離が合わなかった」。
2位
許田愛選手(鈴鹿市白子小) 86=41、45


3位
松井悠良々選手(津市千里ヶ浜小) 94=45、49


 
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