2023三重県アマチュアゴルフ選手権競技
2023三重県ミッドシニアゴルフ選手権競技
2023年7月27日（木）
会場／三甲ゴルフ倶楽部榊原温泉コース
アマチュア6898yd、ミッドシニア6274yd ／Par72
参加人数／アマチュア64名（うち欠場3名）
ミッドシニア96名（うち欠場6名）
天候／晴れ

三重県ゴルフ連盟では、今年度から県アマ、県シニア、県ミッドシニア、県グランドシニアの４競技をそれぞれ単独の主催競技とし、２日間に分けて開催することになった。その1日目の今日、県アマチュアと県ミッドシニアが行われ、合わせて151人が参加した。

競技は午前７時にアウトとインからティーオフ。朝から青空が広がり、気温上昇、風もなく、ムッとするような暑さの中、選手たちはまさに汗だくのプレーを続けた。熱中症対策として、連盟では看護師に待機してもらい、気分のすぐれない選手への対応を準備していた。

60歳以上に出場権のある県ミッドシニアの方から競技が進んだ。最初のホールアウトは１２時３０分過ぎで、高橋東守選手（ライオンズ）が77をマークしてきた。続く２組目で76をマークしたのが福田芳幸選手（四日市）で、この先、スコアはどこまで伸びるのか注目された。まもなく、小川竹男選手（涼仙）がイーブンパー72をマークし、首位に立った。さらに、その２組後で、長田和正選手（ルート２５）が同じく72でホールアウトし、首位タイに並んだのだ。2人のプレーオフも視野に入りつつ、後続の上がりを待つこと小１時間。最後まで72を上回る選手は現れず、76歳の小川選手と69歳の長田選手のプレーオフへ突入した。
プレーオフは10番Hで行われた。その１ホール目。第1打、小川選手はバンカーへ、長田選手はフェアウェイ。小川選手の第2打は左の樹にあたり、残り140ヤード付近、そこからの第3打がグリーンオーバーした。一方、長田選手は第2打もフェアウェイに置き、第3打をピン手前10メートルにオンした。そして、小川選手の第４打、アプローチは芝に引っかかったのかカラー付近でっと待ってしまった。ピンまでは5メートルを残した。続く、長田選手のバーディパットは１.5メートルショートする。1打ずつが息を呑む状況だったが、小川選手のパーパットはカップを抜けてオーバー、長田選手がしっかりとパーパットを沈め、勝負あり。長田選手が初優勝に輝いた。

入賞

県アマチュアは県ミッドシニアに続いて、午前８時４８分からティーオフがはじまった。競技は順調に進み、次々にホールアウトしてくる選手たち。どの顔も炎天下をプレーしてきて汗だく。「バーディパットが入らなかった」「グリーンが難しかったね」と残念の声。そんな中、１アンダー71をマークしてきたのが、宮崎冬詩選手（三重フェニックス）だった。2バーディ、１ボギーの安定した内容で、ただ一人のアンダーパー。堂々の初優勝となった。2位は１オーバー73の松本尚樹選手（三重）で、昨年に続く連覇を逃した。さらに1打差の74には、中村寛亮選手（鈴鹿）、水谷友哉選手（スリーレイクス）の2人が続いたが、マッチングスコアカード方式により中村選手が3位入賞となった。

入賞

優勝　宮崎冬詩選手（三重フェニックス）　71＝35、36
２位　松本尚樹選手（三重）　　73＝35、38
３位　中村寛亮選手（鈴鹿）　　74＝36、38