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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介/メナードCC青山コース<県シニアOP本戦>

2024/07/03(Wed) 00:38:01
第19回三重県シニアオープンゴルフ選手権競技
2024年8月28日(水)

アウトとインで異なる顔を持つ。

スコアメイクには緻密な攻略が必要。

メナードカントリークラブ青山コース

支配人 尾﨑英男さんにお聞きしました

⚫︎3年ぶり、2度目の三重県シニアオープン本戦を開催
2021年に三重県シニアオープンを開催していて、今回は3年ぶり、2度目の開催となります。開場48周年を迎える当クラブではこれまでに三重県オープンや三重県女子オープンも開催してきました。
国定公園の中に位置する青山リゾート内にあるコースですが、楽しく回るリゾートとは程遠く、競技志向の本格的なゴルフコースといえます。また、標高630メートルの高原にあるため、夏場でも3〜5度は気温が低く、30度を超える日は限られています。シニアオープンが開催される8月末はまだ残暑厳しい時期ですが、心地よいゴルフを堪能していただけるのではないでしょうか。
全体としては、アウトとインで攻め方が変わる18ホールです。「アウトはしっかり、インは我慢して」スコアメイクしたいですし、小さめのグリーンは傾斜もありますが、どちらかと言うと浅めに読んでいいと思います。コースを万全に整えてみなさまをお迎えいたします。当日がお天気に恵まれることを心より祈っています。
10番Hにある看板はクラブの手作り。コース内の避雷小屋も場内で切り出した木々を使用し、全て手作りしている。

<コース紹介>

「スコアをしっかりと作りたい伸びやかなアウトコース、トリッキーでショットの正確性や我慢が求められるインコース。アウトとインで全く表情が異なるコースですが、どちらも落とし所が大切となるホールが多いので、自分なりの攻略法を練習ラウンドで見つけていただきたい」。コースで18年目を迎える山本直正副支配人が案内してくれた。
18H/Par72/BACK 6866yd、REGULAR 6517yd、FRONT 6181yd
◆アウトコース◆
★4番H(Par5/B557yd、R542yd、F528yd)
遥か正面にピンが見える、ストレートなロングホール。距離が最も長いが、フェアウェイも広いので、思い切ったドライバーショットで攻めよう。ただ、フェアウェイは全体に左に傾斜しているため、右サイドが安全。確実に3オンしてバーディを狙って行きたいチャンスホールでもある。



★5番H(Par4/B394yd、R347yd、F327yd)
アウトコースで最も難度が高い、右ドッグレッグのミドルホール。フェアウェイがとても狭く感じられ、プレッシャーのかかるホールである。右も左もOBなので、落とし所はかなり狭まる。レギュラーティーから曲がり角までは250ヤードあるため、手前に止まると見えないグリーンに向かって、斜面越えの第2打を打つことになる。確実にグリーンを狙うためにも、第1打の精度がとても大切になるホール。パーでしのげれば良しとしよう。
フルバックからの景色。左右が迫って狭い印象。
この位置だとグリーンは見えない。斜面の上目を狙うとグリーンに近づく。


★6番H(Par4/B332yd、R316yd、F302yd)
打ち下ろしの短いミドルホール。前方にメナード青山ホテルなどが望めて美しい景観を楽しめる。正面右に見えるグリーンの手前に大きなバンカー、さらに手前に大きな池とバンカーがある。第1打をどこに置くか、第2打の番手をイメージした戦略を。ティーイングエリアにもよるが、飛距離自慢はワンオンを狙うことも可能だ。



★8番H(Par4/B343yd、R321yd、F300yd)
ティーイングエリアやフェアウェイから左後方を眺めると、青山リゾートの全景が広がっている景観の良いホールだ。軽く左へ曲がっていくミドルホール。第1打は正面から右サイドが狙い目。距離が短いのでスコアメイクのチャンスでもある。グリーンが横長で奥はOBラインが迫っているので距離を正確に打ちたい。
ホールの後方を見ると青山リゾート全景が望める

左サイドからの第2打は狙い所が狭くなる

◆インコース◆
★10番H(Par4/B423yd、R403yd、F382yd)
軽く右にドッグレッグし、緩やかに打ち上げていくミドルホール。狙い目はセンターから右がベスト。左の崖下に落としてもセーフだがリカバリーが大変になる。距離もあるが、のびのびとスタートしていこう。


★11番H(Par4/B423yd、R401yd、F384yd)
フェアウェイに大きな松の木が佇むメナード青山の名物ホール。左ドッグレッグのパー4で、狙い目は、フェアウェイの右端から30ヤード内側までの間。ドローヒッターにはやや厳しいホールともいえる。250ヤード飛ばせばグリーンを見ることができるので、第2打が打ちやすくなる。また、思い切ってショートカットを狙う作戦であれば、キャリーで280ヤードを。グリーン奥にはバンカーが3つ連なって控えている。

バックティーからは名物の松の木がよく見える
レギュラーティーからの景色
第1打の落とし所で2打目が変わる

★15番H(Par5/B525yd、R504yd、F489yd)
右ドッグレッグで緩やかな打ち下ろし、2オンも可能な、バーディを取りたいロングホール。アゲンストの風の日が多い。第1打は正面のバンカー方向へ。グリーンに向かってはやや打ち上げ、砲台の上、風の影響も考えて、番手は少し大きめが良い。グリーンは中央が凹んでいるような形をしている。右手前に池、左が崖。高い球で止めないと難しい。



★18番H(Par4/B381yd、R369yd、F351yd)
左ドッグレッグで、打ち上げていくミドルホール。第1打の狙いはクラブハウスをめがけ、バンカーのやや右サイド。左側のメイングリーンに向け、第2打は打ち上げるため、大きめのクラブ選択が正解。鉄則は手前からの攻めとなる。グリーンは傾斜もあり、ホールポジション次第で難度はかなり変わってくる。