三重県シニアオープンゴルフ選手権競技(予選)②
2024年7月9日(火)
高低差の少ない丘陵コース。
クリークや池をうまくかわしてスコアメイクを。
トーシンプリンスビルゴルフコース
副支配人 茂照彦さんにお聞きしました。
⚫︎初めての三重県ゴルフ連盟主催競技です。
当コースはダミアン・パスクーゾ氏が設計士、1990年に開場しました。トーシンプリンスビルゴルフコースの名称になったのは2008年からになります。クラブハウスは当時のままで、ヨーロッパ調の内装や、ハウス前の凱旋門が特徴的です。コースは、2020年までJGTOのQT会場になっていました。三重県ゴルフ連盟の競技は今回が初めての開催です。丘陵地にレイアウトされており、全体として、距離的にはそれほど長くありませんが、池やクリークが絡むホールも多いので、番手の選択がポイントになり、攻めるか刻むかを含め、正確な飛距離が求められます。初めての連盟競技ですので、ぜひ練習ラウンドでコースチェックをしていただけたらと思います。
<コース紹介>
Par72 /B 6715yd、W6381yd
◆アウトコース
★4番H/Par4(B370yd、W348yd)
池のある、景観の良いミドルホール。打ち下ろし、右ドッグレッグ。第1打は池に気をつけたい。飛距離自慢は、右の木越えを狙っても良いが、あまり右過ぎるとトラブルもあるので注意を。第2打はやや右から中央を狙う。
★7番H/Par5(B547yd、W525yd)
飛ばし屋は2オンも可能な右ドッグレッグのロングホール。第1打は前方に見える鉄塔を狙うのがベスト。第2打地点から打ち下ろしで、飛距離と正確性が要求される。
★9番H/Par4(B401yd、W377yd)
トーシンプリンスビル難易度ナンバーワンの名物ホール。打ち下ろしのミドルホール。第1打は正面バンカーの右サイドがベストポジション。第2打からはやや打ち下ろしで、距離感がつかみにくい。グリーンの手前から広がるクリークがプレッシャーになりそう。
◆インコース◆
★13番H/Par4(B389yd、W373yd)
打ち上げて、打ち下ろしていくミドルホール。第1打の狙い目は左にある大きな木の右方向。センターからグリーンまで続く池があるので、右方向は危険が伴う。池の左にあるグリーンがメイングリーンとなる。グリーンの左サイドにあるバンカーは要注意。グリーンの奥には池から続くクリークが待ち構えている。景観が美しいが、罠につかまらないように距離感を正確に攻めていこう。
★15番H/Par3(B178yd、W148yd)
谷越えのショートホール。右グリーンは谷と斜面がプレッシャーを与える。大きめのクラブを選択するのが良い。風を計算に入れて、思い切ったショットを。グリーンは奥からの順目になっている。
★18番H/Par5(B543yd、W514yd)
ダイナミックなロングホール。正面奥にある凱旋門に向かって、豪快に飛ばしたい。ただ、両サイドに注意が必要。残り150ヤードあたりから打ち上げていくので、番手を上げるなど距離感が重要となる。グリーンは2段グリーン。