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三重県ゴルフ連盟

競技報告

◆3eの日◆競技報告/第17回県アンダーハンディキャップ<鈴鹿CC>

2019/11/03(Sun) 09:46:47
第17回三重県アンダーハンディキャップゴルフ競技
2019年10月8日(火)
会場/鈴鹿カンツリークラブ(西コース)
男子 6302yd、Par72
女子 5194yd、Par72
参加人数/99名(うち欠場2名)
男子72名(うち欠場2名) 女子27名
天候/曇り一時雨

男子は、第1組の桐生雪夫選手(MGRA山之一色)。

女子は、最終組の宮堂百恵選手(東建多度)。

ともに、びっくり嬉しい初優勝


第17回三重県アンダーハンディキャップは、鈴鹿CC(西コース)で競技を終了した。あいにくの曇り空、ひんやりとした空気に包まれた1日だった。
試合はアウト、インともに8時にスタート。自走カートによるセルフプレーで行われたが、進行はすこぶる順調で、最初の組は12時14分にアテスト会場に姿を現した。
<男子の部>
アウト第1組の桐生雪夫選手(MGRA山之一色)がネット64という好スコアをマークしてホールアウト。そのまま、最後まで破られることなく、桐生選手の優勝が決まった。2位は、森口明好選手(松阪)でネット65(グロス73)、3位は亀瀧繁政選手(白山ヴィレッジ)でネット66(グロス86)。森口選手、亀瀧選手ともに70歳だった。3位は同ネットで、岡山丈洋選手(メナード青山)が並んだが、入賞はマッチングスコアカードで亀瀧選手となった。
◆入賞◆

優勝 桐生雪夫選手(MGRA山之一色) N64 H14 G78(38、40)
2位 森口明好選手(松阪)   N65 H8 G73(36、37)
3位 亀瀧繁政選手(白山ヴィレッジ) N66 H20 G86(43、43)
◆ベストスコア賞◆
73 石原伸行選手(鈴鹿)
73 森口明好選手(松阪)
<女子の部>
インスタートの最終組で回った宮堂百恵選手(東建多度)がネット61をマークして、最後に首位に躍り出た。2位は、吉里志保選手(西日本セブンスリー)でネット64。3位はネット65の久保治美選手(鈴鹿)だった。
◆入賞◆

優勝 宮堂百恵選手(東建多度) N61 H17 G78(39、39)
2位 吉里志保選手(西日本セブンスリー) N64 H19 G83(40、43)
3位 久保治美選手(鈴鹿)   N65 H21 G86(43、43)
◆ベストスコア賞◆
76 吉川美香選手(松阪)
★今大会の優勝者、桐生選手と宮堂選手には、中部アンダーハンディキャップゴルフ競技(10月18日(金)に愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開催)への出場資格が与えられた。
<インタビュー>
<男子の部>
「人生3度目の70台が出ました!!」
優勝
桐生雪夫選手(MGRA山之一色) N64 H14 G78(38、40)

第1組アウトスタートの桐生選手がそのまま優勝。「グロス78は、人生3回目の70台なんです。今日はショットが乱れなくて良かった」と興奮気味に振り返った。前半を1バーディ、3ボギーで折り返し、後半は2バーディ、3ボギーと快調に進み、最終18番へ。「ほんとに調子が良かったんですが、18番で第1打を左へOBしちゃいました。トリプルボギーで終わったのは、すごく残念でしたけど、上等です」。そう言う桐生選手は昨年春からからスイング改造をしてきたとか。「横振りから縦振りに変えていて、なかなかうまくいかなかったけど、今日はよくできました」と喜んだ。
中学生の時、器械体操をしていて、県大会で2位になったことがあるという桐生選手。ゴルフ歴は20年余だが、息子がゴルフを始めるようになってからは、息子のためにとDVDや本などで独学でゴルフを覚え、教えてきた。その息子は今、20歳になり、滋賀で研修生をしている。自分のゴルフ競技としては県アンダーハンディに3年前から出場している。48歳。
ベストスコア賞も獲得の70歳
2位
森口明好選手(松阪)   N65 H8 G73(36、37)

