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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技会場紹介/松阪カントリークラブ<三重県OP予選>

2025/03/03(Mon) 21:29:01
第46回三重県オープンゴルフ選手権競技 予選会場
2025年3月28日(金) 松阪カントリークラブ

松阪市街に広がる自然あふれる丘陵コース。

バラエティとアンジュレーション、

コースマネジメントが試される18ホール。

松阪カントリークラブ

支配人
田島誉之さん
にお聞きしました

⚫︎松阪市街からほど近く、開場47年目の歴史あるゴルフ場です。
当クラブは松阪市街地にほど近い丘陵コースで、宝光池を中心に自然の林や池を活かしてレイアウトされています。1978年(昭和53年)開場、本年4月には47周年を迎える歴史あるゴルフ場です。
設計者は県内でも数多くのゴルフ場を手がけた小笹昭三氏で、自然を活かした景観と共にどのホールもバラエティとアンジュレーションに富んでおり、厳しさと楽しさを求める魅力あふれる全18ホール、パー72のゴルフコースです。
コースは全長約6,700ヤードとそれほど距離があるわけではありませんが、各ホールともコースの形状やハザードをはじめ、随所でプレーヤー自身のマネジメントが試される、非常に戦略性の高いコース設計となっています。近年夏の酷暑によるフェアウェイの芝枯れなどコース環境の維持には大変苦労していますが、グリーンにおいては良好なコンディションを維持できていますので、難しさを実感しつつ、きっと満足いただけると思います。
グリーンの速さやコース攻略については是非、練習ラウンドを通じてご経験いただき、予選当日に備えていただけたらと思います。

<ホール紹介>

2月下旬の晴れた日、支配人・田島誉之さんと副支配人・小黒佳剛さんが案内してくださいました。
コース攻略として、アウトは7番の右ドッグレッグから上るロングホールの攻略と8番ショートホール、池越えショットがスコアメイクの鍵となる。インは13番の細長くのびたフェアウェイをうまくキープすることが大切。15番の第1打はフックすると池につかまるので要注意。
CHAMPION  6787yd Par72
★アウト5番H(Par4/C422yd)
谷越えの打ち下ろし、右ドッグレッグのミドルホール。フェアウェイは2段になっていて、中央付近から右下がり傾斜のため、第1打はフェアウェイ左サイドのフラットなエリアがベストポジション。第1打が右ラフまたは傾斜に捕まると、ライの状態にもよるが次のショットに気を遣うことになる。第2打はグリーンに向け打ち上げとなる。グリーン左にはペナルティエリア、奥はOB、手前にはバンカーが効いていて、難易度も高く、無理にグリーンを狙うと大きなミスに繋がることも考えられる。



★アウト7番H(Par5/C591yd)
軽い右ドックレッグで松阪CC最長かつ最難関のロングホール。ティーショットは左右にOB、左サイド200ヤード地点に難易度の高いバンカーがあり、右山土手付近を攻めてフェアウェイに置きたいところだ。2打目以降も緩やかな打ち上げが続くタフなコースなので、長い番手を上手く使って、しっかりフェアウェイを捉え、グリーンに近づきたい。グリーンは2段で、奥から速く難しいため、ピン手前から攻め、パーセーブを確実にしたい。


★アウト8番H(Par3 /C198yd)
ピン位置によっては200ヤードを超える距離のある超難関のパー3。谷越えとなる第1打は、グリーン右サイドにOBがあり、直接ピンを狙うには相当なプレッシャーがかかる。とはいえグリーン左サイドに外すと下り傾斜のアプローチが待っていて、ピンに寄せるのもひと苦労だ。時期的に、このホールはアゲインストの風が吹くことが多く、風のある日の難易度はMAXとなる。


★イン12番H(Par5/C561yd)
やや右ドックレッグのロングでティーショットが難しい。左サイドには2つのバンカーがあり、距離を稼ぐにはバンカーギリギリを狙っていきたい。2打目地点からは打ち下ろしとなる。第2打は、グリーン手前100ヤードあたりの傾斜の手前に置き、3打目でグリーンを狙える位置にしっかりと運ぶのが安全だ。
この時注意したいのは、このグリーン手前100ヤードあたりから、もう1段下がっていて、越えてしまうと傾斜によってボールが右側へもっていかれることと、次打が右側からせり出している木々によってスタイミーとなってしまうこと。ベストな第2打は右側の木々が気にならない段手前左側狙いと言える。



★イン13番H(Par4/C464yd)
フラットでストレートだが、全長約460ヤードと松阪CCで最も距離のあるミドルホール。ティーショットでフェアウェイ右サイドの崖下に落とすとOBになってしまうので、自分の持ち球で上手くフェアウェイを捉えよう。第2打も相当な距離が残ると思われるので、パーオンできれば最高だが、そうでない場合もしっかり手前から寄せてパーを拾いたいホールだ。


★イン15番H(Par5/C492yd)
軽い左ドッグレッグで、比較的距離の短いロングホール。コーナー左サイドには池が食い込んでいるため、ティーショットはやや右目狙いが良い。第1打でフェアウェイを捉えると、2打目、3打目はグリーンまで緩やかな上り傾斜が続く。距離感には十分注意したいところだ。また、飛距離に自信のあるなら2オンも狙える。いずれにしても3打目をしっかり寄せて、バーディチャンスにつけたいホール。上から速い2段グリーンで、ピン位置によってはパッティングが難しいホールとなる。


グリーンは2段になっている。奥からは速い。
15番ホールの右サイドにこんもりした小山がある。開場当時からのもので古墳という説も。通常は修理地として扱っている。