第19回シニアオープンゴルフ選手権競技予選
①会場/伊勢中川カントリークラブ
2024年6月20日(木)
池やバンカーなどのハザード、小さなグリーン。
スコアメイクを阻む要素をいかに攻略できるか。
伊勢中川カントリークラブ
支配人 木原大輔さんにお聞きしました。
⚫︎開場47年目。昔ながらの小さなグリーンが難しい。
当クラブは、東京レジャー開発(株)のゴルフ場であり、他に茨城県のザ・ロイヤルGCや静岡県の富嶽CCなど5つの姉妹ゴルフ場があります。今年は開場から47年目を迎えます。歴史が長く、昔ながらのコースで、総距離はそれほど長くありませんが、2グリーンで、特にオールドグリーンは小さく、縦長なのが特徴です。また、池やバンカーなどのハザードが攻略を阻みます。高い球でしっかりと止めていく正確なショットや、手前から攻める戦略も必要になります。
ぜひ練習ラウンドで攻略を練っていただければと思います。当日に向けて、コースを万全に仕上げて、選手の皆さまをお迎えして参ります。
<コース紹介>
◆アウトコース◆
★2番H/Par4(365yd)
打ち下ろして、打ち上げていくパー4。アウトコースのミドルホールで距離が一番長く、最も難度の高い。第1打は右バンカーを避けてフェアウェイをキープしたい。2打目は打ち上げ、砲台グリーンでもあるため、20ヤードくらい足した距離で番手を選ぶ選手もいる。グリーンの右奥はすぐにOBなので気をつけて。
★5番H/Par4(326yd)
第1打は打ち下ろしのミドルホール。正面に見える高い木の左方面がベストだが、すぐ近くに池が広がっている。クラブ選択に悩むホールだ。木の右のフェアウェイが安全策。ただ落ちどころによっては、2打目で木が邪魔になるので要注意。右側の法面にある桜を狙って傾斜を利用するのも良い。グリーンは傾斜していて難しい。
★8番H/Par4(372yd)
グリーン手前に池が広がる打ち下ろしのミドルホール。打ち下ろしが激しく、左右がOBで狭く、さらにフェアウェイは、右から左へ傾斜している。2打目のスタンスが左足下りになるため、しっかりとグリーンを捉えるショットが打てるかがポイントとなる。青ティーから200ヤードほどの地点が最も平らになっている。グリーンはショートすると、手前の池に転がり落ちる危険が待っている。正確なショットが求められるホールだ。
◆インコース◆
★13番H/Par5(497yd)
距離短めの左ドッグレッグのロングホール。斜面に立つ木を越えていくイメージで第1打を打つと、ショートカットし、フェアウェイをなだらかに下っていけるかも。成功すれば、2オンも可能だが、左右はOBでグリーン手前には池、奥にはバンカーがありグリーンに止めるのは至難。バーディもあるが、ダブルボギー以上も出やすい。スコアメイクの鍵となるホールである。
★17番H/Par4(375yd)
打ち下ろしのパー4。第1打は正面左サイドにあるこんもり小さい木の方向が狙い目。ただしOBラインには気をつけて。右サイドはグリーンを狙いにくくなる上、高い木が邪魔をすることも。攻略ルートが限られるホールだ。