3バーディ、4ボギーの素晴らしい内容でホールアウトした森口選手は、「今年一番いいスコアが出ました。ショットが曲がらず、よく飛んで、フェアウェイを外さなかったのが良かったですね」と穏やかに振り返った。今年70歳でグランドシニア世代になった森口選手だが、実は三重交通(株)の元社長という立派な肩書きを持っている。ゴルフ歴は22歳ごろからと長く、もう50年近く。「今は、ゴルフを楽しんでる70歳だから、元気なうちは競技にも出ます。今年は中部グランドシニアにも出ましたが、日本の出場権が取れなかったのが残念でした」。
3位
亀瀧繁政選手(白山ヴィレッジ) N66 H20 G86(43、43)

3位になった亀瀧選手も70歳のグランドシニア世代だ。「15番(パー4)で第1打をロストし、打ち直しに戻って、トリプルボギーを叩いたのが惜しかった。あとはダブルボギー2つももったいなかったけど、全体はまあまあかな」と試合を振り返った。ゴルフ歴は50歳から20年になる。三重県アンダーハンディキャップは第1回からほとんど参加。途中、5年間ほど病気でブランクがあったが、「ゴルフが好き」で復活。今年は、バッグを担いで目土袋を持ち、アイアンだけで27ホールを回る「アイアンマンカップ」という試合(ゴルフトゥディ主催)で、70歳で決勝大会に残り、楽しくできたと教えてくれた。
<女子の部>
「初めての対外競技で、優勝なんて、びっくり!」
優勝
宮堂百恵選手(東建多度) N61 H17 G78(39、39)

最終組でプレーし、優勝を果たした宮堂選手は、優勝と聞いても、きょとんとしていた。「たまたま倶楽部から言われ、出てみようかな、と思っただけで、初めての対外試合です。マーカーをすることも知らなかったし、スタートから戸惑うことばかりで、回ってきました。実力以上のものが出ました」。この日のプレーは、アプローチとパッティングが良かった。「拾って、拾って、久しぶりの70台でした。ユーティリティ7番が距離がうまく出て、グリーンに乗っていったことが良かったと思います。初参加で、程よい緊張が最後まで続いていたことも良かったのかもしれません」。
ゴルフ17年目の宮堂選手は、出場権を獲得した中部アンダーハンディキャップ(10月18日に愛知県・名古屋ゴルフ倶楽部で開催)に出場し、見事に3位入賞。JGA杯Jーsys選手権への出場権を獲得した。
「今年、一番いいゴルフができました」
2位
吉里志保選手(西日本セブンスリー) N64 H19 G83(40、43)

「このところ、ひどいゴルフが続いていて、3桁があったり、競技で最下位だったりしてたけど、今日は、手前から攻めると決めてスタートしました。第1打は乱れていたけど、アプローチがうまく行き、上がったらパーを取れた。パット数が30パット、すごく良かったんです」と、嬉しくて仕方がない様子。今年のゴルフが全くダメで、インデックスがかなり落ちてしまったことも奏功したが、「練習をやめずに続けたことで、こういういいゴルフができた。和合には行きたかったけど、満足です。本当に良かった〜〜」。
3位
久保治美選手(鈴鹿)   N65 H21 G86(43、43)

競技を終えて、アテストを済ませると、「今から東コースを回りたい」と出かけていった久保選手。「今日は最初から、終わったら回るって決めていたので、入賞して驚いてます。表彰式までの時間で回りました。14番まで行けました」。久保選手も県アンダーハンディキャップ初参加だった。「アイアンが良くて、ダフることなくショットできました。朝、家で、YouTubeで「ダフらない打ち方」レッスンを見てきたのが良かったのかな」とニワカレッスン効果があったと笑った。グロスの86がベストスコアタイだった。ゴルフを始めて8年目の50歳。
<会場風景、選手など フォトギャラリーPART1>