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三重県ゴルフ連盟

競技報告

[2023]三重県オープン/第1日 速報記事

2023/05/31(Wed) 23:35:32
第44回三重県オープンゴルフ選手権競技
2023年5月31日(水)〜6月1日(木)
会場/西日本セブンスリーゴルフクラブ 7077yd、Par72
参加人数/159名
:プロ59名(うち欠場2名)、アマチュアの部96名(うち欠場3名)
天候/曇り一時雨のち晴れ

6アンダーをマークした近藤龍一プロ(鳴海)が首位発進。

アマトップは、中学2年の岡田健太郎選手、2アンダー70。

84ストロークまでの120人が明日の決勝ラウンドへ。

三重県ゴルフ連盟3大オープンのひとつ、三重県オープンゴルフ選手権競技。第44回目の今年は、3年ぶりに一般ギャラリーがコース内に入ることができる形で開催されることとなった。久しぶりに多くのギャラリーが来場し、賑やかなオープンらしい雰囲気が戻ってきた。また、今大会では帯同キャディーも認められることとなり、18選手がキャディーを帯同している。

会場となる西日本セブンスリーゴルフクラブは、三重県で唯一の高麗グリーンのコースとして知られており、日頃ベントグリーンに慣れている選手たちにはショットの止まり具合やパッティングのスピード感などで苦労したようだ。
天候は朝のうちは曇り空で時折雨が降っていたが、午後2時頃からは日差しが注いだ。今大会は出場人数も159名(うち欠場5名)と多く、全選手のアテストが終了したのは17時だった。
初日が終わり、首位に立ったのは、6アンダー66をマークした近藤龍一選手(鳴海)だった。実に7バーディ、1ボギーと素晴らしい内容。近藤選手は2019年の近鉄賢島大会の優勝者でもあり、明日は2度目のチャンピオンを狙う。2打差の2位に、原田大介選手(スタートアップスポーツ協会)と福岡大河選手(白山ヴィレッジ)の2人が続いている。初日のアンダーパーは16人だったが、その中に、アマチュアの岡田健太郎選手(MGRA推薦)がいる。岡田選手は今大会最年少の中学2年生でこのオープン予選を勝ち抜いての出場だ。
今日の結果、84ストロークまでの120人が明日の決勝ラウンドに進出する。タイが生じたため、マッチングスコアカード方式により決定された。
明日は、7時14分からアウト・インでティーオフする。
<インタビュー>
近藤選手(写真左)、と、原田選手
首位
近藤龍一選手(鳴海)  66=34、32

アウトスタートで、1番、6番、9番の3バーディ、後半は10番から3連続バーディの後、17番でもバーディ奪取した。ボギーは4番だった。「今日はフェアウェイを外してしまってラフからのショットが多かったんですが、パッティングがよかった分、バーディが取れました。9番は奥から10メートル、12番は同組の石垣選手がホールインワンした後で9メートルが入りました」と言う近藤選手。所属の鳴海CCも高麗グリーンのため、「慣れているから」とのこと。4年前の41回大会(近鉄賢島CCで開催)のチャンピオン、36歳。
2位
原田大介選手(スタートアップスポーツ協会)  68=35、33

インからのスタートで4バーディ、1ボギーの33とし、後半のアウトは1番のバーディ1つのみの35だった。「前半はラフに入ることが多く、無理せずについたところでしっかりバーディが取れました。後半はそのチャンスに入れることができなくて残念でした」。実は原田選手はこのセブンスリーと縁が深い。というのも、大阪桐蔭高校時代、ゴルフ部の3年間、春と夏の合宿コースがセブンスリーだったのだとか。「昨日の練習ラウンドで、懐かしく思い出しながら回ったんだけど、当時は担いで走っての合宿で、あまり覚えてなかった(笑)。でも、縁があるコースなので明日は優勝を狙いたいですね!!」
2位
福岡大河選手(白山ヴィレッジ)  68=35、33

