第15回三重県民ゴルフ振興基金県大会
2023年11月17日（金）
会場／ローモンドカントリー倶楽部
距離と参加人数
男子70歳以上の部　5884yd、Par72／81名（うち欠場10名）
男子60歳未満の部　6503yd、Par72／45名（うち欠場3名）
天候／雨のち晴れ

三重県ゴルフ連盟主催競技の今年度最終となる三重県民ゴルフ振興基金県大会、その残り２部門である男子70歳以上の部と男子60歳未満の部が終了した。
昨夜から降り続いた雨のため、スタート時間を30分遅らせ、最初のティーオフは8時となった。まだ雨は降っていたが、徐々に小雨に、そして、雨がやむと今度は強風が吹くと同時に気温もグングンと下がり、手がかじかむほどに。その後、陽射しとともに気温も上がり始めたものの、ようやく風が落ち着いたのは午後2時を過ぎてからだった。
選手たちは雨と強風のために思うようなプレーができなかったようで、とりわけ最初に雨の中をティーオフしていった男子70歳以上の部はスコアが伸びなかった。

昨日の３部門同様に、今日の２部門も、各地区の予選、さらに地区決勝大会をくぐり抜けてきた精鋭ゴルファーたちである。表彰はそれぞれ３位までが表彰式でレプリカを贈られた。また、５位までの入賞者、５飛び賞、BB賞、BM賞は該当者に後ほど副賞が贈られることになっている。

アウト4組目でスタートした山口選手が77ストロークで首位に立ち、後続のホールアウトを待つ形となったが、過去優勝者の辻幸博選手（三重白山）や岡村多聞選手（伊勢）たちけもスコアを伸ばすことができず、最後まで上回るスコアは現れなかった。優勝の山口選手はゴルフ歴50年の70歳、「雨と風がひどくて、難しかった。県民大会にはずっと出ていますがまさか優勝とは」と初優勝を喜んでいた。２位は1打差78ストロークで鈴木選手と右城選手が並んだが、マッチングにより鈴木選手が２位となった。

優勝　山口芳隆（グリーンハイランド）　77＝39、38
２位　鈴木茂（白山ヴィレッジ）　　　　78＝44、34
３位　右城省三（榊原）　　　　　　　　78＝37、41
※タイが生じたためマッチングスコアカード方式により決定された。

この部門のイン1組目でスタートした笠井聖文選手（ローモンド）が81ストロークでハウスリーダーを続けていたが、アウト最終組の4人がナイスプレーでホールアウトし、上位を独占した。首位は大西選手の75ストローク、4打差79ストロークで奥野選手と豊田選手、そして80ストロークで中井徳樹選手（ルート25）で４位に。笠井選手は５位入賞になった。
昨年に続く連覇を達成した51歳の大西選手は「スタートの1番、2番で連続ボギーを打ってしまったんですが、同伴のみんながすごくステディなゴルフをしていて、必死に追いついていこうと頑張りました」と振り返った。

優勝　大西潤（三重白山）　　　　　75＝38、37
２位　奥野桂佑（ローモンド）　　　79＝38、41
３位　豊田昌史（タートルエース）　79＝37、42
※タイが生じたためマッチングスコアカード方式により決定された。