インからスタートした。前半は11番、15番、16番と3バーディ。後半は2番で右ラフに入れてしまいボギー先行、次の3番で1.5メートルにつけバウンスバックのチャンスだったが外してしまう。「惜しかったです。その後パーが続いてましたが、7番で2メートル、9番は8メートルのバーディパットが入って、ホッとしました。今回の目標は2桁アンダーなので、明日は目標目指して頑張ります」。
4位タイに4人
谷岡逹弥選手(白山ヴィレッジ)  69=36、33
1番のティーショットで、「大ダフリして、170ヤードくらいしか飛ばなくて、みんなに笑われちゃった」がパーセーブで乗り切ると、そこからアウトをオールパーで折り返す。そして後半に4バーディ、1ボギーの33でホールアウトした。「前半はチャンスが4、5回あったけど入らずパーばかり。後半の4つのバーディはどれも3メートル以内のパットでした。今日はショットがよかった」と振り返った谷岡選手。第35回(2013年の四日市大会)のチャンピオン。50歳となり、いよいよ来月からシニアデビューする。
山ノ口章大選手(京和)  69=34、35
インからのスタートで5バーディ、2ボギーだった。「前半はあまり良くない中で、11番で8メートル、18番で6メートルのバーディパットが入った。後半はショットが良くなってきて、ピンに絡んでのバーディが取れました。明日も頑張ります!!」。34歳。
中山絹也選手(宮下製作所)  69=34、35
6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーだった。中山選手は「ショットが良く、フェアウェイを外さず回れたのがよかった。ダブルボギーは5番で池に入れてしまいました。もったいないミスが結構あったので、もう少しいけたかなあ、と思う。去年は’2位で終わってるので、今年はリベンジです」。プロ4年目の26歳。プロとして三重県オープンに出場は3度目。
金村吾策選手(PGA TOUR SUPERSTORE)  69=34、35
アウトからスタートし、ロング2つ、ショート2つ、ミドル1つの5バーディ、2ボギーだった。「「ティーショットが良くてフェアウェイを外さなかったことがよかったですね。高麗芝で止まらないので、手前に置くようにしました。パッティングも良かったですね。4番で手前から16ヤードのチップインバーディが決まって、あれが大きかったです」と振り返った。52歳。
アマチュアの部
首位(総合8位タイ)
岡田健太郎選手(MGRA推薦)  70=36、34

アウト4組のスタートだった。早々に2アンダーをマークし、最後までアマチュアトップに立ち続けた。5バーディ、3ボギーの内容について「今日はドライバーが悪くなかったです。15番だけは曲げてしまったけど、フェアウェイキープができました。パッティングもよかった。高麗芝は苦手だけど、まずまず対応できたと思います。ショットも高麗グリーンを考えて、番手を一つ下げて手前から攻めるようにしたのが良かった」。岡田選手は中学2年生だが、一昨年から3年連続の出場、いずれも予選を堂々と突破しての本戦出場だ。今年は三重県ジュニアでベストスコアの総合優勝も獲得している。大人に混じってのこの大会、明日はどこまで伸ばせるだろうか。
2位(総合17位タイ)
石垣珠侑選手(東北福祉大)  72=36、36

「4バーディ、4ボギーでした。フェアウェイには行っていましたが、グリーンが難しかったです」。
★ホールインワン達成
石垣敢大選手(白山ヴィレッジ)  

12番(174ヤード)のショートホールで、石垣選手がホールインワンを達成した。テーラーメイド(P770)の7番アイアンで放ったスリクソン(ZスターXV)は手前2.5メートルで跳ねてコロコロと転がってカップイン。コールオンしていたため、グリーンサイドで前の組からも拍手が贈られた。「持ち球はドローですが、フェードで打ちました。試合では初めてのホールインワンです」と嬉しそうな石垣選手だった。